シック・ボーイ

『OH! That’s a 紳士 JOKE デースwwwwwwwwww』

『でも皆サン死んでいるので誰も笑ってくれまセーン……。』



【―――――概要―――――】


元カノッサ機関のアンダーナンバーにして、現ナンバーズNo.4に所属する戦闘員の1人。
"参謀ソーン"と行動を共にする事が多く、言わば彼直属の部下の一人であり、同時にボディーガードの役目も果たす。
No.7<Nemesis>とは同僚の様な関係であるが、年齢の差故か、カノッサにおける従事期間の差故か、一応彼が上司という事らしい。



外見はパリッとした黒光りする漆黒のタキシードにシルクハット、雨でも晴れでも常備している黒い傘に銀縁の片眼鏡と
一般的な『英国紳士』のイメージに近い様な、オールドで上品なスタイルをしている高齢の男性。外見年齢は50か、60と言った所。



だがその見かけによらず口を開けばハイテンションな口調と出鱈目な片言の言葉で喋るファンキーな"似非紳士"であり
同時に当人もカノッサのナンバーズというだけあって高い戦闘力とあくなき戦闘への探求心を持っている、危険人物。


"戦闘"という行為自体に快楽、快感を得ている生粋の戦闘狂である上、攻撃されたりダメージを負ったりした際に
恍惚の表情を浮かべている事が散見される為、所謂"ドM"と呼ばれる様な人種である事に間違いなさそうだ。
しかし本人はこの特性を活かし、被弾を恐れず敵の攻撃の中を掻い潜る様にして、後述の「能力」による超高速戦闘を得意とする。


現在はソーン、Nemesisと共に「ある計画」を遂行する為に水面下で活動しており、
邪魔者の排除から裏切り者の抹殺、情報漏洩を阻止する為の根回しなど随所で暗躍を重ねている。




【―――――能力―――――】


 FUSION INSECTS " Cock Roach"


No.7 Nemesisが所有している昆虫との"融合"を果たす特殊能力と、同種類の能力。
この力はNo.1 ソーン傘下の研究部によって開発された物であり、人体に対して改造を施す事で
特定の「昆虫」と人間の細胞を遺伝子レベルで融合させ、その力を得るという、非人道的な実験の末生まれた技術である。
改造された者は戦闘時に人間と昆虫とが混ざり合ったかの様な"異形"の姿へと変身する事が可能となり、
融合元になっている昆虫の力を増大・そして肉体へと反映させて、化物じみた身体能力・特殊能力を発揮出来る様になる。

Nemesisがカブトムシ、クワガタムシ、そしてカミキリムシと、三種類の融合を相手によって使い分けるのに対して
シック・ボーイの融合元となっている昆虫は"Cock roach=ゴキブリ" のみ であり、単一の力だけで戦い抜いている。

しかし、昆虫との融合率や戦闘後の体調、日常生活への支障など様々な点で不安が残る多重融合者のNemesisと比較して
シック・ボーイはこの力を身体へと完全に"慣らし"ており、投薬など科学的補助抜きで100%制御している為、
総合的な戦闘力と持久力においてはNemesisを遥かに凌駕する数値を発揮出来る様に至っている。

また、本人の戦闘能力の高さや狂気じみた戦意、過激な戦闘スタイルも融合元のゴキブリと非常にマッチしており
決して厚い装甲とは呼べない軽量の外骨格を身に纏い、黒く染まった怪物の肉体を闇夜に疾駆させ、
時にドラッグ・レーサーマシンをもブチ抜く程の瞬発力・加速力と、スーパースポーツバイクをも上回る機動力を以てして
弾丸の如きスピードで敵を殲滅していく。そう、醜い生物との融合で得たのは、圧倒的なまでの "スピード"。 

節足動物の中で最も素早く、そして助走無くして瞬時にトップ・スピードを弾き出せるという、
ゴキブリの持つ爆発的なまでの反射神経こそが、この驚異的な能力の最大の武器である。




【―――持ちもの―――】


  • 黒い傘

シック・ボーイ特注の大きな傘。雨が降っていようが振ってなかろうが関係なく常に持ち歩いている。
特殊な合金で作られた骨組みと、防弾繊維で編み込まれた幌を持ち、接近戦の武器や盾として戦闘に用いる姿も見受けられる為
彼にとってはこれが"武器"で在る様だ。また、先端から持ち手までの筒は内部にバレルとライフリング、火薬機構を備えた"銃"であり
持ち手に設けられた小さなトリガーを引く事で、強力な50口径ライフル用マグナム弾を発射する事も出来るようになっている。


  • ティーセット

紳士の嗜み。その名の通りの紅茶セット。タキシードの内側に常に装備されており
戦闘中に喉が渇いても飲めるよう、瞬時に取り出せる工夫がなされている。


  • シルクハット

紳士の嗜み。挨拶をする時には外す事が多いが、建物の中でも取る事はあまりない。


  • リプトン

ティーセットの中身。自分で紅茶を淹れるのが面倒なので、これを常に持ち歩き、
雰囲気を出す為ティーセットにわざわざ移し換えて飲んでいる。


  • 紅茶花伝

ティーセットの中身。紳士たるもの、リプトンが無くなった時の不測の事態に備えているのが嗜みであって


  • 角砂糖

あまい。主食。


  • 午後の紅茶

中身。嗜み。

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最終更新:2015年02月24日 17:48