ディミーア・エルドワル

崖際に立ちながら、夢を追う
そうすることでしか、世界は救えない

————我らに正義があるのだから


自警団所属の魔術剣士。
年齢は三十歳前後。暗い赤髪の男で、剣士だけあって身体は見て分かるぐらいに鍛えられている。
大剣をいつも背負っている。鞘や柄、鍔には儀礼剣のような美しい装飾が施されている。この剣はとある山村を救った際にもらったものらしい。銘は『導くフィデリウス』、”フィデリウス”が”輝き”を意味する。
扱う魔術は高重力を発生させるなど、重力操作系。剣士としての腕もあり戦闘力は高い。
自警団の特殊部隊『ヴィセリツァ』の隊長。どのような部隊かは明らかになっていない。
正義感が強く、自信家。冷静に見えて激情家。無辜の民を助けるという信念も持っているが————


≪ 隣に立つ過去/今 ≫

カノッサ機関や能力者に対する憎悪は凄まじく、狂気の域に達している。
その原因は彼の過去にある。かつて軍人だったディミーアは、妻子を機関員に人質に取られて暗殺業務を命じられていた。
ある日、命じられた相手を殺すと、それは能力によって姿の変えられた妻子だった。
それ以来、彼は妻子の幻覚を見る。二人はディミーアが幸福や平穏だと思う何かに触れたり考えたりすると、酷い頭痛と共に現れては彼を責め立てている。
そんな過去の記憶から逃れるために、闇商人が扱う危険な薬物を服用している。それが幻覚と狂気じみた殺意を余計に強くさせている。


最近の主な動向
  • 西島逮捕に助力して以来、公安内の『ゼロ』に協力している。
  • 夕月から「ブラスフェミア」という科学者の話を聞き、情報を集めることにした。

他者との関係性
黒野 カンナ——戦友。対公安・機関戦において絶対の信頼を持って命を預ける相手。
カチューシャ——愛する女。殺さなくてはならない者の中で、殺したくないたった一人。
厳島 命——戦友。自身の過去さえさらけ出した友人。
那須翔子——友人。自身の過去に涙さえ流してくれた優しい子。
——戦友。純粋な正義感に感動さえ覚えた。普段はじゃれついてくるのを鬱陶しがりながらも内心は楽しんでいる。
鳴神 義勇——顔見知り。出会ったのは一度だけだが、成長を気にしている。
夕月——知人。困ったら助けると約束したのに、助けられていない。優しい子。
白坂 佳月——知人。夕月のことを知らせてくれた。けど彼女のことも心配している。自警団員ならきっとそうする。
ビリー&マリー——部下(?)立場にかこつけて言うことを聞かせている。が、案外、嫌ってはいない。
ジルベール・デュボン——厄介な敵。自身をナンバーズに推薦した男ではあるが、完全な敵そのもの。

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最終更新:2018年04月15日 16:37