■ Windows Subsystem for Linux の Emacs で利用できる設定
【お知らせ】
<2021/06/29 追記>
次の設定により wslstart をインストールし、4) の設定を黄色背景箇所のとおりにすると、Remote-WSL で開いているフォルダからでも Windows のファイルやフォルダ、ショートカットファイルなどをターミナルを介さずに開くことができるようになります。
"alt-editor.binary": "wslstart",
"alt-editor.args": "{filename}"
wslstart の代わりに次で紹介している sglstart を利用することもできます。
<2021/02/05 追記>
本ページの内容は WSL2 でも動作します。DrvFs や VolFs の記載がある場合には、Windows 側のファイルシステム、WSL2 側のファイルシステムと読み替えてください。
<2019/10/20 追記>
本設定と逆方向の操作をしたい場合には、次の設定を参考としてください。
【本題】
VSCode で開いているファイルを WSL の Emacs で開くための設定です。
次のページの内容を参考とさせていただきました。本設定は、次のページの内容を VSCode for Windows で動くようにしたものです。
1) 次の設定を参考とし、wslemacs-start.exe を起動して、wslclient.exe コマンドが動作するように設定する。
2) VSCode に拡張機能 Open in Editor をインストールする。
3) Open in Editor をローカル環境の拡張機能としてインストールした場合は、Manage > Configure Extension Settings の User タブより settings.json を開き、次の設定を追加する。
"alt-editor.binary": "<C:\\で始まるコマンドのパス(\は\\とする)>\\wslclient.exe",
"alt-editor.args": "-n +{line}:{column} {filename}"
4) Open in Editor を Remote-WSL の拡張機能としてインストールした場合は、Manage > Configure Extension Settings の Remote タブより settings.json を開き、次の設定を追加する。
"alt-editor.binary": "wslclient.exe",
"alt-editor.args": "-n +{line}:{column} {filename}"
5) VSCode を再起動する。
6) VSCode でファイルを開き、Alt+Shift+e を入力する。
7) 必要に応じて keybindings.json を設定し、キーバインドを変更する。
コマンドパレットを開き、key と打って表示される Preferences: Open Keyboard Shortcuts (JSON) を選択して開く keybindings.json に次を設定する。
{
"key": "ctrl+c e",
"command": "alt-editor.openFile",
"when": "editorTextFocus"
}
<変更履歴>
- 2019/10/20 このページを作成した。
- 2019/11/06 VSCode を Remote-WSL で動かしたときに正常に動作していなかったのを対策した。
最終更新:2021年06月29日 15:12