ロールプレイコンフェション
ロールプレイコンフェションはナノクフィクションで利用される創作上のしかけである。20世紀初頭にヤコブモレノが考案したサイコドラマ(心理劇)の手法に依っている。主要なファクターとしては以下の3つがある
- プロタゴニスト(主役)
- オーグスエゴ/デュータロゴニスト(補助自我)
- ダブル(もう一人の自分)
例えばこの手法の援用として、大作ファウストにこの関係性をあてはめてリハッシュ(焼き直し)するとする。プロタゴニストはファウスト、ダブルはメフィストフェレス、そして様々なオーグスエゴたちがファウストを通り過ぎて行く。それは人物であったり、幽霊であったり、感情や概念そのものだったりする。
上記のままであれば、「時をかける博士」オールドスクールな古典劇となるが、ロールププレイコンフェションの醍醐味は役割交換(Role Reversal)である。たとえばメフィストフェレスがなぜかファウストたりえなければならないとか、ファウストが狂言回しにならなければならない、といった一見ふざけたような導入が、そのファクターの重要な部分を浮き彫りにする。(もしもコント参照)
上記のままであれば、「時をかける博士」オールドスクールな古典劇となるが、ロールププレイコンフェションの醍醐味は役割交換(Role Reversal)である。たとえばメフィストフェレスがなぜかファウストたりえなければならないとか、ファウストが狂言回しにならなければならない、といった一見ふざけたような導入が、そのファクターの重要な部分を浮き彫りにする。(もしもコント参照)
名称についてはサイコスリラーなどとの混同を避けるように、サイコドラマという呼称を使わずロールプレイコンフェションと呼び、サイコドラマの定義の一部だけを創作上のしかけとして流用する。批評のばあいは定義のうえでサイコドラマ(心理劇)という呼称をそのまま使ってもよいかもしれないが、ナノクプロットその他の定義場合はロールプレイコンフェションという呼称を強く推奨する。
毎度のことながらこれはフィクションのしかけとして局所的に利用するため、社会的な療法としてのサイコドラマやロールプレイについては定義の範囲外とする。またそれらに対する積極的な社会的コミットも行わない。(援用を恐れつつ流用はする)
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