2010年10月10日に開催された第100回例会の様子を報告します。
参加者は12人で、久しぶりの2ケタ参加となりました。
また、記念すべき100回目かつOASE発足おおよそ10周年ということで、夕方から参加者を募って宴会を行いました。
・「メンバーズオンリー」 5人
英国人の賭け好きは有名です。あちこちにブックメーカーという賭け屋が存在し、スポーツはおろか、政治や天気まで賭けの対象となります。
このゲームにブックメーカーは出てきませんが、プレイヤーは英国紳士となり、会員制クラブで心底どうでもいいことで賭けを行います。
クニツィア作のなんとも悩ましいゲームで、海外よりむしろ日本で人気があるゲームですね。最近リメイクされました。
ちなみに前述のブックメーカーですが、日本で同じことを行うと完全に違法行為なので真似をしないでください。
・「ダンジョンクエスト」 4人
20年以上前のゲームのリメイクだそうです。
プレイヤーは1人の冒険者となって迷宮に侵入し、怪物や罠を掻い潜って財宝を強奪するゲーム。
何気に最近この手のゲームの新作やリメイクをよく見かけます。
結構シビアな負け抜けゲームみたいで、1人は最初の怪物にやられて脱落していました。
・「ショットアウト」 2人
ダンジョンクエストで真っ先に脱落したプレイヤーと新たに来場された方でプレイされてました。
前回もそうでしたが、結果をサイコロに委ねるタイプのゲームは盛り上がります。
・「チグリスユーフラテス」 3人
「名作の誉れ高く、何度も再販されているのにプレイしたことない人が意外に多いゲーム」ランキング1位。
ついでに「アクションの条件や特殊処理、例外処理がやたら多く、インストが死ぬほど面倒なゲーム」ランキング1位でもあります。
どちらも私が勝手にでっちあげたものですが、印象としてはそんなもの。事前に配ったプレイサマリーは役に立ってましたか?
検索すればいくらでもヒットすると思うのでゲーム自体の説明はいらないよね?
・「ナゲッツ」 3人
「インストが死ぬほど面倒なゲーム」のインストをしていたら隣でやってたゲームが終了していたでござるの巻。という訳でプレイ中の写真はなし。
陣取りですが、置くコマでブラインドビットをするというゲーム。悩ましいというより初めは何やったら良いのかさっぱり分からないです。
・「グリモワール」 3人
国産ゲームだそうです。カードゲームみたいなパッケージでしたが、結構いろんな物が入っていて驚きました。
プレイヤーごとに渡される魔道書を使うギミックが面白いとのこと。
・「郵便馬車」 4人
2006年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作。神聖ローマ帝国に郵便網を作っていくネットワークゲーム。
かなり綿密な計画を求められるゲームで、わずかな失敗で勝利レースから脱落してしまう鋭いゲームです。
しばしばソロプレイ感の説明に使われるゲームでもあります。やっていることは複数エリア同時早い者勝ち競争としか形容できませんが。
ちなみに私、「ソロプレイ感はただの気のせいだ」が持論であります。
・「たんとくおーれ ~ドキドキバケーション~」 4人
前回に続いて今回もやってました。OASE参加者にはおなじみになってしまった通称「メイドミニオン」です。
持ち込まれた方の「実はドミニオンをやったことがない」発言には驚かされました。
・「アップタウン」 4人
私の好きなゲームで、今回久しぶりに立卓させていただきました。
タイル引きのゲームですが、各自のタイルセットから引くため、ランダム要素が「どのタイルを引くか」ではなく「どの順番で引くか」になってます。
手札も5枚あるので戦略やタイルの置き方の影響が強く、引き運の比重はそれほど大きくないゲームです。
イエローが驚異的な引きと隙のないタイル配置で数々の妨害を撥ね退け、堂々の勝利。
・「カードカソンヌ」 3人
カルカソンヌを一文字もじったタイトルですが、内容は全然関係ありません。
ここ最近の小箱ゲームの中では突出した出来だと思います。個人的にはカルカソンヌを遥かに凌ぐ面白さ。
ゲームシステムに関連性が微塵もないので比べるだけ無意味ですが。
以上、例会報告でした。
次回は11月14日(日)となります。皆様の参加をお待ちしております。
写真・文 : 池田@代表補佐見習い?
最終更新:2010年10月13日 23:39