2014年6月8日に開催された第144回例会の様子を報告します。
この日は総勢15名での例会となりました。
東京ゲームマーケット翌週ということで、ゲムマ新作や再販がよく稼動していました。
・「バサリ カードゲーム / Basari - Das Kartenspiel」 4人
長らく絶版になっている名作「バサリ」の、最近出たカードゲーム版。
いろんな所でよく見かけます。
・「ちくわ争奪戦」 4人
何故ちくわ?ゲムマ新作の短時間ゲーム。
・「太平洋戦史」 2人
ウォーゲームです。
・「ラブレター / Love Letter」 4人
初めての人が居たので無印版で。
海外でも高い評価を得ています。
・「ゴッズギャンビット 神々の一手 / Gods' Gambit」 4人
ゲムマ新作。写真からは想像できないかもしれませんが、基本は「ウノ」です。
様々な特殊効果をカードにぶち込むアメリカンスタイル(偏見)でなかなか面白い。
・「宝石の煌き / Splendor」 3人
ドイツ年間ゲーム大賞ノミネートの話題の新作。
拡大再生産のリソースマネジメントですが、プレイ感はシンプルです。
高級感のあるコインや美しいアートワークにも目を惹かれます。
・「マンハッタン計画 / The Manhattan Project」 4人
名前の通り原子爆弾の製造(競争)をテーマにしたワーカープレイスメント。
科学者やエンジニアのリクルート、ウランの採掘、濃縮ウランやプルトニウムの精製、
原爆の設計、製造といった工程がしっかりと、しかも複雑過ぎない程度に表現されています。
構造が複雑なプルトニウム爆弾は核実験する前は勝利点が低くなるというこだわりもニクい。
原爆製造でしか勝利点が手に入らないところは、多様な得点手段を持たせる最近の流行から外れるが、
テーマが原爆製造競争のこのゲームにおいては正解だと思う。
巷でよく言われていますが、話題性だけでなく、ゲームとしても良く出来ています。
・「王宮のささやき / Palastgefluester」 4人
このゲームも日本語版が出てからよく見かけるようになりました。
・「大海戦」 3人
随分と昔のカードゲームみたいで・・・
・「妖精奇譚」 4人
10年位前の国産カードゲーム。ゲムマで再販されたようです。
当時としては珍しいカードドラフトがメインメカニズム。
・「BIRTE」 3人
これもゲムマ新作。
サイコロを使ったエリアマジョリティ?
・「スティッヒルン / Sticheln」 4人
定番トリックテイク。
前回やった「ダビデとゴリアテ」も同じ作者です。
・「パンデミック / Pandemic」 4人
協力ゲームの傑作。
アンドロメダ病原体から人類を救え!
・「ラー / Ra」 3人
競りゲーの定番。初心者でもプレイしやすいです。
・「彼女のカレラRS」 3人
漫画原作のトリックテイクという珍しい一作。
これもゲムマ新作です。
・「マスクマン」 4人
これもゲムマ新作。プロレスがテーマらしい。
・「ベガス ショウダウン / Vegas Showdown」 3人
ラスベガスでのホテル経営がテーマのところてん競り。
コンポーネントが凝っていて、カジノのコインにしか見えないお金、
クラップスか何かのテーブルにしか見えないゲームボード、Dealerと書かれた
スタートプレイヤーマーカーなど、いかにもラスベガスという雰囲気に満ちています。
・「ティンダハン」 4人
今回はトリックテイクが多いですね。
数年前出た「フィリピーノフルーツマーケット」から「ティンダハン」を日本語化したものです。
もうひとつ入っていた「バストス」ですが、実は販売元のニューゲームズオーダーのWebサイトから
ルールをダウンロードすることができます。
・「ロストシティ / Lost Cities」 2人
クニツィアらしいジレンマに溢れる2人ゲームの傑作。
・「街コロ」 4人
これもゲムマ再販組でしょうか?
サイコロを振ってお金を得て、施設を買って自分の街を発展させていきます。
サイコロで資源(金)→街(国)の発展という形式はそれなりに見かけるデザインです。
・「藪の中」 4人
推理ゲームかと思ったらブラフゲームだったでござる。
以上、例会報告でした。
もしゲームの抜けがあったら申し訳ありません。
あと、掲載順は結構いいかげんです。
写真・文 : 池田@代表補佐見習い?
最終更新:2014年07月02日 07:01