セシャト(Seshat、śš3t)

 その名は、『書記』『書くもの』を意味する。女神用の古風な服を着た女性として表される。文字の女神であると同時に建築家の守護者。王と共にくいを打つ位置を決め、縄でつなぎ境界を定め建造物の平面図を地面に描く。これらを行うには計算の知識が必要でありそれ故、数学の女神ともされる。書記の神としてすべてを記録し神の古文書を管理する。

参考文献

ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説エジプトの神々事典』161頁

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最終更新:2021年05月30日 09:27