須佐之男之尊が十拳(トツカ)の剣で八岐大蛇を切ったときに大蛇の体内から出てきた剣。
後に日本武尊が東国で計られ草に火をつけられ殺されそうになったとき、
この剣で草をなぎ払い難を逃れたところから草薙剣と呼ばれるようになった。
また、「天之尾羽張(アマノオハバリ)」、抜くと雲が群がるところから「天之群雲剣(天叢雲剣:アメノムラクモノツルギ)」とも呼ばれた。
もともとは「くさなぎ(きみょうな蛇)」という名称だったとする説もある。
その後天照大神に捧げられ、現在は熱田神宮にあるといわれている。
江戸時代の書物に、神官4~5人が神剣を盗みみたという記述がある。
このあと、彼らは神剣の祟りにあったのか、記述を残した人物以外は死んでしまったという
<参考文献>
新紀元社 佐藤俊之とF.E.A.R.著「聖剣伝説」