石川五右衛門(いしかわごえもん)

多数の浄瑠璃、歌舞伎で語られる安土桃山時代の義賊
小粋な盗賊の頭領であり、忍者として描かれる。

京を一望できる南禅寺山門の上で、桜を見ながら「絶景かな、絶景かな…」という台詞や、その辞世の句「石川の 浜の真砂は 尽きるとも 世に悪人の 種は尽きまじ」が有名(いずれも創作)。

実際は盗賊であった事以外は不明。そのため創作の材料にしやすかったと推測される。

1594年に彼と見られる盗賊が京都三条河原で釜ゆで刑(湯で煮る、油で揚げる、もしくは空の釜で焼き殺す刑)に処された記録が、公家の日記や外国人貿易商の著作等に残されている。

なお、実際に処刑に使用した釜が戦前まであった。

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最終更新:2005年08月22日 08:13