ポセイドン(Poseidōn、Ποσειδων)

ギリシャ神話にて、海を統べる神。ローマ神話におけるネプトゥヌス、英語でネプチューン。
妻はオケアノスの娘アンピトリテ?クロノスレアの子で、ゼウスハデスその他の兄弟である。
オリンポス十二神の一人。
父の支配権を3人の兄弟で分け合い、海の神となる。
海の底に素晴らしい宮殿を持っている。
黄金のたてがみ,青銅のひづめの白馬の引く戦車に乗り、手に三つ又の矛(槍)トライデントを持ち、海の怪物を従えて海原をかける。
その槍はあらゆるものを砕き、また地面を突いて泉を湧き出させたりする。
また、白い波は彼の飼っている馬と見られ、人間は彼から馬を与えられたのだといわれる。ここから馬の守護者とも言われる。
彼はまた、地震を起こす神として、大地を揺さぶる者と呼ばれる。
また、地下の水の支配者として、泉の所有者とされる。
大きなホラ貝を吹くトリトン?は、彼とアンピトリテの子供。
海の老人で、あらゆるものに姿を変える力を持つプロテウス?は、彼の従者、または息子と言われる。

海の神には、ポセイドンの他にも、ポントス?ネレウスオケアノスがいる。
ポントスは深い海の意味で、大地母神ガイアの息子と言われるが、海の擬人化であり、神話ではあまり活躍しない。
ネレウスは海の老人と呼ばれ、信頼すべき、優しい神とされる。
ネレウスはオケアノスの娘ドリスを妻とし、五十人の美しい娘が生まれた。
これが海のニンフたちで、父親の名をとって、ネレイス(ネレイデス)と呼ばれる。

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最終更新:2005年09月24日 05:47