イリノテカン(CPT-11)による下痢には、投与後すぐに起こる下痢と3~6日ぐらいに起こる下痢の2種類があります。治療開始後3~6日目に起こる下痢は、イリノテカンの代謝物が腸の粘膜細胞を傷害するために起きると考えられています。症状の程度に個人差がありますが、どちらも腹痛があったり水のような便が出たりします。白血球が減少しているときに下痢が起こると腸炎を合併しやすくなるため注意が必要となります。
緊急受診の必要性・・・当てはまる場合は緊急受診
対処法について調べる・・・医師のアドバイス
患者さんの経験談