俺の妹がこんなに可愛いわけがない1

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ISBN978-4-04-867180-4
本体価格:570円
発売日:平成20年8月10日

帯の推薦コメント
  • 乃木坂春香
「とっても面白かったです。
 桐乃さんとお友達になりたいです」



あらすじ

どこにでもいるような男子高校生高坂京介と、そんじょそこらには中々いないような美少女中学生高坂桐乃は兄妹である。もっとも、彼等はもう何年もほとんど口もきかないような関係であった。
だがある日、京介は偶然桐乃の秘密を知ってしまう。実は桐乃は、18禁のエロゲーや大きいお友達向けのアニメにハマリまくっている、ディープなオタクだったのだ。

京介が桐乃の秘密を知ったその日から、止まっていた兄妹の時間は動き出す。
「……人生相談が、あるの」
その桐乃の言葉を発端に、京介は、桐乃の理解者となった。そして、オタクとしての桐乃が黒猫や沙織といった友人を作る手助けをした。

桐乃にオタクの友人を作ったことにより、自分の役割は終わったと考えた京介であったが、事態は平穏なままでは済まなかった。桐乃の秘密が、厳格な父親に露呈してしまったのだ。
父親からオタク関係のコレクションを処分し、オタク趣味を止めるよう迫られ、葛藤して涙を流す桐乃を見て、京介は、恐るべき父親と闘うことを決意する。そして、殴られながらも萎えない気迫でもって、父親に桐乃が趣味を続けることを認めさせたのであった。

桐乃が直面した困難を排除したことによって、京介は、兄妹の関係がまた以前のものに戻ると考えた。
だが、そうした時、桐乃は京介に対して、まだ「人生相談」が終わっていないことと、初めての感謝の言葉を告げるのであった。



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最終更新:2013年06月08日 21:18