キーボードショートカット
はじめに
Macを快適に使いこなすための近道は、キーボードショートカットを覚えることである。一般的には、Macではマウスを中心とした操作体系であると思われがちである。実際、昔のMacはマウスは本体に附属していたものの、キーボードが別売りだったという時期すらある。しかし現実的にはマウスのみで操作するというのは非効率であり、ショートカットを覚えることによって、作業を迅速に行えるようになる。
Macの特長の1つとして、それぞれのソフトの操作体系が似通っているということが挙げられる。Windowsだとソフトごとに作法が異なるということがよくあるが、Macでは基本的にそのようなことはない。そのため、ショートカットも異なるソフト間で共通に使えるものが多い。(例えばWindowsでは、「終了」がAlt + F4だったりCtrl + Qだったりと統一されていない。)
表記上の注意
Cmd:commandキー
Opt:optionキー
Ctrl:controlキー
Opt:optionキー
Ctrl:controlキー
ほとんどのソフトで共通に使えるショートカット
Cmd + O
開く(Open)。FinderでCmd + Oを押した場合は、選択しているファイルを関連づけられているアプリケーションで開く。あるソフトを使用中にCmd + Oを押した場合は、そのソフトを使ってどのファイルを開くかを尋ねるダイアログが出る。
Cmd + N
新規(New)で開く、作成する。ファイルを編集するためのソフトで押すと、新しくファイルを作成する。例えばMicrosoft Wordでは新規ドキュメントが開かれる。一方、何かを閲覧するためのソフトでは、閲覧に必要なウインドウが開かれる。例えばSafariでは、新規ブラウザウインドウが開かれる。同様に、Finder?でも新規ウインドウが開かれる。OS 9?までは新規フォルダの作成がcmd + Nであったが、OS Xから挙動が統一された。
Cmd + C
コピー(Copy)。選択したテキストや画像などをコピーする。コピーされたものはクリップボードに格納され、ペーストされるまでクリップボード内に保持される。テキストをコピーした場合には、そのフォントや文字サイズまでコピーされる。
Finder?でファイルやフォルダをコピーをした場合、ペーストすることによってそのファイルやフォルダを複製することができる。
Finder?でファイルやフォルダをコピーをした場合、ペーストすることによってそのファイルやフォルダを複製することができる。
Cmd + V
ペースト。コピーしたものを貼付けて複製する。
Cmd + X
カット。コピーと似ているが、もともとあったものが削除される。カットしたものはクリップボード内にしかないので、ペーストし忘れると情報が失われる。Windowsのエクスプローラではファイルに対してカットが使えるが、Finder?ではカットを使用することができない。
Cmd + P
印刷(Print)。印刷ダイアログを表示する。
Cmd + Shift + P
用紙設定。印刷する用紙のサイズや方向を設定する。用紙設定が印刷ダイアログから使用できる場合は、このショートカットが存在しないソフトもある。
Cmd + W
ウインドウを閉じる(Window)。
Cmd + Opt + W
全てのウインドウを閉じる。
Cmd + Q
終了(Quit)。アプリケーションを終了する。
Cmd + T
新しいタブを開く。
Cmd + ,
環境設定を開く。
Cmd + K
Cmd + .
Cmd + F
Cmd + G
Cmd + Shift + G
Cmd + -
Cmd + +(※cmdキーと"+"を同時に押すという意味)
Cmd + A
Cmd + S
Cmd + Shift + S
Cmd + Tab
Cmd + Z
Cmd + Shift + Z
Cmd + {
Cmd + }
Cmd + Opt + escape
space
Finder固有のショートカット
Cmd + 1
Cmd + 2
Cmd + 3
Cmd + 4
Cmd + delete
Cmd + Shift + delete
Cmd + K
Cmd + Shift + N
Cmd + Shift + H
Cmd + E
space
Last Updated: 2008-04-18