スクリプトとは?

 1つ1つの処理動作を「コマンド」とすると、一連の処理動作(コマンドの組み合わせ)を1つの処理としてまとめたものを「スクリプト」と呼びます。

 スクリプトを記録し、ファイルに保存することで、後から任意のタイミングで任意の画像ファイルに対して、同じ処理を一発で適用できるようになります。

同一反復処理の使い分け


<1動作の繰り返し>
  • 繰り返し:直前に行ったコマンドを適用します。
 メニューバー:表示→カスタマイズ→コマンド タブ→編集:「繰り返し」をツールバーへD&D

<一連の動作の繰り返し>
  • スクリプト:一連のコマンド操作を記録して保存し、後から呼び出して実行します。
 メニューバー:ファイル→スクリプト→記録の開始
  記録したい処理動作を実際に実行
 メニューバー:ファイル→スクリプト→記録の保存
  一連の動作をスクリプトファイルとして保存
  (デフォルトで「制限付きスクリプトファイル」のフォルダに保存)
 メニューバー:ファイル→スクリプト→実行
  保存したスクリプトファイルを選択して実行

<複数ファイルへの一連の動作の繰り返し>
  • 一括処理:複数のファイルを開かずに指定し、バッチ処理でスクリプトを実行します。
 参照:適用させたい画像ファイルを選択(複数選択可能)
 スクリプト:適用したいスクリプトを選択
 保存モード:通常は「上書き」(もしくは「新しい種類」)

スクリプトの例




スクリプトのコマンド化(ボタン化)


例)180°回転ボタンの作成

①ファイル>スクリプト:記録開始
 実際に画像を180°回転させます。
 Ⅰ:90°回転を2連続する方法
  ・右に回転 → 右に回転
  ・左に回転 → 左に回転
 Ⅱ:縦横の反転を2連続する方法
  ・左右反転 → 上下反転
  ・上下反転 → 左右反転

②ファイル>スクリプト:保存
 スクリプトに名前を付け「信頼できるスクリプト」フォルダへ保存します。

③表示>カスタマイズ:スクリプト
 コマンド化したいスクリプト名を選択後、表示するアイコン画像を選択します。
 「バインド」すると「ユーザー定義スクリプト」にアイコン+スクリプト名が表示されます。

④表示>カスタマイズ:コマンドの「ユーザー定義スクリプト」
 作成したスクリプトのボタンが出てくるので、ツールバーへD&Dします。

⑤D&Dしたスクリプトのコマンドボタンから、一発で処理を起動できるようになります。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2016年10月13日 19:03