管理人が集めたデータから判断したものです。
専門家ではありませんので間違っている場合があるかもしれません。
間違いに気付かれた方は
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よくある質問
Q:川崎市で焼却するなんて知らなかったけど?
A:残念ながら川崎市長の独断によるものである可能性があります。
とりあえず
経緯を見て下さい。
川崎市議会議員の
ツイートからも、
川崎市長の独断によるものであることがうかがえます。
Q:福島県の粗大ゴミを持ってきて何がいけないの?
A:
福島県の粗大ゴミを持ってくることを問題にしているのではありません。
放射性物質が付着した粗大ごみを移動させることが問題なのです。
現在(4/13)福島県内に放置された粗大ゴミには福島第一原発から出た放射性物質が付着していると思われます。
粗大ごみを川崎市まで持ってくる場合、移動の途中の地域に放射性廃棄物を撒いて拡散してしまう可能性があります。
現在(4/13)の福島県のように身の回りに放射性物質が多くあることが想定される場合には、
「可能な限り放射性物質に接しない」
これが基本です。
Q:安全な粗大ゴミだけ持ってくるから大丈夫なんじゃないの?
Q:ごみの量なんて大した量じゃないんじゃないの?
Q:燃やせば薄まるから平気でしょ。
A:被災地全域から集めて処分するので、
燃やしたら容積は減るからむしろ濃い飛灰になるおそれがあります。
灰として飛散してしまった放射性物質を元に戻す方法はありません。
Q:もう首都圏だって汚染されてるんだからいいじゃん。
A:放射性物質の有害性はたし算です。持ってきて燃やして飛散したら、今ある分に上乗せされます。
また核種によって危険度は違います。
事故の経緯から、吸引すると危険なプルトニウム、骨に蓄積するストロンチウムといった核種が存在する可能性も十分あります。
そういった放射性物質が焼却処理により空に巻き上げてしまうかもしれません。
Q:放射性物質ってガイガーナントカでピッて図れるんでしょ?がれきを図るくらいだったらすぐにできるんじゃないの?
平常時の環境放射線モニタリングにおいては、放射性ストロンチウム、ウラン、プルトニウムの分析は科学技術庁の放射能測定法シリーズ(例えば、「放射性ストロンチウム分析法」(昭和58 年)、「ウラン分析法」(平成8 年)、「プルトニウム分析法」(平成2 年))等に準じて行われる。しかし、これらの方法は試料の前処理、分解・抽出、分離・精製及び測定の各工程に長時間(1 週間~1 か月程度)を要する。
Q:放射性廃棄物ってなんなの?
A:今回問題になっているのは中性子を吸収して放射性物質になったものや、放射性物質が付着したもの「低レベル放射性廃棄物」だと思われます。
(参考)※ただし原子力発電所と原子燃料サイクル施設で発生した場合の放射性廃棄物
- 低レベル放射性廃棄物の定義について詳しく知りたい方はこの辺の資料を参照されると良いです。
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この辺の資料 |
非放射性廃棄物にするには
表面で0.8Bq/cm^2以下でないといけない。
トレンチ処理の低レベル放射性廃棄物にするなら
10^8Bq/t
ピット処理なら
10^14Bq/t
例えば土から3.7MBq/m^2 のセシウム137が検出されたとする。
3.7MBq/m^2=370Bq/cm^2なので非放射性廃棄物とは言えない。
(1,000,000Bq = 1Mbq 10,000cm^2 = 1m^2)
表面10cmの土を捨てるとするなら18.5MBq/ton
なので低レベル放射性廃棄物の範疇。
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Q:「低レベル」放射性廃棄物だからたいして問題ないでしょ?洗えば大丈夫!
A:
残念ながら大丈夫じゃないです。
電気事業連合や資源エネルギー庁のHPを見る限り「低レベル」であろうと放射性廃棄物が原子力発電所と原子燃料サイクル施設以外で発生することが想定されていないようです。
つまり放射性廃棄物が福島第一原発を中心として一帯に広がっている現在(3/13)の状態は異常事態であると考えるべきかもしれません。
放射性廃棄物の焼却処理が行われるのであれば、原子力発電所以外で発生した放射性廃棄物を輸送するために規制値が緩和されるおそれがあり、国の基準値の設定を注視する必要があります。
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Q:福島第一原発事故と同じレベル7のチェルノブイリ事故のときはどうしたの?しっかり洗えば大丈夫だったんでしょ?
A:
放置しました。野生動物から汚染が広がる恐れもあったので周辺の野生動物の射殺もしました。
文部科学省の調査で20日に採取した土壌から放射性のヨウ素1キログラム当たり117万ベクレル、セシウム16万3千ベクレル、雑草からヨウ素254万ベクレル、セシウム265万ベクレルが確認された。土壌中のセシウムは通常の1600倍以上だった。
今中助教は、土壌のセシウムで汚染の程度を評価した。汚染土を表面2センチの土と仮定すると1平方メートル当たり326万ベクレルで、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故で強制移住対象とした148万ベクレルの2倍超、90年にベラルーシが決めた移住対象レベルの55万5千ベクレルの約6倍だった。
Q:ヨウ素は半減期8日だから大丈夫でしょ!こういうことでしょ「100%→50%(8日)→0%(16日)」安全じゃん!
A:
半減期の考え方が違います
Q:さっきから回りくどい言い回しと良く分からんデータばっかり!結局どうやって安全かどうか判断すればいいの?
A:
データに基づいて自分で判断してください。
最初に、国や自治体、専門家の想定している「安全」 「健康」 「大丈夫」が自分が想定している「安全」 「健康」 「大丈夫」と一致するとは限らないことに気付くべきかもしれません
外部被曝と内部被曝の違いをあげてみる。
外部被曝は、X線やガンマー線のように透過力の強い放射線によって、体外にある線源からの照射を典型と考えている。アルファ線やベータ線は、特別に皮膚に接しているような事情がなければ、外部被曝としては通常は無視できる。(透過力が強いということは、生体組織との相互作用が弱いということである。同じエネルギーなら、生体組織へのダメージが大きいほど、透過力は弱い。すぐ止まるから。)
外部被曝は、生体に“一様”に“平均的”に照射されるような場合に適用される概念である。「全身照射」という語もそういう状況を含意している。線源が体外にあれば“外部被曝”と言って差し支えないだろうが、実際には、ある平均化された一様な放射線束に照射されるという状況にたいして使われている。ICRPなどがそうである。
内部被曝は、単に、体内に線源が入ったというだけではない。アルファ線やベータ線が、生体内のきわめて狭い範囲の細胞に集中的にヒットし続けるという点で、生体へのダメージのあり方が外部被曝とはまったく異なる。場所的に集中しているだけでなく、時間的にも継続してヒットされる。「細胞周期」の数時間~十数時間がとくに“敏感”にダメージが生じるとされる。
内部被曝はスポット的に効くので、それがガン化を誘発する可能性が高い。しかも、ある程度強い放射能の粒子であればその細胞を殺してしまうのだが(ガン化さえなされない)、非常に弱い放射能を持つ場合に細胞の遺伝子を損傷するが細胞を殺さないというガン化に都合のいい状態が出現する。その細胞が増殖する機会があれば、ガンが発現するのである。
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表 - 1
浮遊放射性物質のガンマ線による被ばくの低減係数
屋外:1.0
自動車内:1.0
木造家屋:0.9
石造り建物:0.6
木造家屋の地下室:0.6
石造り建物の地下室:0.4
大きなコンクリート建物(扉及び窓から離れた場合):0.2
表 - 2
沈着した放射性物質のガンマ線による被ばくの低減係数
理想的な平滑な面上1m(無限の広さ):1.00
通常の土地の条件下で地面から1mの高さ:0.70
平屋あるいは2階だての木造家屋:0.40
平屋あるは2階だてのブロックあるいは煉瓦造りの家屋:0.20
その地下室:0.10以下
各階が約450~900m2の面積の3~4階だて建物1階及び2階:0.05
その地下室:0.01
各階の面積が約900m2以上の多層建築物上層:0.01
その地下室:0.005
核種によって人体への影響がちがうのでベクレルやシーベルトの数値だけで安全かどうか判断できないのが難しいところです。
難しく考えてストレスを溜めるのであれば自分で基準を決めておいて、それに基づいて判断するのもいいかもしれません。
例
水道水がXXXXベクレルになったらXXXする。
次に食品の基準値が緩和されたらXXXする。
Q:放射性廃棄物をゴミ処理場で焼却したらどうなるの?
A:
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Q:ちょっとまずいんじゃないの?どうすればいいの?
Q:デモとか怖いよ。署名活動どうやったらいいんか分からんがー。
A:難しく考える必要はありません。
まずはお友達やご家族にこの事を知ってもらうことから始めるてみるのはどうでしょうか。
意見が合わなかったとしても相手のことを批難するのはやめましょう。
自分が批難されることがあるかもしれませんが、自分の意見に勇気を持ってください。
Twitterハッシュタグ
#kawasakicrisis
Q:関東で自分の所の電力を賄える所はあるの?
最終更新:2011年04月16日 00:22