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WiMAXのパラボラアンテナ」(2012/03/07 (水) 21:05:45) の最新版変更点

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*WiMAX用簡易パラボラアンテナの製作 #image(DSCN4113.jpg) WiMAXは大変便利なサービスですが、サービスエリアギリギリだと通信速度が激遅になります。実際、当方の環境では窓際に張り付かないと通信速度どころかネットに接続すらできません。 これではどうしようもないので、WiMAXのアンテナデバイスを窓際に配置し、無線ルータを介してデスクトップPCをインターネットに繋いでます。 しかし、これでも通信速度は激遅で、ブロードバンドとは言いがたい状況でした。 この状況を打開すべくWiMAX用簡易パラボラアンテナを製作しました。「簡易」と付けたのは、製作費用200~300円で作ったデキアイのデバイスだからです。本来、設計上ではパラボラアンテナは放物面である必要があります。なので、今回製作したアンテナは正確には「パラボラ」ではありません。正確に設計した方が理想的な効果が期待できるんでしょうが、そこまでやってる暇も金もありません。通信速度が上がればいいだけですので、今回は材料をすべて100円均一で揃えました。ダイソーが最強です。 材料 ・ステンレスのボウル(21cmが最大でした) ・針金 ・ホットボンド 材料は以上。製作は大変簡単ですが、設置がものすごい大変です。。。ボウルの曲面は放物面とはほど遠いですが仕方ありません。放物面だったら焦点距離(アンテナを配置する位置)を計算で算出できますが、ボウルの場合は通信速度を実測して焦点距離を探るしかありません。この実測しながらの焦点距離の調整や、パラボラアンテナの位置決めがめっちゃ困難です。 <製作及び設置方法> (い)ボウルの縁に孔を4個、ドリルで開けます。 (ろ)上記の孔の1つに針金を通して針金の一方の端部をボウルに固定。 (は)上記の針金の他方の端部をカーテンレールに引っ掛ける。 (に)同じものをもう1つ作って針金をカーテンレールに引っ掛ける。つまり2本の針金でボウルをカーテンレールに吊り下げる。 (ほ)適当な長さ(400mmくらい)に針金を切り、U字型に曲げる。 (へ)U字の針金の2つの端部をボウルに開けた孔に差し込んでボウルに固定する。 (と)U字の隙間にWiMAXのアンテナを挟み込んで仮止め。 (ち)上記のアンテナをU字の針金上でスライドさせて少しづつズラしたり、U字の針金を曲げたりして焦点距離を調節する。調整は実測しながら行う。実測は、[[http://www.speedtest.net/>http://www.speedtest.net/]]さんがオススメ。 (り)ベストな値が出たら針金類をすべてホットボンドでガチガチに固める。特にアンテナと針金とを重点的にホットボンドで固める。これで多少の振動では動かなくなる。 (ぬ)カーテンレールにひっかけた針金の長さを調整したり、カーテンレールに沿って動かしたりして、パラボラアンテナ全体の位置決めをする。これも実測しながら行う。 以上。 #image(DSCN4113.jpg) #image(DSCN4114.jpg) #image(DSCN4115.jpg) 文字で書くと簡単ですが、私は設置に1時間以上かかりました。角度や長さや位置決めがかなりシビアです。1度、1cm変わっただけで倍以上値が変動します。もう二度とパラボラアンテナには触れたくありません。。。 なお、今回は吊り下げ式にしましたが、机に置くタイプでもいいかもしれません。その際は下にアルミ箔を敷くといいかもしれません。ただ、吊り下げ式の方が窓際ギリギリに設置できるので便利だと思います。 頑張ったかいはあって、効果は!!!!絶大!!!!です。[[http://www.speedtest.net/>http://www.speedtest.net/]]さんの実測では、施行前よりも下りの通信速度が2倍以上、上りの通信速度が5倍以上になりました。youtubeへの動画のアップロードが劇的に速くなりました。300円の出費でこれだけの効果があるのだから、コストパフォーマンスはなかなかです。※効果は環境により変動します。あと、角度や距離の調節や位置決めにどれだけ根性を発揮できるかによっても大幅に変動します。
*WiMAX用簡易パラボラアンテナの製作 WiMAXは大変便利なサービスですが、サービスエリアギリギリだと通信速度が激遅になります。実際、当方の環境では窓際に張り付かないと通信速度どころかネットに接続すらできません。 これではどうしようもないので、WiMAXのアンテナデバイスを窓際に配置し、無線ルータを介してデスクトップPCをインターネットに繋いでます。 しかし、これでも通信速度は激遅で、ブロードバンドとは言いがたい状況でした。 この状況を打開すべくWiMAX用簡易パラボラアンテナを製作しました。「簡易」と付けたのは、製作費用200~300円で作ったデキアイのデバイスだからです。本来、設計上ではパラボラアンテナは放物面である必要があります。なので、今回製作したアンテナは正確には「パラボラ」ではありません。正確に設計した方が理想的な効果が期待できるんでしょうが、そこまでやってる暇も金もありません。通信速度が上がればいいだけですので、今回は材料をすべて100円均一で揃えました。ダイソーが最強です。 材料 ・ステンレスのボウル(21cmが最大でした) ・針金 ・ホットボンド 材料は以上。製作は大変簡単ですが、設置がものすごい大変です。。。ボウルの曲面は放物面とはほど遠いですが仕方ありません。放物面だったら焦点距離(アンテナを配置する位置)を計算で算出できますが、ボウルの場合は通信速度を実測して焦点距離を探るしかありません。この実測しながらの焦点距離の調整や、パラボラアンテナの位置決めがめっちゃ困難です。 <製作及び設置方法> (い)ボウルの縁に孔を4個、ドリルで開けます。 (ろ)上記の孔の1つに針金を通して針金の一方の端部をボウルに固定。 (は)上記の針金の他方の端部をカーテンレールに引っ掛ける。 (に)同じものをもう1つ作って針金をカーテンレールに引っ掛ける。つまり2本の針金でボウルをカーテンレールに吊り下げる。 (ほ)適当な長さ(400mmくらい)に針金を切り、U字型に曲げる。 (へ)U字の針金の2つの端部をボウルに開けた孔に差し込んでボウルに固定する。 (と)U字の隙間にWiMAXのアンテナを挟み込んで仮止め。 (ち)上記のアンテナをU字の針金上でスライドさせて少しづつズラしたり、U字の針金を曲げたりして焦点距離を調節する。調整は実測しながら行う。実測は、[[http://www.speedtest.net/>http://www.speedtest.net/]]さんがオススメ。 (り)ベストな値が出たら針金類をすべてホットボンドでガチガチに固める。特にアンテナと針金とを重点的にホットボンドで固める。これで多少の振動では動かなくなる。 (ぬ)カーテンレールにひっかけた針金の長さを調整したり、カーテンレールに沿って動かしたりして、パラボラアンテナ全体の位置決めをする。これも実測しながら行う。 以上。 #image(DSCN4113.jpg) ↑ビジュアルは悪いですが効果は絶大。300円なので仕方ないです。 #image(DSCN4114.jpg) #image(DSCN4115.jpg) 文字で書くと簡単ですが、私は設置に1時間以上かかりました。角度や長さや位置決めがかなりシビアです。1度、1cm変わっただけで倍以上値が変動します。もう二度とパラボラアンテナには触れたくありません。。。 なお、今回は吊り下げ式にしましたが、机に置くタイプでもいいかもしれません。その際は下にアルミ箔を敷くといいかもしれません。ただ、吊り下げ式の方が窓際ギリギリに設置できるので便利だと思います。 頑張ったかいはあって、効果は!!!!絶大!!!!です。[[http://www.speedtest.net/>http://www.speedtest.net/]]さんの実測では、施行前よりも下りの通信速度が2倍以上、上りの通信速度が5倍以上になりました。youtubeへの動画のアップロードが劇的に速くなりました。300円の出費でこれだけの効果があるのだから、コストパフォーマンスはなかなかです。※効果は環境により変動します。あと、角度や距離の調節や位置決めにどれだけ根性を発揮できるかによっても大幅に変動します。

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