越ケ谷 美咲（こしがや みさき、1994年5月13日 - ）は、元プロ野球選手（内野手）。
概要
| 所属 |
大阪ナイトブレイカーズ |
| 背番号 |
51 |
| 国籍 |
日本 |
| 出身 |
神奈川県横須賀市 |
| 生年月日 |
1994年5月13日 |
| 身長 |
163cm |
| 体重 |
58kg |
| 投打 |
右投左打 |
| 血液型 |
B型 |
| プロ入り |
2013年ドラフト |
| PL |
YBF |
| 球歴 |
多摩川高等学校→広島レッドリーブス(2013-2014)→大阪ナイトブレイカーズ(2015-) |
経歴
プロ入り前
進学校かつ女子野球部があるという理由で近場の高校ではなく態々遠くにある
多摩川高等学校に進学を決めたという事もあってか、進学校故に勉学を理由に練習欠席が目立つチームメイトのなか、練習無欠席という野球に対する真面目さを持っていた。
その関係か、二学年上の
風間颯海(現・
福岡クローネ)とともに一年目からレギュラーとしてチームを引っ張っていく立場となる。その中で彼女の野球に対する姿勢に練習態度を改める部員も現れ、彼女が最高学年となった年には練習無欠席の部員が大幅に増え、彼女は主将としてチームを引っ張った。
とはいえ、練習環境が悪い事もあり、部員全員が全員一点特化で彼女自身も守備に課題を残しており、公式戦では三回戦敗退が最高記録。
しかしながら、得点圏打率に注目した
広島レッドリーブスがドラフト1位で指名し、PGB入りを果たす。
ファン感謝祭ではドラフト選抜チームの一人として恥じない打撃を披露した。
広島レッドリーブス入団後
開幕から試合に出るなど、チームの上層部からの期待は高いようであるが、如何せんヒットが出ない。5月19日の
東京フレイズ戦では初安打をマークするものの、期待どおりのバッティングができずじまいで、スタメン及び代打出場で無安打という日々が続いたが、8月18日代打2ランホームランを放ち初本塁打をマークした。しかしながらアピールポイントであるはずの打撃でのアピールに失敗、ドラフト1位らしからぬ苦いルーキーイヤーとなった。名誉挽回を誓い、臨んだ2014年も調子が上がらず、チームは日本一となったものの、同年オフに戦力均等化を図るトレードで大阪へと移籍する事が決まった。
大阪ナイトブレイカーズ移籍後
広島のかつての高卒ドラ1も既に三年目、期待はずれという形で移籍になった以上これ以上の失敗は重ねられない彼女は、画数を気にしてか2015年シーズンより登録名を『越谷美咲』に変更した。
選手としての特徴
俊足強打のクラッチヒッターで、得点圏に走者を置いた場面においては無類の強さを誇る。しかしながら、対左投手打率はめっぽう低く、高校時代において
御幸高等学校の
川浜透子(現・
横浜アクアマリンズ)との対戦ではノーヒットに終わっている。
バント、盗塁も苦手の部類であり、なんといっても守備があまり得意でないというのが難点。外野の守備であれば若干改善されるものの、肩があまり強くない事がネックとなり、起用法が狭まっていると言える。
人物
所謂委員長肌であり、几帳面。血液型がB型なのであるが、いくら本人がそう自称しても信じて貰えた事がないくらいに几帳面で、マイペースでもない。そもそも、彼女自身血液が何だからこういう人間だ、というものに対しては否定的で、ジンクスや迷信も信じない。
有言実行を座右の銘としており、普段は自信を持って発言をするのだが、ドラフト当日は指名されないのではないか、と不安になり周囲に負のオーラを撒き散らしていた、とはチームメイト談。
詳細情報
| 年度 |
所属 |
規定 |
試合 |
打率 |
打席 |
打数 |
安打 |
塁打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
打点 |
凡打 |
四球 |
死球 |
敬遠 |
犠打 |
犠飛 |
三振 |
併殺 |
失策 |
盗塁 |
盗失 |
出率 |
長率 |
OPS |
| 2013 |
広島 |
× |
21 |
.171 |
39 |
35 |
6 |
9 |
0 |
0 |
1 |
3 |
19 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
9 |
1 |
0 |
0 |
0 |
.256 |
.257 |
.514 |
| 2014 |
広島 |
× |
17 |
.235 |
19 |
17 |
4 |
4 |
0 |
0 |
0 |
1 |
9 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.263 |
.235 |
.498 |
| 2015 |
大阪 |
× |
30 |
.270 |
96 |
88 |
24 |
31 |
0 |
2 |
1 |
8 |
38 |
5 |
0 |
0 |
2 |
0 |
25 |
2 |
0 |
0 |
0 |
.309 |
.348 |
.657 |
| 2016 |
大阪 |
× |
21 |
.207 |
31 |
29 |
6 |
6 |
0 |
0 |
0 |
1 |
15 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
7 |
1 |
1 |
0 |
0 |
.258 |
.207 |
.465 |
| 通算：4年 |
89 |
.235 |
185 |
170 |
40 |
50 |
0 |
2 |
2 |
13 |
83 |
11 |
1 |
0 |
2 |
1 |
45 |
4 |
1 |
0 |
0 |
.284 |
.294 |
.583 |
表彰
記録
初記録
- 初出場：2013年5月5日 対横浜アクアマリンズ開幕戦 7番指名打者で先発出場
- 初安打：2013年5月19日 対東京フレイズ第1回戦 五五一紘輝から
- 初本塁打：2013年8月18日 対横浜アクアマリンズ第7回戦 剣崎巴から代打2点本塁打
節目の記録
背番号
- 7(2013年-2014年)
- 51(2015年-)
能力推移
| 年度 |
パワ |
ミー |
選球 |
走力 |
送球 |
守備 |
チャ |
対左 |
バン |
盗塁 |
捕手 |
一塁 |
二塁 |
三塁 |
遊撃 |
左翼 |
中堅 |
右翼 |
総合 |
| 2013 |
16/B |
11/D |
|
15/B |
4/G |
9/D |
5 |
1 |
1 |
2 |
|
5/F |
|
|
|
9/D |
|
|
650/D |
| 2014 |
14/C |
15/B |
8/E |
14/C |
6/F |
7/E |
3 |
3 |
3 |
2 |
|
7 |
|
|
|
9 |
|
|
77/D |
| 2015 |
18/A |
15/B |
7/E |
10/D |
6/F |
12/C |
4 |
2 |
3 |
1 |
|
12 |
|
|
|
9 |
|
|
81/D+ |
| 2016 |
17/A |
17/A |
9/D |
9/D |
9/D |
12/C |
4 |
2 |
3 |
1 |
|
12 |
|
|
|
9 |
|
|
81/D+ |
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最終更新：2019年05月07日 21:48
