秋田さおり

秋田 さおり(あきた さおり、1996年2月19日 - )は、東京フレイズに所属するプロ野球選手(外野手)。


概要

所属 東京フレイズ
背番号 6
国籍 日本
出身 秋田県大館市
生年月日 1996年2月19日
身長 170cm
体重 58kg
投打 右投右打
血液型 O型
プロ入り 2014年ドラフト2位
PL アキさん
球歴 早口高等学校東京フレイズ(2014-2017)→横浜アクアマリンズ(2018-2020)→東京フレイズ(2021-)

経歴

プロ入り前

大館の韋駄天と言われており、盗塁成功率が「100%」である。 俊足、強肩の選手であり、本職の中堅、二塁、以外にも左翼、右翼、遊撃、三塁と内外野を無難にこなせる守備を持つ。犠打も非常に上手く、成功率100%である。選球眼も非常によく、1番、2番打者として活躍した。
高校ではほとんど三振をしたことがなく、バットコントロールがいい。通算打率も.320で、通算出塁率も.450をマークする。欠点は長打がほとんどなく、9割以上が単打である。

プロ入り後

2014年4月6日の対熊本シルフィード開幕戦で9番中堅手として、先発出場し、プロ初安打、初盗塁をマークする。ただ、長打力に欠けるためレギュラーではなく、外野の守備固めや代走として試合に出場することも多い。東京フレイズ入団後は長打を打てるように積極的に練習をしており、その努力の成果もあり、2014年5月4日の対横浜アクアマリンズ1回戦で、ライト方向へのプロ初本塁打を記録した。
2015年は「恐怖の二番打者」として打率.309、5本塁打、リーグ2位の「30打点」をあげるなど大活躍をし東京フレイズのリーグ優勝に貢献する。 盗塁もチームトップタイの11個成功させ、自慢の足でもチームに貢献した。その活躍もあり2015年度外野手部門のベストナインに表彰された。
2016年は昨年の面影がなく、試合数は35試合出場するものの年間を通じて大不振に陥り打撃は打率.188、1本塁打、8打点と悔しい結果となった。


プレースタイル

打撃

2014年までの打撃フォームはメジャーリーグ時代の青木宣親選手を参考にしていたが、2014年の海外武者修行にて打撃フォームを中日や巨人で活躍した井端弘和氏に似ているフォームへ変更。その結果、長打、ミート、選球眼がさらに良くなった。
犠打やセーフティバントが得意。
2015年は長打が多くなりその上チャンスに強く、両リーグ2位タイの30打点をあげ「恐怖の二番打者」とファンや他球団の選手に言われるようになった。二塁打や三塁打も多く、走力を活かした打撃を存分に発揮した。

走塁

次の塁を積極的に狙い、非常に走塁能力が高い。盗塁はスタートが早く、スライディングも上手い。

守備

2014年は本職の中堅、二塁。サブで左翼、右翼、遊撃、三塁を守れる。 俊足をいかした、広い守備範囲と強肩で確実なスローイングが出来る。
プロ入り後は外野をメインに練習をしており、中堅手のレギュラーとして、試合に出れるように守備練習を熱心に行っている。
2015年からは守備を外野手オンリーで主に中堅手をメインで守る。遠投能力が衰えたが確実なスローイングは健在。とても守備範囲が広く捕球技術もとても高い。

人物

  • 熊本シルフィード所属の投手、秋田ゆかりとは双子の姉妹で「姉」である。
  • 特技は早寝早起。大食い&早食い。女子としては規格外の大食いであるが、代謝が異常に良く、いくら食べても太らない体質である。
  • 性格はとても純粋で裏表がない。野球に関してはかなりの努力家。
  • 趣味は「美味しい食べ物をたくさん食べる」「温泉」「旅行」「体を鍛える」ことであり、昼寝も好き。
  • ファンサービスに熱心であり、球団スタッフの静止があるまで行う。
  • コスプレが好きで動物コスプレが特に好きであり、お気に入りはニワトリ。コスプレは主にファンサービスの一環で行うことが多い。

その他

  • プロ入り後にバストが「Fカップ」に成長した。 2016年には「Gカップ」にバストが成長した。
  • 休日は小旅行にひまを見つけては出かけている。旅行先は大好きな温泉や食べ物、山、川があるところが多い。
  • 日帰りで千葉県、茨城県、福島県をメインに小旅行に行くことが多く行動力が人並み以上にある 

詳細情報

年度別野手成績

年度 所属 規定 試合 打率 打席 打数 安打 塁打 単打 二塁 三塁 本塁 打点 凡打 四球 死球 敬遠 犠打 犠飛 三振 併殺 失策 盗塁 盗失 出率 長率 OPS
2014 東京 × 35 .193 97 83 16 21 13 2 0 1 7 44 5 0 0 9 0 20 3 1 4 3 .239 .253 .492
2015 東京 40 .309 176 152 47 75 32 7 3 5 30 76 14 1 1 6 2 29 0 1 11 7 .367 .493 .860
2016 東京 × 35 .188 120 96 18 26 13 3 1 1 8 57 13 0 0 11 0 20 1 3 6 5 .284 .271 .555
2017 東京 38 .231 125 108 25 36 19 3 1 2 9 46 5 1 0 11 0 35 2 1 10 2 .272 .333 .605
2018 横浜 40 .301 168 153 46 64 33 8 5 0 22 79 13 1 0 1 0 27 1 3 18 5 .359 .418 .778
2019 横浜 × 39 .247 84 77 19 21 17 2 0 0 5 40 6 0 0 1 0 18 0 0 10 2 .301 .273 .574
2020 横浜 × 33 .288 65 52 15 17 13 2 0 0 4 27 9 0 0 4 0 10 0 1 5 3 .393 .327 .720
2021 東京 40 .212 173 146 31 48 24 1 2 4 9 69 8 0 0 19 0 45 1 0 18 6 .253 .329 .582
2022 東京 39 .190 159 126 24 27 21 3 0 0 7 71 17 1 0 15 0 30 1 1 17 1 .292 .214 .506
2023 東京 40 .256 171 133 34 39 29 5 0 0 4 66 20 1 0 17 0 33 0 1 13 3 .357 .293 .650
通算:10年 379 .244 1338 1126 275 374 214 36 12 13 105 575 110 5 1 94 2 267 9 12 112 37 .314 .332 .646

表彰

  • ベストナイン(外野手部門):3回(2015年、2018年、2021年)
  • プラチナグラブ賞:1回(2017年)

記録

初記録

  • 初出場・初先発出場:2014年4月6日、対熊本シルフィード開幕戦(藤崎台県営野球場) 9番・中堅手として先発出場
  • 初打席:2014年4月6日、対熊本シルフィード開幕戦(藤崎台県営野球場)、3回表に津田つぐみから併殺打
  • 初安打:2014年4月6日、対熊本シルフィード開幕戦(藤崎台県営野球場)、6回表に津田つぐみから左前安打
  • 初打点:2014年4月16日、対福岡クローネ2回戦(ひたちなか市総合運動公園市民球場)、5回裏に加藤さゆりから押し出し四球
  • 初本塁打:2014年5月4日、対横浜アクアマリンズ1回戦(横浜スタジアム)、5回表に川浜透子から右越ソロ本塁打
  • 初盗塁:2014年4月6日、対熊本シルフィード開幕戦(藤崎台県営野球場)、6回表に二盗(投手:津田つぐみ、捕手:四五七陵光
  • 初犠打:2014年4月30日、対福岡クローネ4回戦(明治神宮野球場)、5回裏に剣崎巴から

節目の記録

  • 通算100安打:2017年8月20日、対福岡クローネ5回戦(桃園國際棒球場)、4回表に桃園涼子から右前安打
  • 通算150安打:2018年9月2日、対札幌ホワイトエンジェルス7回戦(札幌ドーム)、2回表に都吉真名から右前2点適時打
  • 通算200安打:2021年6月20日、対広島レッドリーブス3回戦(岩手県営野球場)、3回表に赤田みなみから中越ソロ本塁打
  • 通算250安打:2023年5月14日、対横浜アクアマリンズ1回戦(明治神宮野球場)、4回裏に永井愛梨から三塁内野安打
  • 通算10本塁打:2021年6月20日、対広島レッドリーブス3回戦(岩手県営野球場)、3回表に赤田みなみから中越ソロ本塁打
  • 通算100打点:2022年6月5日、対福岡クローネ3回戦(富山市民球場アルペンスタジアム)、2回裏に坂崎翠から右越2点適時二塁打
  • 通算150試合:2018年4月4日、対札幌ホワイトエンジェルス2回戦(札幌ドーム)、2番・中堅手で先発出場
  • 通算200試合:2019年5月15日、対大阪ナイトブレイカーズ2回戦(阪神甲子園球場)、1番・中堅手で先発出場
  • 通算250試合:2020年7月26日、対札幌ホワイトエンジェルス5回戦(横浜スタジアム)、6回裏に代走で出場
  • 通算300試合:2021年9月8日、対福岡クローネ8回戦(福岡PayPayドーム)、8番・中堅手で先発出場(史上11人目)
  • 通算350試合:2023年5月14日、対横浜アクアマリンズ1回戦(明治神宮野球場)、5番・中堅手で先発出場(史上9人目)
  • 通算50盗塁:2019年3月31日、対熊本シルフィード開幕戦(横浜スタジアム)、5回裏に二盗(投手:若林雅、捕手:葛木燁菜
  • 通算100盗塁:2023年4月23日、対札幌ホワイトエンジェルス1回戦(明治神宮野球場)、2回裏に二盗(投手:シンシア・グレース、捕手:上野まなみ)(史上8人目)
  • 通算50犠打:2021年6月6日、対名古屋Cキャッツ3回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、3回表に戸次静から一塁前犠打(史上4人目)
  • 通算100四球:2023年6月21日、対横浜アクアマリンズ4回戦(横浜スタジアム)、9回表にエリカ・クロフォードから(史上13人目)

その他の記録

  • オールスターゲーム出場:4回(2015年、2018年、2021年、2022年)
  • PIC日本代表:1回(2022年)

背番号

  • 36(2014年-2017年)
  • 2(2018年-2019年)
  • 18(2020年)
  • 6(2021年-)

登場曲

  • ALRIGHT*/萩原雪歩(2014年-)

能力推移

年度 パワ ミー 選球 走力 送球 守備 チャ/特1 対左/特2 バン/特3 盗塁/特4 捕手 一塁 二塁 三塁 遊撃 左翼 中堅 右翼 総合
2014 4/G 10/D 13/C 18/A 17/A 14/C 2 3 4 5 13 8 8 12 14 12 129/B
2015 15/B 16/B 16/B 20/S 15/B 17/A 3 3 4 5 12 17 12 165/S
2016 15/B 16/B 16/B 20/S 15/B 17/A 3 3 4 5 12 17 12 165/S
2017 12/C 12/C 13/C 18/A 12/C 17/A 3 3 4 4 12 17 12 109/C+
2018 12/C 12/C 13/C 18/A 12/C 17/A 3 3 小技○ 走塁○ 12 17 12 109/C+
2019 12/C 12/C 13/C 18/A 12/C 17/A 小技○ 走塁○ - - 12 17 12 109/C+
2020 12/C 12/C 13/C 18/A 12/C 17/A 小技○ 走塁○ - - 12 17 12 109/C+
2021 12/C 12/C 13/C 18/A 12/C 17/A 小技○ 走塁○ - - 12 17 12 109/C+
2022 12/C 12/C 13/C 18/A 12/C 17/A 小技○ 走塁○ - - 12 17 12 109/C+
2023 12/C 12/C 13/C 18/A 12/C 17/A 小技○ 走塁○ - - 12 17 12 109/C+
2024 12/C 12/C 13/C 18/A 12/C 17/A 小技○ 走塁○ - - 12 17 12 109/C+

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最終更新:2024年01月23日 20:51