湯根 伊凪(ゆね いなぎ、2004年11月11日- )は、
名古屋Cキャッツに所属するプロ野球選手(内野手)。
概要
所属 |
名古屋Cキャッツ |
背番号 |
6 |
国籍 |
日本 |
出身 |
東京都世田谷区 |
生年月日 |
2004年11月11日 |
身長 |
156cm |
体重 |
47kg |
投打 |
右投左打 |
血液型 |
不明 |
プロ入り |
2022年ドラフト1位 |
PL |
モブスケ |
球歴 |
陣央高等学校→名古屋Cキャッツ(2023-) |
経歴
幼少期
小学4年生の頃、クラスメイトの頼みで人数の足りない少年野球チームの助っ人として試合に参加したのがきっかけで野球を始める。
未経験者ではあったものの突出した野球センスを見せため、その後も何度も助っ人として試合に参加することになり、なし崩し的にチームの一員となる。
5年生の頃、チームメイトと共に他チームの試合を観戦する機会があり、幼き日の稲瀬菊子(現大阪NB)を目撃する。
その圧倒的な打撃センスに衝撃を受け、憧れを抱くようになる。
この時は観客席から見ていただけで終わったため、二人に面識は無いままであった。
この出来事を機に、湯根は本格的に野球にのめり込んでいくことになり、いつしかチームの中心メンバーになった。
6年生になると父親の命令で、中学受験の勉強に集中するために野球を辞めさせられそうになる。
中学受験は父親の希望であり、全国トップクラスの偏差値を誇る陣央中学合格は絶対命令であった。
野球に対する熱い気持ちから父親を説得し、合格できなければ野球をやめるという条件で野球を続けることになる。
湯根を含めた少年野球チームの中心メンバー3人は家庭環境が似ており、3人とも陣央中学合格を目指していたため、力を合わせて野球と受験勉強の両立に励んだ。
入試に合格し陣央中学に進学すると、早速野球部に入部した。
しかし野球部はほとんどが幽霊部員で実質的に活動していない部活であったため、少年野球のチームのチームメイトだった2選手と共に野球ができる環境を整えるところからスタートした。
顧問の教員には野球経験が無く、技術的な指導者はいなかった。
そのため、部員は自分達で考え、研究しながら技術を磨いていった。
中学2年生の秋には野球部キャプテンに就任、その後生徒会長も兼任するようになる。
湯根らの世代がトップに立ったことで、野球部の部員達の技術はこれまで以上に伸びたが、湯根の心の奥では、かつて見た稲瀬の技術にまだまだ近づけていないように思い、やりきれない気持ちと共に指導者無しでの活動に限界を感じ始めていた。
高校時代
高校野球部では、鬼監督として知られる柴木興子の指導を受けることとなる。
柴木はかつて強豪校野球部の監督を務めていた人物で、本人も甲子園出場経験者。
ただ、あまりにも厳しい指導故に、ある時期から保護者からのクレームが殺到するようになり、元いた高校を離れることになっていた。
それ以降野球から離れていた柴木だったが、病気で倒れた野球部顧問の代理を探す湯根らの熱意に負けて練習を見に行く。
すると1年生の湯根が金の卵であることを一目で見抜き、一度は諦めかけた「プロ野球選手を送り出す」というかつての夢が再燃し、顧問を引き受けることになった。
また、この頃から湯根は本気でプロを意識し始めることになる。
それ以降、柴木による鬼のような指導を受け、湯根らの技術は飛躍的に向上する。
3年生時には東東京大会を勝ち抜き、決勝まで駒を進めた。
決勝は中盤まで互角の内容だったものの、そこまで一人で投げ抜いてきたエースが力つき甲子園出場はならなかった。
しかし予選での活躍が評価され、湯根はU-18の代表に選ばれる。
そこで稲瀬菊子と再会、七海あずさ(現広島レッドリーブス)と出会う。
U-18でも結果を残した湯根は一気にプロ注目のドラフト候補に駆け上がった。
高校時代は野球に力を入れるため、生徒会には参加したものの生徒会長にはならなかった。
ただ、期待された役割を果たさないことへの後ろめたさから、嫌われ役の風紀委員を買って出る。
厳しい取締で一部の生徒からは恐れられていた。
プロ入り前
プロアマ合同のウィンターリーグに参加する。
そこで同級生の芹野希咲や、プロの宮本春香(大阪NB)、森友恵(大阪NB)らと出会う。
序盤こそ本塁打を放つ等の活躍をするものの、徐々にプロレベルの投手のボールに苦戦するようになる。
中盤以降自分の打撃を見失いかけるが、宮本や森からアドバイスをもらい、最後には本来の感覚を取り戻し、技術的にも大きく向上した。
新春合同練習に参加する。
練習試合ではウィンターリーグに続き本塁打を放つ等、スカウトに向けて猛アピールを見せた。
2023年ドラフト会議において、横浜アクアマリンズ、名古屋Cキャッツから1位指名を受け、競合の結果名古屋Cキャッツに入団が決まる。
陣央高校卒業生として初めてのプロ野球選手となった。
詳細情報
年度別野手成績
年度 |
所属 |
規定 |
試合 |
打率 |
打席 |
打数 |
安打 |
塁打 |
単打 |
二塁 |
三塁 |
本塁 |
打点 |
凡打 |
四球 |
死球 |
敬遠 |
犠打 |
犠飛 |
三振 |
併殺 |
失策 |
盗塁 |
盗失 |
出率 |
長率 |
OPS |
2023 |
名古屋 |
○ |
40 |
.266 |
156 |
139 |
37 |
46 |
31 |
3 |
3 |
0 |
5 |
69 |
16 |
1 |
0 |
0 |
0 |
31 |
2 |
3 |
5 |
6 |
.346 |
.331 |
.677 |
通算:1年 |
40 |
.266 |
156 |
139 |
37 |
46 |
31 |
3 |
3 |
0 |
5 |
69 |
16 |
1 |
0 |
0 |
0 |
31 |
2 |
3 |
5 |
6 |
.346 |
.331 |
.677 |
表彰
記録
初記録
節目の記録
背番号
登場曲
- Surges/Orangestar(feat.夏背&ルワン)
能力推移
年度 |
パワ |
ミー |
選球 |
走力 |
送球 |
守備 |
チャ/特1 |
対左/特2 |
バン/特3 |
盗塁/特4 |
捕手 |
一塁 |
二塁 |
三塁 |
遊撃 |
左翼 |
中堅 |
右翼 |
総合 |
2023 |
9/D |
18/A |
12/C |
16/B |
15/B |
17/A |
AH |
ラッキー |
- |
- |
|
|
12 |
|
17 |
|
|
|
129/B |
2024 |
15/B |
19/S |
15/B |
16/B |
15/B |
20/S |
守職 |
AH |
小技× |
- |
|
|
15 |
|
20 |
|
|
|
165/S |
pixivリンク
最終更新:2024年04月17日 22:46