用語集

ぴく聖戦の世界をより深く知って頂くために書いてはおりますが、ほとんどがどうでも良い情報
ですので、必要な情報だけ欲しい場合は読む事をお勧め致しません。
また、面積等は結構適当な数値なので、矛盾等がある可能性があります。

※この用語はPixiv内企画、「ぴく聖戦」内の定義であり、実際のものなどとは一切関係ありません。
※項目は随時追加していく予定です。

【あ行】


異教-(いきょう)

大陸西側から見た、大陸東側の信徒達の総称。異教は各々に名前がある為自分達の信仰する
神々の名で自称する事がほとんどである。豊作の神々を信仰する地域が多い。
また、国民性が人と人との繋がりを重きに置く傾向にあり、異教徒同士でも比較的すぐに打ち解ける。
貴族や領主を除き、平均的に富裕とは言えないが、地域によっては農業や狩猟、漁業などが盛ん。

エストリア国-(えすとりあこく)

大陸東部に位置する大国。国土面積約4,825,000km²、総人口約3,507,000人。通貨はフォン。
政体は君主制だが、貴族を中心とした議会によって王権は制限されている。
その証左で、エストリア王国ではなくエストリア国となっている。
エストリア国単体としての国力はルディエン帝国には及ばないが、防御同盟の盟主として機能する
国力はある。
大陸東側の国民性の例に漏れず、農業が盛んで麦や麦の加工品といった特産品が多く見られる。

オーフェンベルク-(おーふぇんべるく)

大陸中央部南側に位置する中立港湾都市国家。国土面積約3,200ha、総人口約471,300人。通貨はフォン。
政体は貴族議会制で実利主義。水路が蜘蛛の巣のように都市内に張り巡らされている。
世界最大規模を誇る貿易を行っており、海軍も「一人で百人分」と謳われるほど強力。
世界中あらゆる人や物が集まっており、世界の縮図とも言える。そのため、宗教の持ち込みは
タブーとされている。同様の理由で今度の戦争にはどちらにも加担せず静観すると宣言した。
人口を増加させる事で経済力の向上を図っているため、難民や脱走兵を率先して受け入れ、庇護下に
置いている。戦時下では楽園とも呼べる地域である。
また、一年を通して良く祭りが開催され、その際には大陸中から人が集まると言われている。

【か行】


教会-(きょうかい)

大陸西側の人間はほとんどがこの宗教を信仰していると言っても過言ではない規模の巨大な勢力。
寄付という収入で莫大な資産を保有し、ルディエン帝国と共同体となっている。
信奉される唯一神はただ"神"とだけ称され、その名を呼べるのは教皇だけと言われている。
多数の商会や貴族と繋がりがあり、権力も非常に強大。

教皇-(きょうこう)

教会の最高権力者。その名をフォークサスト・アイネリッヒと言い、神と並んで崇拝される人間である。
実際は十字軍の指揮はルフィオが行っている為、企画内では登場しない。

迎春祭(げいしゅんさい)

毎年3月に中立都市国家・オーフェンベルクにて行われる春を迎えるための祭り。大陸中から人が集まる大規模な祭りで、興行収入も大きい。
夜通しの祭りが3日間連続で行われ、夜も煌々と都市を照らす篝火が灯っており、その光景は一生に一度は見ておきたいと言われるほど。
オーフェンベルク海軍による海上パレードや、宮殿でのダンスパーティなども催される。

皇帝-(こうてい)

ルディエン帝国の最高権力者。第六代皇帝。その名をリヒンヴァル・ルディエンと言う。
教皇の要請を受けて大軍を派兵した。企画内では登場しない。

国王-(こくおう)

エストリア国の最高権力者。第四代国王。その名をエーネルベル・エストリアと言う。
預言者を祭り上げて国内をまとめるという奇策を打ち出した本人でもある。
企画内では登場しない。

【さ行】


森林伐採事件-(しんりんばっさいじけん)

表向きエストリアが統治している事になっている千年樹の森を開発しようとしたエストリアの正規軍200名が
森の民の攻撃により全滅した事件。これを受けたエストリアは千年樹の森の制圧を優先事項とした。
また、エストリア軍の反撃によって森の民にも多数の死傷者が出ており、両者の確執は深いものとなっている。

自警団-(じけいだん)

森の民の青年達が、十字軍や連合軍の侵略に備えて結成した戦闘集団。
基本的にはほぼ全員が自警団となり得るが、戦いたがらない者の事も考慮し、有志を集う形となっている。
普段は狩りなどして暮らしている為、それを活かした土地勘や弓の腕などを駆使して絶対数の不利を
覆す戦いを展開している。

十字軍-(じゅうじぐん)

ルディエン帝国軍や志願兵、諸侯の手勢の騎士などで構成された大規模な遠征軍。
正規兵が多いため、兵士の熟練度が総じて高く、神の名の下に戦っているという自負から
士気も高い。また、装備の水準も高く、重装歩兵や重装騎士なども多数存在する。
攻城兵器なども多数保有している。

千年樹の森-(せんねんじゅのもり)

文字通り千年は生きているとされる全長約85mの大木を中心として広がる森林地帯の総称。
総面積約122,000k㎡。総人口不明。地形が複雑で、自然の要塞となっている。
ルミオール川などが通っている肥沃な土地で、森の民や動物が多数生息している。

【た行】


大陸-(たいりく)

大陸とだけ呼ばれる、全体的に緑豊かな土地。総面積48,304,700k㎡。
大陸の中心部にルミオール川があり、大陸を二分している。
北部には千年樹の森があり、未だ人の手が入らぬまま太古の姿を保っている。
また、この大陸の他にも、いくつか島国や他の大陸が存在する。

【な行】


N7・10-(なっとう)

異教連合軍により使用されたオリエンタル兵器。正体は納豆であった。
その刺激臭をもって十字軍の小隊を壊滅させるなど、兵器の名に違わぬ効力を発揮した。

【は行】


フォン-(ふぉん)

大陸で統一されている通貨。過去に帝国とエストリア国に国交があった頃に同盟の記念として統一
されて作成された通貨だが、今では両国共に「自国の通貨である」と主張し合っている。
価値は1フォン=1円。

防御同盟-(ぼうぎょどうめい)

ルディエン帝国に対抗するためにエストリア国を中心とした32の地域と15の国家によって結ばれた同盟。
これにより大陸東側はその全てがルディエン帝国に対抗する勢力となっている。

ポルティエ-(ぽるてぃえ)

大陸中央部のルミオール川の傍に位置するエストリア屈指の大都市。都市面積約860ha、総人口約119,700人。
元々は規模の小さい町だったが、貴族と商人によって建造された商業区を中心に肥大化し、都市化した。
町であった名残で旧市壁も残っており、その内部には大商会の本店や銀行と言った重要建築物が数多く存在する。
また、新市街では交易によってルミオール川から船で運ばれてきた異国の品々が並ぶ事もある。
特産品はマスやコイと言ったルミオール川で取れる水産物や付近の森で狩られた動物の毛皮の加工品。
川の水を引いて作られた造船所もあり、内陸部の都市とは思えぬほどの規模を誇る。

【ま行】


魔法学-(まほうがく)

この世界では近年になってようやく一般的に使用が可能になった技術、魔法を扱えるようにする分野の学問。
精神統一や意識集中などの訓練を行う。センスが重要で、誰しもが扱えると言うわけではない。

森の民-(もりのたみ)

千年樹の森にだけ住んでいる人ならざる部族の総称。古代よりエルフやホビット、獣人、ドワーフ、妖精など
が協力し合って森を守って生きており、その結束は種族間の壁を超えている。
昔から人間とは表立った交流はしていなかったが、稀に森に迷い込む人間などを助けては帰すと言った事があった。
しかし、森林伐採事件を機に人間を警戒するようになり、また戦時中という環境で人間が迷い込むと言った事は
一切無くなった。

【や行】


雪山-(ゆきやま)

千年樹の森北部に聳え立つ山。標高4,130m。年中雪が積もっている極寒の山で、一部を除く森の民ですら
あまり近づく事はない。ルミオール川の水源でもある。

【ら行】


ルディエン帝国-(るでぃえんていこく)

大陸西側全土を支配する超大国。国土面積約25,394,600km²、総人口約28,538,000人。通貨はフォン。
政体は絶対君主制。皇帝は代々神によって選ばれる、王権神授とされている。
傘下の小国を数多く付き従えており、様々な文化が交じり合っている。
大規模な都市が領内に数多く点在しており、商業が非常に盛ん。また、技術先進国でもある。

ルミオール川-(るみおーるがわ)

大陸の中心部を流れる大河。延長約7,440km。流域面積約2,921,700k㎡。千年樹の森北部の雪山を水源としており
透き通った綺麗な水が流れ出ている。中流から下流にかけては大型船舶ですら余裕で航行できる幅と深さががあり
比較的内陸部の方でも造船と運用が可能となっている。
竜が吐いた炎によって削られた大地に、水が流れ込んで出来たという伝説がある。

レイングラード-(れいんぐらーど)

大陸中央部やや西よりの平原に位置する教会都市。都市面積約1,425ha、総人口約241,300人。
きっちりとした石で組まれた強固な市壁に囲まれており、城塞都市とも言える。
各地に教会が建っており、その数を合計すると16件にも及ぶ。
町の中心部には、カスティナ大聖堂と呼ばれる全長約120m、横幅約70m、奥行き110mの巨大な聖堂が聳え立っている。
カスティナ大聖堂を中心に四方に大通りが広がっており、北通りには宿場、西通りには市場、東通には職人町
南通りには商館が立ち並んでいる。
特産品は聖像や絵画と言った芸術品で、職人町には多くの石職人や画家が住んでいる。
参事会による建築物の制限が厳しい為、都市の外観はきっちりと整備されており、非常に美しい事で有名。

連合軍-(れんごうぐん)

防御同盟に参加する地域や国の正規軍や傭兵、自警団の選抜部隊などで構成された混成軍。
十字軍からは烏合の衆と罵られているが、正規軍と自警団、傭兵などによる連携は並みのものではない。
絶対数では十字軍に劣るが、地の利、連携を活かした戦闘で張り合っている。
装備水準はまちまちだが、あまり高いとは言えない。

【わ行】


最終更新:2010年07月30日 12:36