力が入らない。
微弱な電気が身体に残り、ビリっとした感覚が不定期に走る。
すると一瞬、関節の糸が切れたようになり、思わずへたり込みそうになる。

これがマヒという感覚か。

ポケモンバトルでの状態異常に掛かる事など、そうそうあるものではない。
道場で修業の身であるアゲハも、これは初めてだった。
素早さの低下は別に身体が重くなったわけでは無いのだと知った。
スタンガンに近い感覚。脚にしっかりと力を預けられないのだ。

マヒの感覚に慣れないまま、目の前の格闘家に勝つ事など出来るのか。
絶望的でしかない。
だが、




それでも――


折れてしまえばそこで敗北だ。
負けないと信じている限り、希望はある。
だからアゲハは凛とした表情で、ガンマの目を見据える。
勝負はまだ、続いている。


 ◆


砂嵐に煽られ、ビルの屋上はゆっくりと揺れている。
ガンマは一時的にでんじふゆうを解き、コンクリートへと足を付けた。
地に足を付けても、身の丈3メートルにも及ぶ彼の目線からは見下ろす事に変わりない。

吹き抜けた強い風が、アゲハの生傷に砂を叩きつける。
彼女はほんの僅かに顔を歪める。それを合図にガンマが足を踏み出した。

「シュハァ―――ッ!!」
『ヴァルシャアアァァモッ!!』

戦闘が再開する。
先陣を切ったのはバシャーモだ。
両脚から噴射した火炎が速度を高め、迫りくるガンマを迎え撃つ。
その灼熱を纏わせた右脚が、弧を描くように動き――

『シャアアァァァァ―――――ッ!!!!!』

ブレイズキック。
斧のように振り下ろされる一撃。

それを受けたのはガンマではなく、寸前に踊り出た『まもる』体勢のコイルだった。

「あのコイル……まもるを覚えてるのかよ……!」
「愚か者め! この私を狙う事など見通していたわーっ!」

バシャーモが飛び退くと同時に、ガンマも高く跳び上がる。
太陽を背に、地に生じる影。

「狙いはお前だぞ、アゲハント!!」
『ハ……!』

咄嗟にアゲハントは、真上へと攻撃照準を向けた。

『ア、アゲハ~~~ントッッ!!』

音波から生み出される衝撃波による攻撃、むしのさざめき。
避けようも無く、その巨体に浴びせられる。
だが、しかし――

「しゃらくさい!」

一喝。ガンマは体勢を崩さず、弾丸のように突き進む。
生身の人間がポケモンの攻撃を平然と耐えたのだ。無茶苦茶である。
いや、これもガンマならば当然の事と言えよう。
山の中で戦いを積み、鍛え上げられた頑強な肉体。
そこに適応し、岩に匹敵するような耐久性を持っていても、不思議では無い!


――不思議では無いのだ!




むしタイプの攻撃など、効果はいまひとつだ!!!!!!!!!




「フライングプレス――――ッ!!!」

修行により会得したポケモンのわざ。
クレーターが生じる程の一撃、耐性が有利なアゲハントと言えども受けきれまい!

砂煙が巻き上がる――


『ア……アゲハン……ト……』

ギリギリの所で身をよじって回避……ッ!
さざめきによって、僅かだが狙いを逸らせたのかもしれない。

「うらぁぁああああああああああああああああああッッ!!!」

ガンマが身を起こす前にアゲハが接近。連撃を叩き込む。
マヒ状態であろうと、正拳の速度は平常時と寸分違わない破壊力。
しかし空手の腕前の差は圧倒的だった。
敵の剛腕は、アゲハの連突きを軽々と防御していく。

「(く、全然手ごたえが無ェ……、まるで大理石を殴ってるみたいだ……)」

皮膚が硬いと言う意味では無い。
ガンマの防御姿勢は、単に腕で受け止めているものでは無いのだ。
正拳をはらい落とすかの如く、受け流す。ダメージを通さない。

だからこそ彼の防御は、鉄壁以上に鉄壁。破壊する事は容易では無い。

「シャババ、ぬるいぞアゲハーっ! おまえの攻撃など私には全く通じないぞ!」
「う、るせェ――!」

挑発のままに、思い切り振りかぶった上段回し蹴り! 盛大に空振った!
ガンマは後方へローリングし、でんじふゆうにより宙へ浮く。

その時、フィールドに響いた『ぶわーっ』と奇妙な音。
カバルドンのあくびが、バシャーモを捉えたのだ。
逃れられない眠気が意識を強制的に揺さぶる。

「バシャーモ!」

このまま眠られてしまえば、後はもうカバルドンの地震で一網打尽。
チェックメイトへの準備が着々と完了しつつある。

……と、ここでアゲハは敵の行動に無駄があると気付く。

「(どうして今、じしんを打たなかった……?
  わざわざ眠らせなくても、バシャーモは下手したらやられていたハズ……)」

やはり気付くのが一歩遅い。

アゲハの気付いた通り、ヘタをすれば敗北していた状況。
どうして、という疑問を浮かべた時には、既にガンマはその原因を勝手に解説していた。

「カバルドンへの砂の鎖を切れているだと!?
 そうか、私がアゲハの相手をしている間に、バシャーモが切り裂いたと言う事か……!」

でんじふゆうの効力を失ったカバルドンは、今にも崩れそうな屋上に降りてしまった。
もしここでじしんを打てば、自分もビルの崩壊に巻き込まれてしまうだろう。
カバルドンは、それを恐れた。
結果としてあくびを選択。アゲハ達に猶予を与える事となった。

「グム~ッ……やりおるではないか!
 だがあいにくだな、お前たちを奈落へ叩き落とす準備は出来ている!」

ガンマは再度屋上へと着地。
片足を高く上げ、ひび割れたコンクリートへと思い切り踏み込む。



ビシッ



と、明らかに嫌な音が下から聞こえて来た。

「え」

アゲハの立っていた場所が唐突に傾いた。
今の"震脚"によって亀裂が広がり、屋上の一角がなだれ落ちようとしているのだ。
それは数刻前、かいパンやろうのビリーを崖へと飲み込んだ技!

「うそだろォ!?」

怪力っていうかもうコレ色々ずるいだろ、と感じたが、とにかく脱出を図らねばなるまい。
無論、仁王立ちで妨げようとするガンマをかいくぐらねばならないのだが……。



突如。バリリッ、と電気の走るような感覚、アゲハはへたっと膝を着いた。

「(く、このタイミングで……痺れ……)」

立ち上がる事が出来ないまま、地滑りのように足場が崩れていく。
アゲハの身体が、逆さまに宙へと投げ出される。

「シャババ、己の悪運を恨むがいい、シャバババババ――――――ッ!!!」

視界全体に、真っ青な空が広がった。
その中心には高笑いするガンマ。その姿も、声も、みるみる遠ざかる。



――これで終わり……これで死ぬ……?



『死』を実感した。
どれだけ身体能力があろうと、この高さから転落すれば二度と立ち上がれない。
身体の芯に氷を差し込まれたように、震えが走った。



アゲハは静かに目を閉じた。

















拳を硬く握って、叫ぶ。


「そんなの認めるか!!! アタイが、こんな終わり方するものかよ!!!
 当然だろ、バシャーモッッ!!!!」




バッと目を見開いた先には、鳥に似た真っ赤な顔があった。
バシャーモは二本の腕でアゲハを抱え、大地で受け身を取る。

「痛ッてェ~……」
『シャー……』

よろり、と腕から降りたアゲハは二、三度咳き込んで、砂の混ざった唾を吐き捨てた。
ゆっくりと息を吸い、ゆっくりと吐き出す。
そうして待機するバシャーモを見据えた。

「信じてたよ」

痺れが少しづつ収まり、フラフラとアゲハは自分の脚で立ち上がる。

「……って、胸張って言えたら良かったけど。
 一瞬だけ、ホントに死ぬと思った。助からないって思った」

ついさっき、もっと高いところからブレイズキックで降りたって言うのに。
こんなにも頼もしい仲間がいる事を、あの瞬間に頭からぶっ飛んじまった。
不測の事態になると、こうも簡単に弱気になっちまうだなんて……。

「それを一言謝りたい。ポケモンを信じてなきゃ、その、トレーナーとして未熟だから。
 だから……だからもう、もう何が何でも信じるからな。
 もう絶対にブレないからな。
 アタイも、本気でお前たちに応えるから。……だから、信じろよ!」

『……シャッ!』

「いいか、バシャーモ」

『フシャ』

「ぜッッッ……てぇーに、勝つからな!!」

『……シャアァッ!!!』





太陽の日差しよりも眩しい、強い輝きに包まれた。
虹色にも見えて、桃色にも見える。そんな光。

「それ、アタイのバッグ……。
 お前さっきの間に、わざわざ持ってきたのか?」
『フシャ!』
「フシャじゃねーよ! なんだお前余裕じゃねぇか!」

見た事の無い道具だ。宝石のような石に、よくわからない腕輪。
それぞれが共鳴するように光を発している。

「あぁ、今なら使い方がわかるぜ……。
 ……直感でわかった!」

メガストーン『バシャーモナイト』を投げ渡し、左手にメガバングルを装着。
腕を突き上げて、叫ぶ。




「見せてくれ……お前の本気の本気の本気の、本ッ気をさァッ!!!!」
『バシャアアァァァァァアァァァッッ!!!』




気付けば、砂嵐はやんでいた。


 ◆




カバルドンが戦闘不能となる瞬間を、ガンマは見逃した。
とびひざげりは音速の如く放たれ、振り返ると、屋上からリングアウトするカバルドンの姿があった。


メガバシャーモ。
上半身を覆う白い体毛は、空を切り裂くような独自の形状に変化。
四肢に纏う炎は抑えられんばかりに燃え続け、周囲に陽炎を揺らめかせる。

「ほう!」

メガシンカの存在は知らない。
だが、その姿は覚醒を遂げたものである事はわかる。
未知の現象。限界を超える力を目の前に、心が躍る。

「魅せてくれるではないか。この僅かな時間でポケモンの力を引き出したとは」
「へへ……どうだ。こりゃあ形成逆転じゃねぇのか?
 もう砂嵐も収まった、カバルドンはもう居ない。
 そのコイル一体で、どうやってアタイたちと戦おうって言うんだ?」
「シャバババ!! 思い上がるなド下等トレーナー!!
 既にお前の敗北は決定しているぞ―――ッ!!」

ガンマが指差す先には、力尽きたアゲハントの姿があった。

「一つはお前の手持ちも残り一体だと言う事。
 そしてもう一つ、バシャーモの様子を見るがいい」
「んな……」

膝を着き、倒れ伏すメガバシャーモの姿があった。
先刻カバルドンの放った『あくび』がここに来て意識を奪ったのだ。

「やはり忘れていたか、ド下等トレーナー!」
「だ……だけどバシャーモが目覚めれば、コイルの一体くらい……!」
「シャバババ、レベル1コイルを知らないとは失笑ものだな」
「レベル1……コイル……?」

レベル1コイルとは、HP満タンからは決して一撃では瀕死にならない特性『がんじょう』を利用した戦略。
ダメージを受けるたびに『きのみジュース』で体力を回復させ、さらに『リサイクル』で道具を元に戻す事でいつまでも生き残れるのである。

「バシャーモが眠りから醒めたらすかさず『どくどく』を使い、じわじわと死に追い詰めるのみ。
 そうなればお前の勝ち筋はただ一つ。死ぬまでの数回だけ使える『ブレイズキック』でコイルをやけど状態にする事のみ。
 僅かな運ゲーに身を任せるしか、生き残る道は無い!」

希望の見いだせない現実を、アゲハの胸に付きつける。
だが、それでもアゲハは平然と向き合って見せる。

「ハッ、わざわざ勝ち筋の解説どうもな。だったらアタイは、その可能性を引き当ててやろうじゃないか!」


「くだらん事を言うな、貴様それでも空手家かーっ!」


「えっ」

思わぬ一喝、呆気にとられる。

「運ゲーの糞試合なんて、みっともない展開はやめるんだ――っ!」
「えっそれアタイに言ってんの!?」
「真の空手家であるならば……」

ガンマは帯を解き、胴着を脱ぎ捨てた。
そうして『押忍』の構えを取り、ゆっくりと歩み寄る。

「正々堂々、実力で決着をつけようではないか」

バシャーモの覚醒、アゲハの不屈の精神。
それらを見せつけられた上で、運による決着は望まない……と、ガンマはそう思っているのか。

ただ、どちらにせよアゲハの勝ち目は薄いだろう。
男女差によるアドバンテージ。
巨漢ガンマと小柄のアゲハ、その体格は二倍は異なる。
実力においても、長年の修業を積んだガンマとは経験が圧倒的に違う。
加えてアゲハはマヒ状態。いささか無茶である。

「……上等だ」

だが、アゲハはその戦いに乗った。
勝ち負けなどどうでもいい。
自分自身の心が、これを望んでいる。それ以上の理由は無い。



 ◆



「シャバ―――ッ!!」

顔面に迫る二発を回避。
続けざまに飛ぶ前蹴りが胸部に刺さる。
お返しに放った突きは、ガンマへと届かず。
肩甲骨辺りに手刀を叩き落とされる。

振り下ろされる拳、薙ぎ払われる脚、次々に繰り出される打撃の応酬。
ガンマの攻撃は全て、鉄球のような鈍器に近い破壊力がある。
アゲハの必死の防御(空手技術では無い、感覚的な防御姿勢)では、あざが形成されていくばかり。

「だらあああぁぁぁぁぁぁ―――ッッ!!!」

巨漢の周囲を飛び回るように動き、ハイキックや回し蹴りなどの足技をガンガン放つ。
半端ないバランス感覚から成る、軽快な動作によるダイナミックな攻撃、必殺コンボ、それこそがアゲハの武器。
しかし、どの技も巨大な手のひらによって妨げられる。
見切られている。
ゆえにほとんどダメージが通る事は無い。

「シャバババ、その蹴り本気か? まったく効かないぞ」
「チッ……」
「蹴りというものは……」

ガンマの体勢が大きく傾く。

「こういうものを言うんだーっ!!」

体重を込めた強烈な蹴りが、アゲハを身体ごと吹っ飛ばした。
よろめきながら起き上がる小娘に対し、ガンマは嘲笑をぶつける。

「フン、それでも先ほどよりは威力が上がっている。
 マヒ状態から貴様自身の"こんじょう"を目覚めさせた、といったところか。
 だがやはりその子猿のような体格では、勝負にならないようだな!」
「……ハッ、言ってくれたな……。まったく、どいつもこいつもアタイがチビな事を指摘しやがる。
 けれど言っとくがな……それを口にした時点でお前の負けで決まりだ。
 チビだと思って甘く見てきた奴は全員――例外なく地面に寝そべるハメになったからなァ!」

アゲハが跳び上がりながら接近する。

「バカの一つ覚えが! 蹴り合戦なら私が制したはず――っ」

左側から叩きつけられたアゲハの飛び蹴りを受け止める。
防御が左側へ集中したその瞬間。アゲハは両脚で大地を蹴った。

「……む?」


バネの反動が如く跳び上がる、懐からのロケット頭突き!
ガンマのアゴを強烈に打ち抜くッ!!


「ングッ……」

よろめくガンマに追撃のローキック。
軸足の関節に響かせる一撃。

「シャボ~~ッ!」

見事にダウンを奪い取る。
そのままアゲハはマウント体勢をとり、ガンマの首を狙う。



だが、またしても襲い来る、シビれ――
ガンマを目の前にして、力無く膝から崩れ落ちた。

「ク……ソ……」

ぐっと伸びた片腕がアゲハの胸倉を掴み、地面へと叩きつけられる。
頭蓋骨を押さえつけられた状態で、マウントを奪い返すガンマ。

顔面をわしづかみされ、上半身が持ちあがった状態から、後頭部をコンクリートへと叩きつけられる。

「ガッ……!! グ……痛……ぃ……」

二、三度ほどぶつけられ、アゲハは気絶した。




「不意を打たれたとは言え、この私からマウントを取るとはな……。
 だがあいにく、ここで終わりにさせてもらおう」

アゲハの首に手を掛けた時、強烈な熱風が皮膚を吹きつけた。

『フシャァァ……!』

メガバシャーモは既に目覚めていた。
その振る舞いから、ガンマを威圧しているのは明らかだった。

「支給品の身でありながら、敗北したトレーナーを自らの意志で救おうと言うのか」

その問いへの答えなど、もはや語るまでもあるまい。
数時間の関係であっても、彼らは既に信頼と絆で結ばれているのだから。

グラ……と、建物が大きく揺れた。
下層の方からただならぬ騒音が、少しづつ音量を増していく。

「フン……このままコイルと戦わせていたら、その前にビルが崩れるな。
 バトル中となってしまえば、でんじふゆうを使える余裕も無い。おそらく共倒れだ」

ガンマは大人しく、アゲハから手を離した。
そうしてでんじふゆうで飛び上がる。そのまま街の中へと去っていく。

「シャババババ……! 今回は引き分けだ。
 だが次に会う時が、お前らの命日となるだろう!!」




轟音と共に崩壊していくビルを背に、メガバシャーモはアゲハを担いでその場を後にした。




【B-2/はいきょのまちその2/一日目/午後】


【からておうのガンマ 生存確認】
[ステータス]:アゴを打撲
[バッグ]:基本支給品一式、タウリン
[行動方針]基本:パロロワ団諸共ド下等トレーナー共の粛清
1:殺しに行く

▽手持ちポケモン
◆【コイル/Lv1】
とくせい:がんじょう
もちもの:きのみジュース
HP:■■■■■■■■
能力値:無振り
《もっているわざ》
どくどく
まもる
リサイクル
でんじふゆう

◆【カバルドン♂/Lv50】 (瀕死)
とくせい:すなおこし
もちもの:ゴツゴツメット
HP: □□□□□□□□
能力値:HP、防御振り
《もっているわざ》
あくび
ステルスロック
じしん
じわれ


【バトルガールのアゲハ 生存確認】
[ステータス]:状態:気絶、まひ、肋骨軽傷、全身にあざ、後頭部を打撲、服がぼろぼろ
[バッグ]:基本支給品一式、ランダム支給品×1~2、バシャーモナイト
[行動方針]対主催
1:この実験を殴りに行く
2:からておうのガンマを倒す

◆【バシャーモ♂/Lv50】
とくせい:もうか
もちもの:バシャーモナイト
HP:■■■■□□□□
能力値:AS振り
《もっているわざ》
とびひざげり
ブレイズキック
ストーンエッジ
カウンター

◆【アゲハント♂/Lv50】 (瀕死)
とくせい:とうそうしん
もちもの:???
HP:□□□□□□□□
能力値:CS振り
《もっているわざ》
おいかぜ
しびれごな
メロメロ
むしのさざめき



第39話 トリック 第40話 リングアウト 第41話 Private Wars

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最終更新:2015年06月03日 00:13