天樹院エルモア

天樹院エルモア(てんじゅいん えるもあ)


占い師としてオカルト界にその名を知られる大富豪。
夫・古比流(コペル)と共に巨万の富を得てからは稼業の第一線を退き、伊豆にある邸宅「エルモア・ウッド」にて、サイキッカーの孤児達を引き取り育てている。
子供達からは「ババ様」「おばあ様」といった愛称で慕われている。
占い稼業を引退した現在も政財界などとのコネクションは保持しており、関東衆英会組長の三好とも顔見知り。
トランス偏重型のサイキッカーで、窓の外に未来を映し出させる幻視千年万華鏡」を使える。また、予知夢を見ることも出来る。
エルモアは、この能力を用いて世界が崩壊する様子を予知し、子供達にPSIの扱い方を教える事で、来たるべき災厄に備えている。
サイレン世界の事を話そうとしたコペルを、ネメシスQの制裁によって失うが、その直前、彼とテレパスで通じあった事で、未来の様子を断片的に知る事に。
夫の命を奪ったネメシスQに対しては憎悪を抱いており、サイレンの秘密を解明した者に5億円を与えると公言した事で、サイレンの謎の解明に火をつけさせた。
心臓の持病を患っているため、外出する時などは、CURE能力に優れるヴァンをお供として連れている。

望月朧を呼び出した際に、朧が夜科アゲハ雨宮桜子を同行させた事が縁でアゲハ達と知り合う。後に子供達を通してアゲハにバースト・ストリームを会得させた。
アゲハ達がサイレンドリフトであると知る数少ない人間で、ネメシスQの制裁プログラムにより、置かれている状況を詳しくは把握していないものの、それとなく事情を察し、何かと協力してくれるなど、良き理解者の一人である。


サイレン世界のエルモア

宣戦の儀の映像では、その1年前に航空事故で死亡している。
エルモア・ウッドの子供達が蜂起したのは、彼女の死により彼らを止められる人物がいなかったため(アゲハ達他のPSI使いの存在については考察参照)。
エルモアの事故死を回避しようとしたアゲハ達の奔走により、4thゲームの行われたサイレン世界では生存しており、地下に日本政府と共同で建造した「天樹の根」で生活している。
高齢のため、車椅子を用いており、心臓の持病のためか、吐血している描写がある。また、予知能力も以前に比べて衰えが見えつつある模様。
夫の仇であるネメシスQの主と対面した際は思うところがあったのか、憎悪を向ける事はなかった。

5thゲーム開始時点では体調を崩し寝込んでいた。
W.I.S.Eが天樹の根に侵攻してきた際には、残り少ない自分の命を役立てようと未来予知を行う。
今わの際に子供達への感謝と最後に見た予知を伝え、心残りや無念を抱きながらもそれらを子供達に託し息を引き取った。

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最終更新:2010年07月23日 20:55
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