総合

  • 今作の登場キャラは24名だが、隠しキャラを全員含めば総勢41名となる。これは過去作品も含め、プレイヤーが使用可能なキャラ数としては史上最大人数を誇る(参考としてぷよぷよBOXには衣装違い含め総勢75名のキャラクターが出るが、プレイヤーが操作可能なのはアルルのみ)。


ストーリー

元ネタ・過去作からの出典(本編)

  • カーバンクルが勝利した時に、カーバンクルが乗っている大きな緑ぷよは、初代ぷよぷよのとことんぷよぷよにおけるお助けキャラ「びっぐぷよ」と思われる(よく似ているがフィーバーの「でかぷよ」ではない)。
    • そのお助けキャラにはカーバンクルも含まれていた。
      「びっぐぷよ」は縦2列をすべて押しつぶして消し去ってしまうもので、
      「カーバンクル」はランダムに歩き回ったところをすべて同じ色に変えていくもの。
  • りんごのストーリー第3話におけるアミティの「ゆめは ステキな 魔導師(まどうし)!」という台詞は、ぷよぷよ7第6話勝利デモからの引用。
  • アミティのストーリーなどに出てくるアミティの「なんで そーなるの!」のツッコミは、かの有名な萩本欽一さんのネタが元ネタ。
  • ラフィーナのストーリー第2話でシグがラフィーナの名前を「ラヘーナ」と間違えているが、これはチュー!のラフィーナはらはらコース STAGE 7 からの出典。
  • ドラコのストーリーの第8話のアルルとの会話の流れは、SFC等のぷよぷよ通のドラコとの漫才デモが元ネタ。厳密に言うと、この漫才デモでは初代ぷよぷよの対ドラコのオマージュとして、アルルとドラコで立場が逆転している(初代では今とは逆にアルルが「美少女コンテスト!?」とボケていた)というものであった。
  • アルルのストーリーの第5話のウィッチの「ほーっほほほっ こんなところへやってくるなんて なんておばかさん」「それなりに わたくしがおあいていたしましょう」は初代ぷよぷよでのウィッチのセリフからの出典。
  • 同じくアルルのストーリーの第8話のシェゾとサタンでその場にいるアルルを取り合うようなシチュエーションは、GG版魔導物語Ⅱの地下100階における対サタン戦前のイベントシーンが元ネタ。(当時は、アルルが選択肢で今作と同じように両方を拒絶するとシェゾとサタンが手を組み、ゲームオーバーになる仕様だった。)
    • エクストラストーリーの第3話のシェゾの「そいつからはなれろ」も、同じ場面の、アルルとサタンの対面しているところへ乱入した時のセリフからの出典。
  • また、同じくアルルのストーリーの第8話の勝利セリフの「か…勝ったわっ!」は初代ぷよぷよにおけるサタン撃破後のエンディングのセリフからの出典。
  • シェゾのストーリーの第6話のアルル撃破後の「れんさの くみかたを おしえてやろうか?」というセリフは、ぷよぷよSUNのシェゾの勝利セリフからの出典。
  • シェゾのストーリーの第7話のルルー撃破後の「かみをも けがす はなやかなる このオレの……」というセリフは、シェゾのフルネームの「シェゾ・ウィグィィ」という名前が、古代魔導語で「神を汚す華やかなる者」を意味するという設定から来ている。
    • 余談だが、シェゾのテーマの曲名「The gorgeous man who defile the God」を日本語訳すると「神を汚す華やかなる者」になる。
  • 同じくシェゾのストーリーの第8話の「うるぁっ! やっぱりおまえのしわざかっ!!」はSUNで同じくサタンに対峙した時のセリフからの出典。
  • ウィッチのストーリーで、ウィッチが度々言う「おばあちゃん」とは、「魔導物語 魔導師の塔」に登場する「ウィッシュ」というキャラクターのことであると思われる。
    • 彼女は天を源とする魔導の使い手で、16歳の時に世界を滅ぼそうとした魔導師ダークマターを倒したが、彼女もその戦いで傷つき、それからずっと魔導世界の西の森にある塔でひっそりと暮らしている。
      • ただし、彼女は「ぷよぷよ」シリーズには登場していない為、このキャラクターの版権を所持しているのはセガではなく、D4エンタープライズである。つまり、ウィッチの祖母の名前が発覚しているにも関わらず明かされないのは、「大人の事情」というわけである。
  • ウィッチのストーリーの第5話の「あなたが ほしいっ! ですわ」「コホン… もとい、あなたのそのぎんいろのかみのけがほしいだけですわ」「しつれいな ヘンタイはあなたひとりでじゅーぶんですわ」は、SUNのシェゾのストーリーでウィッチに会った時のセリフからの出典(当時はシェゾの白い服を欲しがっていた)。さらに元をたどれば、初代ぷよぷよでシェゾがアルルに言った「お前が欲しい。」からの一連の流れのパロディ。
  • クルークのストーリーでクルークが飲んだ「ヒ・ミ・ツのドリンク」とは、お酒のことである。
    • ちなみにお酒は、魔導物語では魔導力 (MP) を回復するアイテムだった。
  • エクストラストーリー第6話におけるりんごの「こんのーーー!!」という台詞は、ぷよぷよ7第21話りんごデモでエコロにだまされかけた時の台詞が元ネタ。
  • りんごのストーリーの第1話勝利後、さかな王子のストーリーの第1話勝利後、カーバンクルのストーリーの第1話勝利後、まぐろのストーリーのエンディング、などでのりんごの台詞「さっていった…」は、ぷよぷよ7第11話~第16話勝利デモでりんごがぷよつかい達と戦った後に放っていた台詞が元ネタ。

+ スペースチャンネル5パート2関連
  • エコロの台詞には、同じくセガ発売の『スペースチャンネル5パート2』のラスボスであるパージ(声優:石田彰、エコロと同じ)の台詞が元ネタのものがいくつかある。「ひかくてき たのしかったよ」「おたのしみは これからさ」「さあ、どうしたい?」等。
    • スペチャン2はぷよぷよ7と同じく吉永匠がディレクター及びストーリーを担当しており、パージの頭部のうねうねした髪型もエコロの頭部に似通っている。
    • 「ひかくてき たのしかったよ」はリポート4第3セーブポイント直前の台詞、「おたのしみは これからさ」はリポート5プロローグの台詞、「さあ、どう したい?」はリポート4第2セーブポイント直後の台詞。

元ネタ・過去作からの出典(その他20th関連)

  • Webオリジナル漫才デモ第5話におけるシェゾとアルルの「ルーのないカレーライスだ!」「それって はくまい…」というやりとりは15thのシェゾのストーリー8回戦における「ミルクぬきカフェオーレ」が元ネタ。
  • 同じくシェゾの「ばたんきゅー寸前なのか?」というセリフは、魔導物語の敵キャラの残り体力メッセージ(ファジーパラメータシステムだった為)からの出典。
  • ぷよぷよドラマCD#1のアルルの「のーみそぷーになってなさい」という発言は、魔導物語における戦闘でプレイヤーキャラや敵キャラがブレインダムドなどを受けた時の状態異常「のーみそぷー」からの出典。
  • ぷよぷよドラマCDの#4のアルルの「へんたいだわ、このひとっ!」という台詞は、PC98版もしくはGG版魔導物語Ⅱのオープニングデモでの初対面時の反応と同じ。

その他

  • 今作は、15thのように全員それぞれが主人公のストーリーがあり、さらに7のように試合勝利後のデモも用意されている。
  • 今作のストーリーは全(24+1)章x各8話=200話という大ボリューム。当然、1話ごとにぷよ勝負するため、ストーリーだけでも200回のぷよ勝負をそれぞれ異なるシチュエーションで楽しめる。
    • ちなみにナンバリングの中でステージ数がトップクラスであるチュー!(全3編x各(3+6+8)話=51話)の約3.9倍ある。
  • 今作のデモ数は、勝利デモを別物として考えると200話x各2デモ+プロエピ2デモ+Webオリジナル8デモ+公開アフレコ1デモ=411デモ存在する。
    • また、エクストラ8話勝利デモは使用したキャラによって変わるため、それを別物として考えるとエクストラ8話勝利を除いた410話+22キャラ×1キャラ除いた21キャラで合計872話存在する。
  • 15thや7で出会っていたキャラ同士は、今作では「お互い覚えている」「片方だけが覚えている」「初対面の反応」とバラバラである。なお、ぷよぷよ! The Medal Edition(以下メダル版と記述)限定で出会っていたキャラ同士は、全て「初対面の反応」になっている。以下は、「出会っていたはずなのに初対面の反応」の組み合わせ(ただし、「単に以前出会った事を忘れていた」「エコロ絡みの記憶が抜け落ちていた」可能性もある)。
    • エコロストーリーのドラコ、アミティ、ルルーは、7の最終話「宇宙最後の日!?」でエコロの姿を見ているはずである。
    • アミティストーリーで、アミティは7の11話「なんだ!?火の玉、怪物体」でウィッチの姿を見ているはずである。
      • しかし姿を見ていても名前はアルルに聞くまで知らなかったし、記憶の中で名前と顔が対になったのも本作で出会ったとき。
    • リデルストーリーで、リデルとサタンは15thでお互いに出会っていた。
    • ラフィーナストーリーで、ラフィーナとルルーはメダル版ではお互い出会っていた。
    • シェゾストーリーで、クルークとはメダル版ではお互い出会っていた。シグとは15thで出会っていた。
    • どんぐりガエルストーリーで、どんぐりガエルとシェゾは15thでお互い出会っていた。
    • サタンとエコロは、7で第20話や最終話でお互いに出会っていた。
      • 記憶喪失のエコロ側が覚えていなくても、サタン側が覚えていないのは不自然。
      • ただし、エコロ絡みの記憶については本作のエンディングにてエコロ本人が「ボクはじくうのたびびと どのばしょにも どのじかんにも いないそんざい…」「めがさめるころには みんな ボクを わすれているだろうけどね…」と言っており、上記のサタンの件もこの作用により忘れさせられていた可能性がある。
  • ストーリーに関しては、7のストーリーを踏まえた台詞がある一方、15thのストーリー(エンディングで各キャラが優勝メダルに掛けた願い)は全て無かったことにされた模様(15thでお互い出会った魔導キャラとフィーバーキャラの面識は一部だけ引き継がれているが)
    • アルルは15thで大会で優勝した際に、願いごとの叶うメダルで「元の世界(魔導世界)と行き来できること」を願い、叶った模様だったが、エクストラストーリー第2話で、全く帰れていないことが発覚。
    • サタンは15thで大会で優勝した際に、「自分の学校(古代魔導学校)でプリンプ魔導学校生の合宿」が願いとして叶ったが、実現されていない模様。
    • ただし、15thは実質マルチエンディングだった(優勝者は本来一人であり、各ストーリーは全てパラレル)ので、願い事が無意味になったキャラ(アコール先生やナスグレイブ等辺り)が優勝したことが正史とも考えられる。この場合、一部のキャラの面識のみが引き継がれていることについても説明がつく。
      • 未だ叶っていないクルークあたりもありえるが、小さな出来事で、語られてないだけとも。
      • また、そもそも15thではメダルに掛けた願いが無効化されているキャラも多く、叶ったとされるキャラも実際の結果は描写されていないため、そもそもメダルの効果そのものが偽だった(授与担当のアコール先生が叶えられそうな範囲だけ解決した)可能性もある。
      • しかし旧作ぷよなど、一部作品においてストーリーはあって無いようなものだったため、SEGA移行後もこのスタンスを継承している可能性がある。そうである場合でなくても、真面目に考察するとこのような事態になってしまう、ということを付記しておく。
  • 漫才デモで会話中に効果音が入るのはフィーバー2以来3作ぶりである。


メインシステム

  • 取説にはもちろん載っていないが、フリー対戦の「ふたりでぷよぷよ」で、隠しルールの「こおりづけ」を選ぶと各キャラのこおりづけパターンを確認することが出来る。15thにも出ていたキャラは攻撃パターンの変更なし。→詳細はこおりづけパターンを参照のこと。
  • ストーリーモードのルールセレクトの上段3つは、左が漫才デモの場所(対戦背景)、残り2つが対戦相手によって変化する事が多い(例外はある)。
    • 少なくとも、ラクティ街道で延々とお悩み相談するりすくまストーリーの初期位置が全部カルテットなのと、屋敷の前で周りの人を幽霊にしようとするユウちゃん&レイくんの初期位置が全部クロスかいてんなのはこの為。
    • ただし、デフォで選べる「ぷよぷよ」のナーエの森か「ぷよぷよ通」の商店街(昼)が漫才デモのシチュエーションだった場合、左上のルールは別のルールになる。


ポイント

  • [DS]「チャレンジたいせんのなぞぷよが一番ポイントが稼ぎやすい」ことを理由に、そこで出てくるあやしいクルークが大抵のぷよらーにサンドバッグにされている(勝利一回につき最低1000pts.入る)。あやのコメント「許さん!絶対に許さんぞ~!」
    • 後続機種では強化されているためやや難しくなった。


BGM

  • 「みんなで対戦!朝までぷよぷよ」「や・ば・い・で・す」「コンティニューする?」「ゲームオーバー!」は5作連続、「紅き叫びの波動!」は4作連続、「時空を越えて久しぶり!」「へっぽこ魔王最強伝説」「Request from Puyopuyo」「Last from Puyopuyo2」は3作連続収録、「Tokoton from Puyopuyo」は2作連続収録となる。なお、「紅き~」「へっぽこ~」「Request~」「Last~」の4曲は15thにも収録されたが、15thではWii版のみ収録。
  • カーバンクルのBGMは「魔導の塔で対戦だよぷよぷよ通~さいしょのおんがく」になることがコンパイル時代の相場であったためか、今作で「みんなで対戦!朝までぷよぷよ」がカーバンクルのBGMになった。
  • タイトル後に流れる対戦画面のBGMはその直前にプレイしたのがストーリーの対戦相手のテーマ、もしくはチャレンジ対戦だった場合何週しようがその曲固定になる。(それ以外の場合はランダム)このためフリー対戦では使えないエクストラの最終決戦の曲も流れることがある。
  • 第8話の漫才デモ(一部キャラは違う)もしくはエクストラ第3話と第7話で流れるBGM「ぷよ!!~ボス漫才(Demo from Puyopuyo)~」は、原曲(「TRY OUT」or「MEMORIES OF PUYO PUYO」)では2ループしてからサビに入る流れだったが、今回は1ループでサビに入るようになっている。(恐らくだが、漫才デモでサビに入るようにした為だと思われる。)ちなみにわくわくぷよぷよダンジョンの「それでもぷよぷよダンジョンは終わらない」の場合は、サビが存在しなかった。
    • なお、このBGMはぷよぷよがまだ登場していない時代から存在する(90年にMSX2で発売の「魔導物語1-2-3」の「魔導物語1」に初収録)ので、今作に収録されているBGMの中では最古参ということになる。


バグ

  • [DS]フリーたいせんのよにんでぷよぷよで、3Pまたは4Pを「きゅうけい」(下の方のXマーク)にして適当に遊ぶか即終了した後、ストーリーの「エクストラ」を遊ぶと、第8話での敵が少なくなる。この時3Pをきゅうけいにした場合はサタンが、4Pをきゅうけいにした場合はエコロがいなくなる。両方きゅうけいにした場合はどちらもいなくなり、何もしてないのに勝利したことになる。片方しかいない場合は倒しても次に進まないので、この場合スタートボタンでポーズしてメニュー画面に泣く泣く戻るしかなくなる。これが発生した場合、メニュー画面に戻った後に再び同じストーリーで遊んでも同様のバグが発生する。フリーたいせんのよにんでぷよぷよまたはペアでぷよぷよで4人対戦するか電源を切れば、このバグはなくなる。
    • 後続機種では修正された。

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最終更新:2024年02月13日 19:04