ぷよm@sアナリーゼ

 

7.全テヲ破壊スル黒キ巨人(Part34 15:46)
 
 
○ニーア ゲシュタルト(レプリカント)
 
元ネタである本ゲームを遊んだ経験も全くなく、それどころか、聞いたことすらないゲームタイトルだったのに、なぜBGMは聞き覚えがあるのだろう? と不思議に思っていましたが、調べていくうちに判明しました。よそのノベマスで使われていたのでしたw(→ガルシアP)
 
「ニーア ゲシュタルト」はスクウェアエニックス製品「ドラッグオンドラグーン」シリーズ作品の一つです。ゲーム機によってタイトルが違うようですが、タラPならXboxだろう、ということでこちらのタイトルで。
 
基本的には「ゼルダ」のような一人で多くの敵を倒していきながら、次第に強くなっていくアクションRPGゲームです。説明記事では「無双系」という言葉も見かけました。確かに魔法でザコを一掃することも可能ですが、そう簡単には倒せない程度の強さはある印象でした。一緒に戦ってくれる味方もいます。
 
 このシリーズの特徴として重厚なストーリーを用意している、というのがあります。誰かを救う為に別の誰かを犠牲にする、そんな基本設計なのでしょうか、話が進めば進むほどやるせない気持ちにさせられる場面が多いです。「鬱ゲー」なんて評価も納得のシナリオでした。
 
 「全テヲ破壊スル黒キ巨人」は同作品の中盤、身の丈10倍はあろうかという敵、巨人が出現する場面のBGMとして登場。巨人の圧倒的な存在感を引き立てます。
 
作詞・作曲者は不明。一応クレジットには三人(岡部啓一、石濱翔、帆足圭吾)の名がありますが、CD全曲が三人連名になってますので、正確ではなさそうです。
 
 
○どうあがいても絶望
 
前話(Part33)でいい話っぽく終わり、今回も前半はしんみりとした感じで昔語りをしていたので、すっかり油断していましたね。「上げて落とす」のはお話作りの常道とは言え、タラPにはやられっぱなしです。
 
前述したガルシアPのノベマスとぷよm@s、本曲が流れている両場面で共通して出てくる言葉が「絶望」なんですから、二人がこの曲をどう捉えているのかよく分かります。もっともタラPの場合、ガルシアPに乗っかって使用している可能性もありますが。
 
とっておきの「絶対運命黙示録」をキャンセルしてまで本曲をかぶせてくる、ということは、本曲は小鳥のテーマと見て間違いありません。
 
元ネタのイメージを引っ張っているのでしょうか。実際に小鳥が無双していくわけですから、ラスボス小鳥がアイドル勢をザコ扱いするかの如く一気になぎ倒す、といったシーンを容易に想像させます。
 
もう一つ、注目したいのが「絶叫のコーラス」です。ヒステリックにさえ感じる叫びのような歌声―「絶叫のコーラス」といえば、真っ先に連想するのはやはりヴェルディのレクイエム(怒りの日)です。言葉だけではどんな曲か分からないかもしれませんが、絶対に聞き覚えがある曲です。
 
キリスト教の宗教観を説明しだすと長くなるので割愛しますが、要するに、死んでしまった真は天国に行くのか、それとも地獄に落ちるのか。小鳥による「最後の審判」なのですよw 
 
これに対するアイドル勢が反転攻勢に回るのはいつになるのか、まだまだ先は長そうなPart34でした。
 

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2015年10月16日 10:10