誤(ご)は、2003年から2007年まで
abcと同日開催された、団体戦形式の
クイズ大会。「
学生サークル早押しクイズ日本一決定戦トーナメント」と銘打たれている。
概要
テレビ番組『
天』の「学生サークル早押しクイズ日本一決定戦トーナメント」をベースに、5人一組での形にしたもの。
演出にも随所に『天』のパロディが挿入された(ただし、回を経るにつれてパロディ的演出は減っていった)。
基本的に「abcの休み時間の合間を縫って行われる余興」というスタンスで開催されており、決勝以外はabcの
ペーパー採点、敗者復活開催時といった時間を利用する。
この形式の団体戦は2007年で終了し、2008年からは代わって「
EQIDEN」という新たな団体戦が行われている。
レギュレーション
1チームは5名。補欠は3名まで可能。参加資格は以下のとおり。
- サークルの例会を3回以上開催していること。
- 参加するメンバー全員が「abc」の出場資格をもつこと。
- 参加するメンバー全員が当該サークルにおいて3回以上の例会参加経験を持っていること。
- 出場選手全員が、サークルの看板を背負って出場するという意気込みがあること。
- なお、「誤2」までは、「abc」の出場資格を持たない者を2名まで「オーバーエイジ(誤)」「スーパーメンバー(誤2)」として参加させることが可能だった。
ルール
チーム数などの変動により異なる。( )内に3と書かれている場合は3チーム対戦、それ以外は2チーム対戦である。
誤 |
1回戦(B3) |
準決勝(3) |
決勝 |
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誤2 |
1回戦(A) |
2回戦(A) |
準決勝(3) |
決勝 |
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誤3 |
1回戦(A) |
2回戦(A) |
準々決勝(B) |
準決勝 |
決勝 |
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誤4 |
1回戦(A) |
2回戦(A) |
3回戦(A) |
準々決勝(B) |
準決勝 |
決勝 |
誤誤 |
1回戦(A3) |
2回戦(B3) |
準決勝 |
決勝 |
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(A)のルール
- 「誤2」~「誤4」は2チーム、「誤誤」は3チームによる対戦。
- 各チームの5名全員が同時に早押し機につく。正解した者から順に勝ち抜け。
- 誤答は問題文を読みきった上で相手チームに解答権が移動(3チーム対戦の「誤誤」では通算5回で失格)。
- 先に5名全員が勝ち抜けたチームの勝利。
(B)のルール
- 「誤」「誤誤」は3チーム、「誤3」「誤4」は2チームによる対戦。
- 各チームエントリー時の順番に沿って1番手から順に1人ずつ早押し機につく。1問正解で次の者に交代。
- 先にアンカー(5番手)が正解したチームの勝利。
- 誤答はリセットとなり1番手に戻り、かつチーム通算5回で失格。スルーが3問続いた場合は両チームともにリセットとなり1番手に戻る。
準決勝
- 「誤2」までは3チーム、「誤3」以降は2チームによる対戦。
- 各チームエントリー時の順番に沿って1番手から順に1人ずつ早押し機につく。1問正解で次の者に交代。
- アンカー(5番手)が正解したチームは「誤」の書き問題に移行。1番手から順に解答を発表し、5名全員が正解したら勝利となるが、一人でも間違えるとリセットとなる。
- 誤答はリセットとなり1番手に戻り、かつチーム通算5回で失格。スルーが3問続いた場合は両チームともにリセットとなり1番手に戻る。
決勝
- 2チームによる対戦。
- 各チームエントリー時の順番に沿って1番手から順に1人ずつ早押し機につく。1問正解で次の者に交代。
- アンカー(5番手)が正解したチームは「誤」の書き問題に移行。1番手から順に解答を発表し、5名全員が正解したら優勝となるが、一人でも間違えるとリセットとなる。
- 誤答はリセットとなり1番手に戻る(ただし1人目の誤答に限り問題文を読みきって相手に解答権が移る)。スルーが3問続いた場合は両チームともにリセットとなり1番手に戻る。
データ
大会名 |
開催日 |
チーム数 |
優勝 |
準優勝 |
誤 |
2003年3月30日 |
18チーム |
AQC |
仙台第一高校 |
誤2 |
2004年3月21日 |
21チーム |
中央特快 |
名古屋大学 |
誤3 |
2005年3月21日 |
27チーム |
らもーズ |
僻地ーず |
誤4 |
2006年3月19日 |
33チーム |
紺碧 |
らもーズ |
誤誤 |
2007年3月21日 |
37チーム |
無名塾 |
北海道大学 |
最終更新:2011年08月26日 11:42