視野角調整のススメl

視野角とは、カメラで撮影される写真に写される光景の範囲を角度で表したものです。
画角とも言います。
RailSim2には、この視野角を変更できる機能が搭載されています。
Shift+マウスのホイールか、Shift+PageUp or PageDownで変更できます。
この機能を使うことによって、SSをより一層美しく仕上げることが出来ます。
一眼レフカメラなどを扱う時にも出てくるので、単語だけ覚えておいても損は無いと思います。


それでは、視野角が違うと何が違うかを見ていきましょう。
このSSは、同位置、同角度、同距離で撮ったもので、視野角のみが変わっています。
解説用なのでPIの配置等は適当です。済みません(^^ゞ

視野角が10.0(reg)です。
よくある鉄道写真の構図です。(!?
ここからどんどん視野角を広げていきましょう。


上から順番に、視野角20.0と30.0です。
少しずつ見える物が多くなっていますね。



上から40.0と45.0です。
RailSimでは、デフォルトで45.0度となっています。
人間が無意識的に注目しているのが、大体このぐらいの角度になります。


50.0です。デフォルトに近いです。




上から順に80.0と100.0、120.0です。
このあたりまで来ると魚眼レンズにのような写りになります。
特に120度ともなると、視野角が広すぎて架線柱がorzなことになっていますね。
普通このあたりの視野角は使うことはないと思います。

同じ位置から撮っても、視野角だけでこんなに変わるんです。
でも、どの視野角から撮ればよりリアルになるのでしょうか。

これには正解がありません。
皆さんの勘で決めてみてください。
参考までに、カメラのレンズの視野角を載せておきます。
超広角レンズ、または魚眼レンズ 最大180°の視野角
広角レンズ 一般に 100°から60°
標準レンズ 一般に 50°から 25°
望遠レンズ 一般に 15°から 10°
超望遠レンズ 一般に 8°から 1°
Wikipedia より(一部改変)


よく鉄道図鑑等に載る鉄道写真は、殆どが望遠か、超望遠レンズです。
ただし撮影時のレンズは、現場の状況や撮影者の好みで変わってくるので、一概には言えません。


いかがでしたでしょうか。
是非、視野角を色々に調整して自分だけの”My視野角”を見つけてみてください。
SSの仕上がりが良くなるかもしれませんよ。
以上です。
最終更新:2010年10月07日 23:34
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