「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki

第8話「最後の言葉」プロット

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  • 「最後の言葉」(あらすじ)

○Aパート
東ユーラシア軍切り札のMAを撃破、統一連合軍の攻勢を一端退けたリヴァイヴだが、苛烈になっていく戦闘の様相に、ユウナはソラをこれ以上巻き込むことを懸念していた。そこで彼は、以前から考えていた事を実行する。
シンとソラを呼び出し、二人に州都に行くように言う。目的は二つ。
ひとつは協力者を仲介して、現地から現在の東ユーラシア軍に関しての情報を得ること。もうひとつはソラに州都の下見をさせる事。特に後者に関してユウナはソラに言う。ソラをオーブに帰すためにいくつか手は打っているが最悪の場合、州都近隣で開放、あとは一人でやる、という事になるだろう。その万が一のために、街の下見をしてもらうというのだ。
トラックで出発した二人は途中、協力者と合流するために、ある貧しい村に立ち寄る。協力者の名前はターニャといった。彼女の家で一泊する事になったが、出された食事の粗末さに驚くソラ。
オーブはおろかリヴァイブにいた時だってずっといいものを食べていた。
思わず「これ…食べ物?」と口にしてしまった。
ターニャがそれに噛み付く。「だったら帰ったら?オーブのお姫様」
空気が険悪になる。シンがなんとか取り成すが、気まずい空気が残った。
夜、用意された部屋でシンはソラに、この地方の食料事情やエネルギー事情の厳しさを言う。ソラは黙り込むしかなかった。


○Bパート
翌朝。野菜の出荷に偽装し、さらに変装までして、二人はターニャと共に州都へ行く。
昨日事もあってトラックの中は気まずい雰囲気のままだった。
街に入り、シンはターニャにソラの案内をするよう言い残し、教えられた情報提供者と会うため二人と別れる。
時間が無いので仕方が無いのだ。
残された二人は仕方なく街を行くがさらに気まずくなり、ついに二人は往来で大喧嘩を始めてしまう。
オーブ国民への怒りをソラにぶちまけるターニャ。生まれながらに恵まれた者への嫉妬が、そこにはあった。
一方言われっぱなしのソラだったが、ついに彼女もキレる。
「だったらアナタも私と一緒にオーブに来ればいいじゃない!」と。
苦し紛れに出来もしないことを…と思い、返そうとするターニャにソラがたたみ掛ける。意地でもターニャを一緒にオーブに連れて行く、シンやリーダーに自分が頭下げてお願いしてでもそうさせる、と。ソラの目は本気だった。

その気迫に気おされたのか、あるいは思わぬチャンスが眼前に転がり込んできたせいか、それともただ単に呆れたのか、ターニャの中からソラに向けていた怒りが氷解していく。いつの間にか二人は意気投合し笑いあっていた。
その頃シンは東ユーラシア軍ガルナハン方面部隊の動向に関する情報を手に入れていた。治安警察から差し向けられた刺客がドーベル(仮)という事。先のMAを叩いたことで手負いとなり、次は死ぬ気で手を打ってくるだろう事を予測していた。

帰り道、来た時と違って不思議と仲のいい二人にシンの気持ちも和んでいた。しかし不意に彼らの乗るトラックが哨戒中の敵(ヘリ一機が追尾など)と遭遇してしまう。銃撃を受け横転するトラック。ターニャがソラをトラックから引きずり出し、安全なところへ連れて行こうとしたその時、すぐ近くで爆発。ソラは吹き飛ばされ、彼女を庇った格好になった少女は横で血を流して倒れている。
ヘリはシンが持ってきていた対MSライフルの一撃を受けて退却する。しかしターニャの傷はひどく、もはや助からなかった。結局、ソラは何も出来なくてただその手を握り締めるしかなく、最期に彼女がか細い声で言葉を残すのを、泣きながら看取るのが精一杯だった。
救援を呼び、何とかアジトのあるターニャの村に戻る。彼女の老いた家族が看取ってくれた事にさりげなく礼をいう。
ソラは何故戦うのか疑問を口にすると、家族はいう。
この地域では、戦わなければ飢えて野たれ死ぬしか道が無い。生き残るためには戦うしかない、と。
一方のシンは救援に来た大尉に制裁を受けていた。
シンの判断ミス(街中で二人にした事)が敵の警戒網に引っかかり、その結果ターニャが死んだ、と。
大尉に死ぬほど殴られ倒れたシンのそばに、ソラが寄り添う。二人はターニャが見たかっただろうオーブの姿に思いをはせた。

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