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資源低減技術の開発 :規格導入の利点と欠点

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資源低減技術の開発(イベント)


資源低減技術の観点から見たMANTIS規格導入の利点と欠点(およびその対策)について



MANTIS規格とは

MANTIS規格(Many clan countries And New-world Tera area Industrial Standards;多くの藩国、およびニューワールドテラ領域工業規格)とは、「テラ領域内技術力の復興」「テラ領域内資源利用の合理化」の理念を実現するために
「最善・最高の技術」を適用するべきであるものとして、「整備士」プロモーション活動において制定された
ねじ等機械製造部品に関する工業標準です。
本工業標準はリワマヒ国藩王室賀兼一よりとりまとめ役の鋼の王GENZ王に提案され、共和国・帝国間で検討されたうえで採用に至っています。

資源低減技術の観点において、この規格を導入する上での利点は以下の通りです。

利点

1.発注ロスの削減

 …規格が定まることで機械製造における必要部品について合理化が進み、部品種類が減ることで発注ロスが削減されます。

2.共有規格化による在庫軽減

 …規格が共通となることで製造する部品の種類が減り、製造ラインを合理化できるため在庫を圧縮できます。

3.管理・輸送システムの構築による在庫減少

 …規格が統一されることで品質管理部門・輸送部門においても製品取り扱いが簡単化されるため合理化が進み、製造工場・出荷センターにおける在庫も圧縮できます。

4.民生用品質へのグレードダウン

 …規格が統一され大量生産されることで、部品全体の品質が均一化されると同時にボリュームアドバンテージが得られるため、高品質の部品が安価に手に入るようになります。

5.資源リサイクルシステムの稼働

 …規格が統一され製造に必要な資源が共通化することで、検品によりはねられた部品や破損した部品が製造工場に戻され再生産されるリサイクルシステムを構築することができるようになります。


一方で導入においては以下が問題としてあげられます。

欠点


1.二次設計以降における設計見直しの発生

 …これまで製造していた製品における各部品が規格統一されることから、現時点で設計段階にある機械において統一規格を使うように設計を修正する必要があります。
ただし、ねじ径やボルト径まで設定に記述されているアイドレスは存在しないと思われるため、政策などでの対応で十分対処が出来るものと思われます。

2.既存機械の部分的な改修の必要

 …既存の機械において使用している部材のうち、統一規格部品で代用がきくものについてはこれを使用することになりますが、
改修の必要なものについては随時手を入れる必要が生じます。
しかしながら、1.の理由と同様に設定上の改修やメンテナンスの範囲内に集約でき、政策などで対処できるものと思われます。

3.統一規格部品の一時的な品質の低下

 …統一規格を作る製造工場の技術レベルが多岐にわたる関係で、部品単体の全体的な技術レベルが一時的に低下する恐れがあります。
しかしながら、これは各国の技術レベルが回復、改善される過程で最終的には誤差程度に縮まると思われます。
それまでの間は、部品については生産国を併記することで高品質部品の要求に応える形で解決できるものと思われます。

4.既存在庫の一時的なデッドストック化

 …これまで生産していた部品のうち、統一規格部品と競合するものについては比較的長期間在庫化すると思われます。
しかしながら、改修の進む機械のなかにも、統一規格にあわせきれないものが必ず発生する関係上、
これら在庫はいずれ払底し、追加生産が必要となるものと思われます。
そのためには各製造工場および流通センターの在庫量が共通情報となる必要がありますが、
これは統一規格化の過程において構築される管理・輸送システムが解決に働くと考えられます。


生産管理・流通管理に関する取り組みについてはこちら(「資源削減技術の開発」内ページです)

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