機械死人

概要

サイバーゾンビー
世界が終わった日以降に姿を見せた、異形の鋼鉄の怪物たち。世界の終わりを生き延びた生物すべてを駆逐することを目的として活動する。
姿や能力は幾つかの型に分類されているが、共通点として体のどこかに赫瞳を思わせる結晶体が存在し、その近くには古代グリース神話の神の名が刻印された金属板が埋め込まれている。
幾つかの奇妙な法則を有しており、最たるものとして「ひとつの街に一体だけ」というものが挙げられる。

機械死人には人工知能や機械脳の代わりに人間の魂が埋め込まれているのだという説を唱える碩学も存在したように、実は機械死人も元は人間であり、多少の自我らしきものが残っている個体も存在する。
思考能力はもはや有していないが、代わりに変異して発生した思考回路によって自身等の力をひたすら妄信し、残った生命を喰らうことにも躊躇いはない。

能力

クリッターなどと同じく物理的な作用を無効化する力を持ち、通常兵器では全く歯が立たない。この力は、彼らが尊ぶ《何か》の加護によるものであり、キリエの銃撃が効いているのは彼が機械死人とある種の同類に当たる存在であるから。
人間の姿に擬態も可能であり、見た目では判別できない。しかし、その行動や言動はどこか奇妙。

装甲型(ブランディ)

機械製の類人猿を思わせる姿をしている機械死人。
かなりの強度を持ち、キリエの光学兵器でなければ倒すことはできない。
作中では料理を作る女性、ディアーネが登場。

多脚型(アレニェ)

機械製の多脚類を思わせる姿をしている機械死人。
遠距離攻撃機能を有していることが多い。
作中では猟奇殺人鬼のような思考をしたアレスが登場。

獣型(ベット)

動物の形をした機械死人。
機動力が高く、キリエはあまり好きではない模様。

巨人型(ジェアン)

鋼鉄の巨人を思わせる機械死人。
キリエによれば、狭所では戦いたくないらしい。
作中ではフォード・ワールド地下で沈静化されたタナトスが登場。ただしキリエが過去に見た巨人型はタナトスほど巨体ではなく、嫌な気配もしていなかったらしい。

変容型(パラディグム)

拡大変容を起こした機械死人。
通常より能力と性能とサイズを拡大させ、姿も変容。あらゆる物理法則を自在に殺す力を持つ。
作中では錯乱したR・ドーマンによって再活動したタナトスが変容して登場。

元ネタ

「生ける屍」として有名なゾンビ。起源はブードゥー教にあり、ゾンビパウダーという薬を使って死体を動かし、死後も隷属させられる死体の事をいう。

ブランディ

アレニェ
フランス語で蜘蛛を意味する。

ベット
フランス語で獣を意味する。

ジェアン
フランス語で巨人、巨大を意味する。

パラディグム
シリーズを通して多く現れ、拡大変容にルビとして振られる言葉。
シリーズではダーウィンが提唱した進化論。短期間で莫大に進化する進化の一種。
言葉的な意味ではhttp://homepage3.nifty.com/recipe_okiba/nifongo/glossh1.html参照。

登場作品


関連項目


  • やられ役だけど存在感あったな -- 名無しさん (2013-03-20 02:12:46)
  • D〇raymanでこんなようなやつらみた -- 名無しさん (2013-08-03 23:40:01)
  • サイバー繋がりでマトリクスエッジのホラーとかと関係あったりして -- 名無しさん (2013-12-01 22:24:11)
  • 元ネタシャドウランのサイバーゾンビだと思われ -- 名無しさん (2014-01-27 16:09:56)
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最終更新:2022年04月07日 02:14
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