ククリ

DATA

アカウント番号 不明
年齢 不明
性別 不明
賞罰 不明
経歴 不明
出身 不明
人種 不明
健康状態 正常
電脳 状態正常
氏名 K・K・RI

概要

小城・ソーマがホラー殺しの現場で居合わせた、年齢不詳、身元不明の少女。外見は十代前半で、本土ではなく海外の出身と思われる銀色の髪が特徴。
無垢で素直な少女であり、言動は幼い。電脳都市で生きる上で当然知っている筈のことにも知らないという不自然なほどに無知な反応を見せる反面、時折難しい言葉を流暢に喋ることもある。
ソーマと行われた「アカウントの癒着」によって彼と離れられないが、その状況を意に介すことはなく当然のように彼と行動を共にしている。

来歴

その正体は企業複合体が行っていたホラー研究によって得られた成果の一つ“K”。新種のホラー、または上位種、窮極種とも言うべき存在であり、肉食獣的な衝動しか存在しなかった従来のホラーとは違い明確な自意識を持つ。機械生命体の新たなる萌芽とも称され、デーヴァからは「ホラーの姫君」、「菊理姫」と呼ばれている。
企業複合体の企業間抗争の折にトーキョー・ルルイエへと姿を消した後、己の身を保護するためかソーマと「アカウントの癒着」を行い、彼と「50メートルの制限」を設けた上で行動を共にする。
アカウントの癒着によって登録上の名前は「小城・ククリ」となり、最終的には飛び級でソーマと同じ高校に入学した。

能力

超A級以上のハッキング能力を有しており、相手の個人情報の取得や、前例の無いアカウントの癒着、電脳死直前のアカウントの修復すらやってのける。
これは技術的なものではなくククリの能力(デーヴァによれば改変能力)であり、電脳ネットワークを掌握しているDUS社であっても彼女の逃亡後の行方は一切掴めなかった。
電脳ネットワークに接続していない、列強国が用いる正規の軍用兵器にも有効であり、しかも物理的な接触もせず遠隔でのハッキングを成功させている。

本編での活躍

ソーマがホラー殺しの現場で居合わせ、彼とアカウントの癒着を行って行動を共にする。
ソーマからの質問には首を傾げるだけであり、自身のことは何も話すことはなかったが、ソーマが「電脳殺しの刃」を使った反動で電脳死する危機に陥った時はその能力で彼を助けた。
物語終盤にディーヴァによって正体が明かされた後、ソーマに「自分を殺すか」という質問を投げかけるも、彼はかつて自分に助けを求めたククリを人間と定義したことで手をかけなかった。
ソーマがディーヴァを倒した後は彼と同じ高校に飛び級で入学、さらに同じクラスへと編入することになった。

第2巻ではトーキョー・ルルイエに上陸する某国の機動兵器にハッキングを仕掛けて感覚器類を狂わし、十数メートルの距離にいる自分とソーマを感知できないようにした。実に頼りになる相棒である。

関連人物

小城・ソーマ……アカウントの癒着により、50メートル以上離れられない。ディーヴァの件以降は実質的な相棒になる。
ユーノ・柏木……ソーマの友人。彼と親しい人物と分かった後は、それなりに懐いている。

備考

  • ソーマの最初の記憶にて、彼はククリに良く似た声を聞いており、彼の過去に関連のある人物である可能性がある。
  • ディーヴァが呼んでいた「菊理姫(きくりひめ)」とは、日本書紀の一節に登場する女神「菊理媛神」のことを指していると思われる。ある理由で崩れかけたイザナミとイザナギの仲を取り持ったとされており、「和合の神」「縁結びの神」として知られている。

登場作品


  • なんとなくティルヒアのりんに似てるなーって思った -- 名無しさん (2014-09-11 18:51:04)
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最終更新:2014年09月20日 22:51
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