と、思いきや。
なんと俺の担当「地理」は1時間目だ。しかもクラスは6組、チクショウ。
Get Back jojoってか?
あ~教室入りたくねぇ。

「え~っと授業開始ね。学級委員いるの?」

「私なのだわ。規律、礼」さっきのツインテール少女か。真紅だったな。
とりあえず適当に雑談して後は自習させるか。

「さて、今日やるところは~えーインドか。インドと言えばジョジョ3部でも
舞台になったな、うん。アヴドゥルがかわいそうだった。
あと昔『日本印度化計画』なんて歌があったな。日本をインドにし~てしまえって知らねぇ?」
「……」

うわぁ。世代の違いキツイなぁ。

「……ま、まぁ日本のカレーは現地のそれとは全くの別物なんだがな。
あ、これトリビアねちなみにその歌歌った大槻ケンヂはジョジョ4部の音石明
のモデルになってるからチェックしとけよ。それでなくても4部は筋少ネタが多いからな」
「せんせー、せんせー…」
「何だ?え~っと、ひ、ひな…苺」
「『じょじょ』ってな~に~?」

なんだってェ―――ッ(←な、なんだってー、に非ず)
……筋少はしかたないにしてもまさかジョジョまで知らないとは、
一体学校では何を教えているんだッ!?(←勉強)

「よし、教えてやろう。『ジョジョの奇妙な冒険』とはッ!!あの手塚大先生に
絶賛された天才荒木飛呂彦先生が1987年から『週間少年ジャンプ』に連載した
伝説の能力バトル漫画だッ!!その超個性的な絵及び『ジョジョ立ち』と呼ばれるポージング。
さらに『スタンド』の発案は少年漫画の最大の壁である『力のインフレ化』を攻略したッ!!
その影響はもはや計り知れないッ!!!内容は第一部『ファントムブラッド』から…」
「先生…先生!!」
「なんだ真紅、今いいとこなのによ」
「授業を再開しなさい。校長先生に言って給料下げられてもいいならいいけど。
後呼び捨てはやめて」

ぐっ…痛いトコ突くなぁ。こいつはそんなに授業を受けたいのか?
俺が学生の頃自習になったら狂喜乱舞だったぞ。

「はいはい…」
「はいは一回よ」

図にのるんじゃあないッ! このツインテールがッ。くそう、
女の子だからどう対応すりゃいいのかわからん。

「え~ここがインダス川で…ここが…そんでここが…だ。ノートにとるように」

ええいっ、こんな感じでいいのか?

「教科書を黒板に写してるだけね。それじゃ自習と一緒よ。貴方本当に教師?
教師なら私たちにこの大切な時間を使って意味のある知識を伝えるべきじゃないの?」

お前は某灼眼のツンデレ少女かッ!!まぁ真紅だけど…。目の前の席だから無視できないのが悲しい。

「ええいっ、うるさいうるさいるさいうるさいッ!!そんなに言うならお前がやれぇい!!!!」
「今度は逆上?全く…男の教師は想像以上に下劣ね」 想像もなにもねーだろーがッ。
「し、真紅、その辺にしたほうがいいのかしらぁ」
「貴方はだまってなさい。金糸雀。どうなの?梅岡先生?」

く…この気持ちッ例えるなら3部で史上最弱のスティーリー・ダンにこき使われてる承太郎ッ!!!
落ち着け…ぷっつんしたらクビだ…リサリサ、じゃなかったきらきー校長(かってにあだ名)の言ってたことを忘れちゃあいけない。

「う…う…」

                    ***

退屈

私にとって学校は、いえ…世の中はそれのみで構成されてるとずっと思ってた。
くだらない教師のくだらない授業。それでも真面目に通わなきゃいけない学校。
もし心の通じ合える友達がいなかったら、多分とっくに辞めているだろう、と思う。
そのせいかどうか、授業中教師に無意味に歯向かうのは私の妙な癖になってしまった。
たぶん元からの性分なのだと思う。中途半端なことは大嫌いだった。


そんな生意気で世間知らずな私に、そう、数え切れない色々なこと…いい事も、悪いことも、なにより私たちの人生を決めてしまったのがこの妙な教師だと言うことに、当然気づくわけがなかった。

「どうなの!?梅岡先生っ」
「う…う…」

この手の教師はたいてい理論で対抗できなくなると逆切れするのだわ。
そうしたらこっちの勝ちね。
ほら、もうすぐ…

「う~~ううう…」
「…?」 
「あんまりだ…」

なんだか様子が妙だった。うつむいて…体を震わせている?
キレるというより…これは、まさか…



「H E E E E Y Y Y Y  あ ァ ァ ァ ん ま り だ ァ ァ ア ァ」



なっ……
なっ泣いたあああぁぁぁ!!!??
予想外!き…気持ち悪いわ。なんなの?このひと!?
まわりを見るとみんなも唖然としていた。当たり前だわ。
こんな…男の人が大声で泣き叫ぶなんて、信じられない。

                    ***

「フ~ンフフ~ン♪」

パリィィィン

「ハッ、コップが勝手に割れるなんて…真紅になにかあったのかしら」
(注:真紅の母)

                    ***

「AHYYY AHYYY AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!」
「え…ええっ!!?な……」

「………フゥー、スッキリしたぜ」

突然、その教師が泣き止んだ。妙に不敵な笑みをしているわ。

「俺は他の教師と違ってキレやすい性格でな。時々こうやって怒りを発散してるのさ。
だが次はねぇぜ。プッツンするぜ。プッツン梅岡するぜ。おぼえてろよッ!!!!」

よ、読めない…私は大体の教師の性格や心を読んで邪魔をしてきたわ。
でも……この人は今までのどの教師とも違う、異質な存在だわ。

「うしっ、気を取り直して続きな。え~とインドの…」

世にも奇妙な事態を目の当たりにしてノートをとる暇もあたえられず、その授業は終わった。
一体…何者なのあの教師。少し興味がわいてきたのだわ。後で知り合いらしいことを言っていた金糸雀に尋問してみようと、私は思った。

                    ***

チッチッチッチ…
職員室にて。俺は椅子に背もたれて、ただただ時計を凝視している。
あと32秒だぜ…誰かが時を止めない限りあと30秒で俺は…

「あっ梅岡先生、どうでした6組は?」
「うるさいな、真紅とかいうムスメが生意気だったぜッ。
あれが男だったら絞り上げて血を飲み干すところだったぜ全く」
「あはは、それはそれは…まぁ短い間ですからね。
我慢するか仲良くするかして乗り切ってくださいね」
「言われんでもそうするっての。…それより今何時ッ!!」
「えっ…そうね大体ねぇ」
「今何時ッッ!!!!」
「ちょ、ちょっとまってて~」
「今何時ィィィッッ!!!!!!!」
「ま、まだ早い…」
「ム、おっともう時間だゼッ。じゃーなっGood-Bye jojo!!」
「いや僕白崎ですってちょっとぉ……ああ、行っちゃった。すっごいスピードだなぁ」

                    ***

廊下にて

「やっと終わったのかしら~。早く帰って遊ぶのかしらぁ♪」
「ちょっといいかしら?金糸雀」

能天気にバッグを担いで教室を出た金糸雀を私は呼び止める。

「し、真紅?どーしたのかしら」
「ちょっと、梅岡先生について聞きたくて…貴方、あの人と知り合いみたいだったから」
「おっとぉ、それは翠星石も気になるですぅ」
「フフフ、ひょっとしていえないトコまでいっちゃた仲とかぁ?」
「気になるのー。あのせんせーいきなり『じょじょ』のはなししたり泣き出したりふしぎだったの」

いつのまにか呼んでもいないのに金糸雀の周りにいつもの集団が形成されていた。

「え…い、いやその…みんなが想像するようなことは何一つないのかしらぁ。
ただ、危ないところを助けてもらっただけなのかしら~」
「へぇ~かっこいいじゃなぁい」
「どんな感じだったですか?」
「そこは気になるところね」
「ええと、まず私が交差点で大型トラックに轢かれそうになって…」
「ええっ!!!!貴方命の危険よそれ…そ、それから?」
「その…よくわからないのだけど…梅岡先生がギュ~ンッと来たのかしら」
「ぎゅ~ん?」
「そう…例えば……」

ドドドドドドドドドドドドド

「な、何?このしつこいぐらいの擬音は!?」


「どぉぉぉけどけどけどけぇぇぇぇぇぇいッッ!!!!!!ア~イムアァハァ~イウェェェェイスタアアァァァァァァァァァァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」

ギュ~ンッというかギュゥゥゥゥンという効果音と凄まじい突風が私たちの間を駆け抜けた。
駆け抜けていった何か→恐らく梅岡は時速約60キロで私たち間を通り抜けて行ったと思われる。
私たちを含む周囲の生徒たちは呆然とした表情で砂煙の跡を眺めていた。

「……あんな感じなのかしら~…」
「「「……あ~納得」」」


とりあえず私がわかったことは、あの男はもはや人間をやめてるような節がある、ということだった。

                    ***

「のりさぁ~ん。僕の気持ち受け取ってくだ…」
「どけどけぇい!!!!!!!!!!」

ドゴッ

「タコスッ!!!」

ん?なんか吹っ飛ばした気がするが気にしない~っと。
おおっとぉ、駐車場が見えてきたぜぇッ。
唐突にブレーキを踏むと両足の靴の裏から白煙が出て、火花が散った。
自慢のハーレーに群がる輩を追っ払い、校外まで引きずってエンジンをかける。
フフ、見開き2ページで紹介したいくらいだぜ。
そしてゴーグルをつけてっと、さて、パチスロでもやりにいくか
…今日こそラオウに勝てるアタリ場所を見つけるぜぇぇぇッ!!!
爆音をたて、猛スピードを出そうとした。
……が、曲がり角、及び信号多発の薔薇乙女高校付近では安全運転で情けなくノロノロ進むしかなかった…

                    ***

「夢を~のせてぇ~走るゥ~車道~あしたぁ~へのぉ旅ィっとくらぁ」

やれやれ着いたッ!!
さぁって今日こそ北斗百列拳だぜぇっと。
……ん?なんだアレ?
ふと見覚えの在る影に気づいてガラス越しに奥の席を見ると、見覚えの在る長い綺麗な銀髪。

「ウフフ~今日も絶好調よぉ~」

な、水銀燈だとッ!!やべぇ隠れろ…いや、なぜ俺が隠れる…。
くっそ~不良少女だとは思っていたがこんな白昼堂々とパチンコやる奴だとは思わなかったぜ。
あんにゃろ、いつか男と弁護士に騙されて懲役15年くらうぞ。
そんでトム・クルーズ似の看守にイロイロ見られ…イヤ、何を考えてるんだ俺はアアアァァァ。
う~ん、どうせ一ヶ月の任期だし、注意したら厄介そうだからほっといて別のとこいくか…俺には他のは結構遠いんだよなぁ。
やれやれだぜ。駐車場へ戻ろう、ちっくしょう……
仕方なく俺は見つからないように駐車場へ戻ろうと歩き出した…
と、その時

「ねぇねぇキミ達どこの高校?今ヒマ?俺らと遊ばない?」

ナンパだ、ちゃらちゃらした見てるだけでボラボラボラ…ボラーレ・ヴィーア(飛んでいきな)といいたくなる遊び人学生だ。しかも3人もだ。
ま、それだけなら俺には何一つ関係ないわけだが、問題はその…ナンパには相手がいますよね……
あれ…始めてみた時……なんていうか……その……真紅たちなんだよぉぉぉぉ!!!!!!
なに?お前らホントにスタンド使い?弓と矢が流失?イヤだよこんな運命…俺たちははみんな「運命の奴隷」なのかァ?

「水銀燈を探しに来たら全く…貴方たちと付き合ってるヒマはないわ。とっとと消えて頂戴」
「アハハ、手厳しいなぁ。ツンデレってやつぅ?かーわいい♪」
「とっとと消えなさい下等生物」
「あ?ンだとてめぇ…ふざけてんじゃねぇ――ぞ」

おいおいおいおい、なに焚きつけてんだと真紅ゥ!!!ああっ今も現在進行形でッ。
ほら雛苺とかおびえてるじゃあねぇかッ!!!!しゃーねぇな、ここは俺がビシッと決め…

「ここはカナに任せるのかしら~みんな逃げるのかしらぁ~!」

ええ~~っ。お前?大丈夫かよ本当に。トラックにひき殺されそうになったんだぜ?
子供みたいに泣いてたし…ってなんでそんな自信満々なんだァッッ!!!

「ハァなに言ってんのコイツ。つーか俺たちにあやまってくださいマジで!」
「先に乱暴しようとしたのはそっちかしらぁ。謝るのもそっち!!」
「おいおいおい、俺たちはちょっとそこのコの手を掴んだだけだぜ?それなのにおもっきしひっぱたきやがって、俺の手を」
「話がつかなければ実力行使よ、やりなさい金糸雀」

お前じゃねぇのかよッ!!真紅

「へぇやんのかてめぇ。俺らナメっと痛い目みるぜコラァ」
「ふふふ、おまえらなんかこの右手で十分なのかしら♪」
「てめぇチョーシこくんじゃねぇぇぇぇッ!!!!!」

ゲッあの野郎いきなり襲い掛かってきやがったッ!!軟骨はうまくねぇぇぞぉぉぉぉ!!!!!!

「てやぁ――ッみっちゃん師範直伝みっちゃん流…」
「「な?」」

チャラ男のパンチ(へなちょこではあったが)を軽々かわし、金糸雀は宙を舞ったッ!!

「うおっまぶし…ぎゃ、逆光が…」

一瞬彼女の姿が消える、そして、そしてッ

「いたいけな女の子を襲おうとしたつけは―――お金じゃ払えないのかしら~~っ」
ドゴドゴドゴドゴォォォォン
くっ…あれは、突き(ラッシュ)だとッ早すぎてまるでみえねぇ――ッ
一瞬の間にチャラ男どもが道路わきまでぶっとんで行ってしまった。
サラサラサラ…ビリッ

「ツケの領収書かしらぁ」
「「うげっぐあ~!!」」

バ――――ン
三人の男の重なり合ってダウンする姿を背に、金糸雀がクールに言った。

「上出来なのだわ金糸雀、さ、雛苺もいくわよ」
「ま、まってなのー」

三人は何事もなかったかのように(雛苺は違うか)パチンコ屋へ向かった。
水銀燈を探しに行くのだろう。そういやアイツ補習だったな。
つーかよ、俺の存在は一体なんだったんだ?

                    ***

やれやれ…帰る場所があるというのがこれほどまでに幸せなことだとは思わなかったぜ。
正確には俺の家じゃねぇけど気にしちゃいけないぜ。

「ラリホォォ~~ただいまぁって奴だぜぇ」

この時間は梅岡(本物)もコリンヌも誰もいないはずなので我が物顔でふるまえるのだ。
もう日も暮れてきたし疲れたし寝ようかね。こんな疲れた日ははじめてだぜ。全く真紅め…

「……ッ!!」

な、なんだ?今背後に不気味な気配を感じたッ!!その気配は俺の背後から舐めるようにぴったりと俺に張り付いているッ!
い、息が…くそ、緊張か…体が動かない……認めたくはないが…この俺は「恐怖」しているッ!!
この背後の存在によってッ!

「ずいぶん気分がいいのね…ローゼン。こっちの気苦労もしらないで…」

ヤヴァイ…この声はコリンヌが完全にキレてるときの声だぜっ。
『少しでも動いたら殺す!!』というような、凄まじい殺気ッ!!

そうだ…この『気配』の主はコリンヌ。こいつはいつもは美人のくせにキレるといろんな意味で手が付けられなくなるのだ。

「あんた…私に何か隠してるわね…仕事就いたとか言ってるけど……まぁいつものことだけど、いえ、今回はちょっと違う気がするわ」

オイィィ!!!!なんて勘のいい女だアンタァ!!落ち着け…ここはあくまでも自然に話題をそらすんだ…素数をかぞえろォ。
つーか顔近いよ、梅岡来たらなんか勘違いしちまうぞ、コレ。

「な、なぁ~にを言っているんだコリンヌ。今日のお前、怖ぇよ、
ヘビに睨まれた蛙…時を止めた丞太郎に肩を置かれるDIOっなんつって、ハハ」
「…知らない『封筒』があったわ。ええ、私がゴミを出す時…私の見覚えのない
『封筒』がゴミ袋に一つ入っていたわ…梅岡のじゃあない、そもそもこの家の配達物は全て私が把握していたはず、
でも誰かがこっそり『封筒』を抜いて中身を見て、捨てた…内容は何処へいったのやら…でもね、問題はそこじゃあないの」
「……」
「その『封筒』は『ローゼン』…あなたの占拠する部屋のごみ箱から見つかったのよッ!!!!どういうことッ!!説明しなさいッ!!!!」

うあっしまったァ!!中身の『手紙』のほうは念のために今もスーツの内ポケットにしまってあるのだが、封筒のほうは安心してぽいと捨てちまったアアア――ッ
不覚!!もしニセ教師をやっていることがバレたら一巻の終わりだ。
第三部、完ってやつだぜッ。ダメだ…ごまかすどころか指一本動くかどうかってぐらいからだが動かねぇ。しばらく時間がたてば腕一本は動かせそうなんだがなぁ~!!

「別に…知り合いからの、手紙だよ、その、結婚したとかなんとか」
「嘘、あなたにそんな親密な友人なんていないもの。それにいままであなたに手紙来たことなかったでしょうがッ!!」
「そ、そんなこたぁ…」
「じゃあ誰なの!?答えてッ!!」
「え…その…え、槐からだよ」
「…ふぅん、まぁ関わりたくない変人同士だから仲がいいかもね…でも」

ちょっとコリンヌが考えかけたようなそぶりを見せた瞬間ッ!!
彼女はベロンッと俺の頬を舐めたッ!!彼女はギロリと俺を見上げて言った。

「この味は…嘘をついてる『味』ね、ローゼン……梅岡もそうだったわ」

うわわわっ、場合によっちゃかなりエロいシチュエーションなのに『恐怖』しか感じないのは何故だッ!!!!
というか梅岡、こんな目に何回もあってんのか…同情するぜ、つーかとっとと別れろよぉぉッ!!
その方がこっちも楽なのにィ――ッ

「……まぁいいわ、あなたが何を隠してるか知らないけど、どうせスケベなビデオかなんかの領収書でしょ。
それにまがいなりにも真面目に働いてるらしいし……今日のところは許してあげるわ
…今日だけね…嫌ならとっとと金貯めて出て行きなさい!!私が言いたいのはそれだけだから」

それだけって結構長い台詞だったぜ、いや、それよりもぐはぁ…コリンヌが出て行ってやっと呪縛が解けた気分だぜ。
息をはいて両手両膝をついて床を見ると、尋常じゃないほどの水たまり――俺の汗によるもの――が俺の顔を映していた。
こ、怖かった…DIOと対峙した気分だったぜ。

もう…今日は最悪だ…最近の俺の運勢どーしてかっこいい場面が全然ねーの?


そして俺は…自室で二時間眠った、そして…
…目をさましてからしばらくしてこれからの苦労を思い………ちょっと泣いた…



先が思いやられるけどTo Be Continued!!

最終更新:2006年08月24日 22:32