翠「Rides the Metal Monster!!!!!!!♪
  Breathing smoke and fire!!!!!!!!!♪
  ♪Closing in with vengeance soaring h--------igh!!!!!
  (誰ですか!?このスレタイ入れたのは!!!翠星石に氏ねってですかぁ!!!!????#)」

真「凄いシャウトね…凡人ならここまでの声は出ないでしょうね…」
銀「よりによってこの曲引き当てるなんて翠星石もかわいそぉにww」
蒼「(ゴメン、翠星石…このゲームでのルールは絶対なんだ…)」
雛「それにしても翠星石、ちっとも楽しそうじゃないのーー…」
金「そりゃ無理もないかしらー、真紅でも無理だと思うかしらー…」
薔「翠星石…何だか怒ってる…」

翠星石は今、怒りの感情に身を委ねている。
でなければ普段は小五月蝿い翠星石でも、ここまでの声は到底出せない筈である…

翠「He!! is!! the painkiller!!!!!
  This!! is!! the painkiller!!!!!!

  Planets devastated!!!!!!♪
  Mankind's on its knees!!!!!♪
  A saviour comes from out the skies!!!!!♪
  In answer to their pleas!!!!!!!♪…」

蒼「これは凄いロブ・ハルフォードwwww」
真「ロブは50歳過ぎてもこれを歌うのだから相当偉大ね…」
銀「次のアルバムはいつかしらねぇ…」
翠「…Evils going under deadly wheeeeeeeeels!!!!!♪
  He! is! the painkiller!!!!!
  This! is! the painkiller!!!!!

  Ahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!!!!!!」

真「別にシャウト入れなくてもいいのに…あの子相当頭にきてるみたいね…」
蒼「(これは凄いwwwwwしかも普通に上手いww是非録画したいけどカメラねぇwwww)」

翠「(ゲホッ…まだ3分も経ってないのに…もう普通の歌10曲連続で歌ったみたいですぅ…喉がぁぁぁ…)」

 ♪
  ♪

翠星石が地獄を体験しているそんな時…

巴「お待たせしましたー!(あの人確か翠星石さんだっけ…『Painkiller』なんて凄いの歌うんだ…)」
銀「!!!!!真紅!雛苺を押さえt 雛「トゥモエーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!♥♥♥うゆ!!!!」

間一髪…水銀燈や真紅より先に危険を察知したのは薔薇水晶だった…
宙を舞う雛苺の襟足を鷲掴みにしたのである。
雛苺は身長が低い分、跳躍力が桁外れている…

そして薔薇水晶は掴んだ雛苺と顔を合わす。

薔「私の大好きな…あずき…台無しにしたら…許さないよ…#」

無表情なのだが、確かに怒りのオーラが伝わってくる。
逆に言えば無表情だから尚更怖い…

雛「わわわわわかったのーーー…も、もうしないのー…*1))」

慌てて謝る雛苺。相当な恐怖を感じたのだろう

薔「………」
パッ
雛「きゃぁん!」

雛苺が謝るとその手を咄嗟に離した薔薇水晶。
そのまま急降下…バタン!床に落ちた…

巴「雛苺!大丈夫?」
雛「うぅい…いきなり落ちるからビックリしたのー…あっアイスがきたのー♪」

真「ご苦労様なのだわ」
巴「はい雛苺。トリプルだったよね。ストロベリー特別に盛っといたからっ♥」
雛「うわぁーーい!トゥモエありがとなのーーー!!」

だがよく見るとトリプルじゃない件。
バニラ1段、チョコ1段、そしてストロベリー3段
確かに多めとは言ったが、これで驚かないならどれだけ苺ジャンキーなのだろうか…

巴「倒れないように食べてね。えーっと次はバニラのお客様はー…」
真「私なのだわ」
巴「はい、どうぞ。次はー…」

巴は次々に注文の品を渡していく、そして

巴「最後のチョコの方ー。」
銀「ごめんなさぁい♪今歌ってる最中なのぉ…置いといていいわぁ…」
巴「そうですか。じゃここに置いときますね。
 ご注文は以上で宜しいでしょうかー?」
金「以上かしらー」
巴「それではごゆっくりー♪」
雛「トゥモエーーー!!!頑張るのーーーあいとーーー!!!」
蒼「うわわわわ!!雛苺!!倒れる!!!倒れるーー!!!」

グラグラと動いて倒れるか倒れないかの瀬戸際だった。
結局は倒れずに無事雛苺の胃の中に運ばれたですが…

そして怒りの感情に身を委ねた翠星石も、このハイトーン連続にはそろそろ限界が見えている
どうやら序盤の無理が祟ったらしい…

翠「…Brighter than a thousand! suuuuu!!!!!!u…u…n…s
 (ご、ごのまま…じゃ…マジで氏んじまう…でずぅ…あぁ喉が、喉があぁぁぁぁ!!!!!!)」

しかし顔には表れていないので誰一人彼女の訴えをキャッチ出来なかった。

雛「凄いのー…翠星石のこんな声を聞くのは雛生まれて初めてなのよー…」
真「でも彼女、かなり無理したみたいね…最後の部分殆ど声になってないわよ…
  ボーカルはペース配分を忘れたら後に地獄を見るのだわ!」

そう、今となってはドラム担当の彼女だが、薔薇乙女がまだインディーズだった頃、翠星石は一時期ボーカルをやっていたこともあった。
そして歌唱力が非常に強い為候補でもあった…
だが今の彼女の様に後先考えずにペース配分を忘れる癖が、ライブに多大な支障を来す為、止むを得ずに降りることとなった。
しかし今はそれで満足していると言う…

翠星石の脳内にぼんやりと走馬灯のように思い出が過ぎった…

(蒼「フフフ、翠星石ぃーーっ!」
  「あはっ♪もう駄目だなぁ翠星石は…」
  「僕も嬉しいよ、君と出会えて…」)

翠「(蒼…星……石)」

目は虚ろになり、口腔内は無数の棘が刺さるように痛い。
意識もあと10秒持つかどうか否か…そんな時。
(ここからグレンのギターソロ)

 ♪
銀「ロブのハイトーンもいいけどぉ、やっぱりぃ『Painkiller』はグレンのソロが一番よぉ!」
 ♪
  ♪
翠「………。…!!?(ハッ!!やった…ようやく間奏ですぅ!!
  確かこの曲は次の歌までに1分20秒弱の間奏があるから
  喉を生き返すなら今の内ですぅ!!!)」

ダダッ

翠星石は慌てて客席のほうに向かった。(ステージ上で歌ってました。)
そして戻るなり自分の注文したアイスを一気に口の中に放り込んだ。

が…

蒼「翠星石…そんなに一気に食べたら…」

今は喉を潤すことだけに必死な彼女である。聞く耳持たない…
喉は何とか潤えた…とは言え、水一杯には劣るほどの緊急処置だった

翠「ふぅ…さっきよりは断然マシですぅ…これで…ああああああぁぁ今度は頭があああぁぁぁ!!!!!!…」

喉の次は、頭…
痛みを殺すどころか、逆に生み出しているPainmaker翠星石なのだった。

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最終更新:2007年06月22日 22:46

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