マルチの戦術(共通)

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ここでは、マルチでの常等戦術を解説します **勢力の選択 何はともあれマルチでゲームをするには自身が使用する勢力を選択しなければなりません。 基本的には自分が好きな勢力を選択すればいいのですが、以後のトータルウォーシリーズに比べても勢力の特色が出ている本作ですが、それが勢力バランスを壊しているのも事実であり、ほんとうにどうしようもない弱小勢力があります。 チーム戦のときもそうですが、1vs1の戦いでもその勢力の使用は、相手プレイヤーのやる気を削ぐことは間違いなく、NOOB扱いされ、会戦後即ゲームを離脱するときがあります。 勢力の選択にもマナーがあることを忘れないでください。 (もちろん極端に低い金額では、その差を埋めることができ、また相手が敢えてそういった勢力を使用した場合、それに応える、所謂&bold(){空気を読む}必要もありますが&u(){ここでの解説からは外します}) それを踏まえたうえで、絶対に使用を避けたほうがよい勢力は、ガリア・トラキア・ヌミディアです。これらの勢力は歩兵も騎兵も弓兵(ガリアの森林戦士は金額が高すぎる)もいまいちです。 また、チーム戦のときに相方の状況で使用を判断するのは、スペイン・ダキア・スキタイ・パルティアです。スペイン・ダキアは上記よりマシとはいえ、全体的な性能は弱く相方に負担をかけます。 一方でスキタイ・パルティアは優秀な騎兵勢力ですが歩兵がゴミ過ぎます。そして大抵の場合、ルールで騎兵の使用が制限されているので結果的にお荷物になりかねません。 それ以外の勢力でもローマを筆頭に優劣が存在しますが、1vs1ではある程度(かなり?)の技量の差で埋められ、チーム戦では相性の差もありますが、大抵の場合チームワークが勝敗を影響します。 だから、たとえば2vs2のチーム戦の場合、一方がローマx2でもう一方がローマ・マケドニアの場合、通常マケドニアはローマに対して分が悪いですが、チーム戦ではそれゆえにマケドニアが防御に回り、相方のローマが攻撃と自然に分担が出来たりします。 それではまとめると -絶対に使用を避けたほうがよい勢力  ガリア・トラキア・ヌミディア -できるだけ使用を避けるほうがよい勢力  スペイン・ダキア・スキタイ・パルティア (1vs1に上記勢力を使用するのはやめておいた方がいいですが、チーム戦の場合は相方の許可を得て上記勢力を使用してもいいと思います、それでも一段目は避けたほうが無難でしょう) ただし、初心者相手にベテランプレーヤーが弱い国を選択してハンデを付けるということはあり得るでしょう。 **ユニット編成 さて勢力を選択したら、次に部隊を編成しなければなりません。 まず覚えておいて欲しいのは、このゲームは史実に比べて騎兵がかなり強化されており、とりわけ重騎兵の突撃は強力です。ルールにもよりますが、例えば比較的低予算で行われるCWBルールの試合だと歩兵より騎兵メインでの編成で闘われるケースが多いです。 その理由としてルールそのものが強い歩兵がいない国でも戦えるように設定されたものである事が一つ、そしてcwb戦では一般的にユニットサイズはノーマルスケールが使われることが挙げられます。 ユニットサイズの違いでユニットの能力の数値が変わるわけではありませんが、ラージスケールと比べてノーマルスケールでは歩兵の細かい操作がラージスケールよりしにくいのと、騎兵の突撃に対してラージスケールよりも持ちこたえづらい為、CWB戦は基本的に騎兵と弓兵メインの戦いとなる傾向となります。 ただし安易な騎兵の突撃は騎兵ユニットを疲労損耗させます。操作ミスや判断ミス、あるいは相手の誘引戦術に乗って騎兵を相手より先に失う事の無い様に常に注意が必要です。 逆に31kという比較的多めの予算で騎兵は最大6部隊の31kルールは、ユニットサイズはラージサイズであることも相まって重歩兵が部隊構成の核となりますので、騎兵しか満足に動かせないのでは勝利は全くおぼつかないでしょう。歩兵ユニット、例えばローマ軍団兵だとピルムシャワーやテストゥードを駆使し、あるいはパイク国家でファランクスユニットを使うなら非常に細かい操作(マイクロマネージメント)がしばし必要となります。 但し、31k戦では騎兵や弓兵はどうでもいいわけではありません。31k戦でも騎兵は依然として重要な切り札となる駒です。ここに書いたことは実際にcwb戦や31k戦を経験してみれば自ずと体感することでしょう。 アレクサンドロス大王のように、華麗な騎兵戦術で戦場を制することはロマンかもしれませんが、大王は騎兵で敵戦力を粉砕したわけではなく、敵の王を敗走させることで、敵全軍を無力化して勝利したのです。 このマルチでの戦いでも、上手くやれば連鎖敗走で一気に敵を無力化させることも不可能でありません。いつもそう上手くはいかないでしょうが、敵ユニットの士気を下げることは重要なことです。 このゲームがトータルウォーである限り、騎兵、歩兵、投射部隊のバランスと運用、相手との駆け引きが常に戦場を駆け巡っているのです。 初心者は騎兵重視でプレーするのがやりやすいでしょう。史実より強すぎるローマの近衛騎兵、東方諸国のカタフラクト、ブリタニアの重戦車、あるいはスキタイのメイデン騎兵などは強力です。ただし、騎兵だけしか満足に動かせない内は初心者の域を抜けることができません。 騎兵の強さを識った後に、相手も同じように騎兵の強さを前面的に押し出した戦いを挑んできたらどう対処しますか? 騎兵には騎兵? それが一番シンプルな考えですが、こっちの騎兵戦力が相手より劣ることもあります。そんなときはどうしますか? ファランクスユニットは強力な対騎兵ユニットになり得ますが、相手もこっちの槍衾に真っ直ぐ飛び込んでくれないでしょう。ファランクスは側面が弱いですし、そもそもこっちがパイク国家でない場合は? 歩兵や飛び道具部隊を総合的に運用できればもうあなたはベテランの域かもしれません。 ここで参考にしていただきたいのは、既に上で少し書きましたが、海外で長年使われているCWBルール、31kルールです。 (なおルールの中身はマルチプレイヤー心得を参照すること) cwbルールの主旨ですが、&bold(){可能な限り勢力の優劣を解消する・あるいはローマを最強にさせない}ことであり、先に書いた様に騎兵・弓兵優位のルールであり、スカーミッシュな空中戦が特徴です。国ごと相性はありますが、歩兵の弱い騎兵国家でも活躍しうるものとなっています。こう書くと騎兵の弱い国は勝ち目がないかというと決してそうではありませんが、ただいずれにせよ初心者が上級者にいきなり対抗するのは難しく、痛い目に遭いながら上級者の戦術や編成を盗み学ぶ必要があります。 31k戦の趣旨はcwbルールの騎兵スパム、弓兵スパムな戦いはちょっと遠慮願いたいというプレーヤーの為のものと言えましょう。重歩兵メインのユニットサイズがラージスケールでの戦いは、これがチーム戦となると壮大でエピックとさえ言えるものです。 この二つのルールの詳細については機会があればもう少し細かく紹介することにしましょう。
ここでは、マルチでの常等戦術を解説します **勢力の選択 何はともあれマルチでゲームをするには自身が使用する勢力を選択しなければなりません。 基本的には自分が好きな勢力を選択すればいいのですが、以後のトータルウォーシリーズに比べても勢力の特色が出ている本作ですが、それが勢力バランスを壊しているのも事実であり、ほんとうにどうしようもない弱小勢力があります。 チーム戦のときもそうですが、1vs1の戦いでもその勢力の使用は、相手プレイヤーのやる気を削ぐことは間違いなく、NOOB扱いされ、会戦後即ゲームを離脱するときがあります。 勢力の選択にもマナーがあることを忘れないでください。 (もちろん極端に低い金額では、その差を埋めることができ、また相手が敢えてそういった勢力を使用した場合、それに応える、所謂&bold(){空気を読む}必要もありますが&u(){ここでの解説からは外します}) それを踏まえたうえで、絶対に使用を避けたほうがよい勢力は、ガリア・トラキア・ヌミディアです。これらの勢力は歩兵も騎兵も弓兵(ガリアの森林戦士は金額が高すぎる)もいまいちです。 また、チーム戦のときに相方の状況で使用を判断するのは、スペイン・ダキア・スキタイ・パルティアです。スペイン・ダキアは上記よりマシとはいえ、全体的な性能は弱く相方に負担をかけます。 一方でスキタイ・パルティアは優秀な騎兵勢力ですが歩兵がゴミ過ぎます。そして大抵の場合、ルールで騎兵の使用が制限されているので結果的にお荷物になりかねません。 それ以外の勢力でもローマを筆頭に優劣が存在しますが、1vs1ではある程度(かなり?)の技量の差で埋められ、チーム戦では相性の差もありますが、大抵の場合チームワークが勝敗を影響します。 だから、たとえば2vs2のチーム戦の場合、一方がローマx2でもう一方がローマ・マケドニアの場合、通常マケドニアはローマに対して分が悪いですが、チーム戦ではそれゆえにマケドニアが防御に回り、相方のローマが攻撃と自然に分担が出来たりします。 それではまとめると -絶対に使用を避けたほうがよい勢力  ガリア・トラキア・ヌミディア -できるだけ使用を避けるほうがよい勢力  スペイン・ダキア・スキタイ・パルティア (1vs1に上記勢力を使用するのはやめておいた方がいいですが、チーム戦の場合は相方の許可を得て上記勢力を使用してもいいと思います、それでも一段目は避けたほうが無難でしょう) ただし、初心者相手にベテランプレーヤーが弱い国を選択してハンデを付けるということはあり得るでしょう。 **ユニット編成 さて勢力を選択したら、次に部隊を編成しなければなりません。 まず覚えておいて欲しいのは、このゲームは史実に比べて騎兵がかなり強化されており、とりわけ重騎兵の突撃は強力です。ルールにもよりますが、例えば比較的低予算で行われるCWBルールの試合だと歩兵より騎兵メインでの編成で闘われるケースが多いです。 その理由としてルールそのものが強い歩兵がいない国でも戦えるように設定されたものである事が一つ、そしてcwb戦では一般的にユニットサイズはノーマルスケールが使われることが挙げられます。 ユニットサイズの違いでユニットの能力の数値が変わるわけではありませんが、ラージスケールと比べてノーマルスケールでは歩兵の細かい操作がラージスケールよりしにくいのと、騎兵の突撃に対してラージスケールよりも持ちこたえづらい為、CWB戦は基本的に騎兵と弓兵メインの戦いとなる傾向となります。 ただし安易な騎兵の突撃は騎兵ユニットを損耗させ、使いすぎれば当然疲労します。操作ミスや判断ミス、あるいは相手の誘引戦術に乗って騎兵を相手より先に失う事の無い様に常に注意が必要です。(このゲームは多くの後のトータルウォーゲームと違い、&bold(){ユニットがちゃんと疲労します}。ユニットの疲労の管理もしばしば勝利の鍵となります。) 逆に31kという比較的多めの予算で騎兵は最大6部隊の31kルールは、ユニットサイズはラージサイズであることも相まって重歩兵が部隊構成の核となりますので、騎兵しか満足に動かせないのでは勝利は全くおぼつかないでしょう。歩兵ユニット、例えばローマ軍団兵だとピルムシャワーやテストゥードを駆使し、あるいはパイク国家でファランクスユニットを使うなら非常に細かい操作(マイクロマネージメント)がしばし必要となります。 但し、31k戦では騎兵や弓兵はどうでもいいわけではありません。31k戦でも騎兵は依然として重要な切り札となる駒です。ここに書いたことは実際にcwb戦や31k戦を経験してみれば自ずと体感することでしょう。 アレクサンドロス大王のように、華麗な騎兵戦術で戦場を制することはロマンかもしれませんが、大王は騎兵で敵戦力を粉砕したわけではなく、敵の王を敗走させることで、敵全軍を無力化して勝利したのです。 このマルチでの戦いでも、上手くやれば連鎖敗走で一気に敵を無力化させることも不可能でありません。いつもそう上手くはいかないでしょうが、敵ユニットの士気を下げることは重要なことです。 このゲームがトータルウォーである限り、騎兵、歩兵、投射部隊のバランスと運用、相手との駆け引きが常に戦場を駆け巡っているのです。 初心者は騎兵重視でプレーするのがやりやすいでしょう。史実より強すぎるローマの近衛騎兵、東方諸国のカタフラクト、ブリタニアの重戦車、あるいはスキタイのメイデン騎兵などは強力です。騎兵は歩兵より強いとか弱いとかではなく、何と言ってもその機動力と突撃力が大きな武器です。その騎兵の特徴を生かすように心がけると良いでしょう。 ここで参考にしていただきたいのは、既に上で少し書きましたが、海外で長年使われているCWBルール、31kルールです。 (なおルールの中身はマルチプレイヤー心得を参照すること) cwbルールの主旨ですが、&bold(){可能な限り勢力の優劣を解消する・あるいはローマを最強にさせない}ことであり、先に書いた様に騎兵・弓兵優位のルールであり、スカーミッシュな空中戦が特徴です。国ごと相性はありますが、歩兵の弱い騎兵国家でも活躍しうるものとなっています。こう書くと騎兵の弱い国は勝ち目がないかというと決してそうではありませんが、ただいずれにせよ初心者が上級者にいきなり対抗するのは難しく、痛い目に遭いながら上級者の戦術や編成を盗み学ぶ必要があります。 31k戦の趣旨はcwbルールの騎兵スパム、弓兵スパムな戦いはちょっと遠慮願いたいというプレーヤーの為のものと言えましょう。重歩兵メインのユニットサイズがラージスケールでの戦いは、これがチーム戦となると壮大でエピックとさえ言えるものです。 この二つのルールの詳細については機会があればもう少し細かく紹介することにしましょう。

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