大王のディアドコイ

大王のディアドコイ



ギリシヤ都市連合

管理人
ギリシヤポリスの連合体です。
有名どころでいえば、スパルタ・アテネ・デーバイ・コリントス
フォカス・アルゴスなど多くのポリスを一まとめにしているらしい。
さてこのギリシヤですが、一応マケドニアの覇権が確立した後、
スパルタなどはマケドニアファランクスを取り入れたはずなのですが、
どうやら、このゲームでは旧時代のままで短い槍のままなようです。
しかし、ゲーム的にはそれでよかったと思います。

さて、このギリシヤですが、なんと言ってもスパルタポプリタイ
通称スパルタンという強力なファランクスが目立ちます。
この強力な部隊は、ローマ最強歩兵の都市大隊兵も簡単に
撃破してしまいます。通常のファランクスと違い、若干防御力が低いですが
それはHP2でカヴァーできます。
唯一の欠点は、値段が高すぎることです。
しかし、ご安心を通常のファランクス同様の重装ポプリタイという
敵主力部隊との抗戦で戦列を支えることが出来る手頃なユニットもいます。
つまり、自軍の攻勢部隊をスパルタンに、その間に他の戦列を支えるのを
重装ポプリタイとする戦術・・・さながらエパメイノンダスの斜線陣戦法
が有効だということです。

またギリシヤの特徴としては、クレタ弓兵(エリート弓兵)とロードス投石兵 (エリート投石兵)
と二つのエリート散兵を使える、唯一の勢力でもあります。
これにより金額が許すのであれば射撃戦では、相手を圧倒することが出来ます。

さてギリシヤの欠点としては・・・まともなというか・・・重騎兵がいないことです。
騎兵戦では勝負になりません。せいぜい将軍護衛騎兵で牽制を行うことができるだけです。
ギリシヤを使う場合は、その皆無という機動力をどう対処するを常に第一に考えるべきです。
まあ、チーム戦ではそれほど問題ではないですが・・・今後の課題ですね。

管理人 25kのギリシア都市連合

この金額のギリシアは苦労人です。
主力であるスパルタン歩兵は高額過ぎて、数をまともに備えられず、騎兵戦力が絶望的であり、敵騎兵と互角に戦おうと思うなら、高額な将軍護衛騎兵を雇わないといけず、弓兵戦力も高額なクレタ弓兵という……状況です。
この限られた予算で20部隊という数を揃えようとするなら、歩兵の大半を重装ポプリタイにするか、弓兵をノーマル弓兵のみにするか、あるいは騎兵戦力を0にするかという選択を強いられます。
25k金額では、弱小国と読んでいい国家かもしれません。

チーム戦

チーム戦であるならば、相方の勢力にもよりますが、大抵上記の欠点は問題になりません。スパルタン4~6部隊を主軸に重装ポプリタイを混ぜ、相方が自分がギリシア故にそれを補うために騎兵戦力を充実させていることを見越して、その援護のために弓兵戦力を充実させましょう。
防御能力が低いクレタも、数さえ勝れば圧倒できます。
この前哨戦を無難にこなし、うまく味方と、重装ポプリタイで敵の攻撃を裁きながら、狙った戦線にスパルタンを集中突入しましょう。圧倒的なスパルタンの攻撃力は全てを打ち砕きます。

しかし、前哨戦で味方が敗れる、あるいは味方騎兵戦力が早期に壊滅すると悲惨な結末が待っています。
そのときは映画「300」を思い出しながら、ヘレネス人と誇りを胸に抱き戦いましょう

1vs1

対戦相手がローマ相手なら、やはり弓兵戦力を充実させ、なんとしても前哨戦に勝利しましょう。これに敗北すると歩兵戦の最中に、スパルタンの背後からの一方的な火矢攻撃にさらされます。
あるいは全てを投げ捨てて、戦闘開始後即特攻で、歩兵戦に持ち込むのも手かもしれません。 基本的にファランクスユニットは乱戦が苦手ですが、スパルタンは例外であり、全てを打ち砕きます。

一方で、エジプトやポントス、あるいはスキタイなどの騎馬弓兵・戦車弓兵を要する国家相手からは、一方的に攻撃されます。
相手がうまい場合は、正直どうしようもありません。
こちらからすり減らされる前に、歩兵戦を望んでも相手は後退するでしょう。

とにかく、25kでの1vs1のギリシアはかなりの鬼門だということです。







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マケドニア


tm氏解説
次はマケドニアです。ローマの東、ギリシャの北に位置するアレクサンダーの末裔達です。
マケドニア式ファランクスは、アレクサンダーの父親であるフィリッポス2世が生み出したといわれています。

このマケドニアファランクスの屋台骨を支えるのが親衛長槍兵、即ちロイヤルパイクです。
サリッサという非常に長い槍を持ち、部隊構成人員が他の部隊の1.5倍です。
つまり他のユニットの基本規模が40人なら60人、80人なら120人で構成されるのも強みです。

ロイヤルパイクが連なってファランクスを組んでいる正面はちょっと攻める気が失せるのではないでしょうか。
ただファランクスモードにしている部隊は走ることができず、
急な方向転換も苦手ですので、側面や背後をどう守るかが課題となります。

マケドニア騎馬隊の最強部隊が親衛騎兵なのですが、ローマの近衛騎兵と比べると見劣りします。
というか能力的に他の国の重騎馬と比べても高くないのが痛いです。
ということで相手との騎馬同士の戦いで負けてファランクスが背後や側面から襲われてしまいがちであり、
そこがマケドニアを選んだ際の運用の難しさになっています。
ただ親衛騎兵は突撃力は高く、最初の一撃は強力なのでそれを生かしたいところです。
しかし突撃ボーナスというのは持続力はないので、やはり運用に注意すべきでしょう。

アレクサンダー時代のマケドニアの騎馬隊は優秀でしたが、このゲームのマケドニアの騎馬隊は
残念ながらその栄光をそのまま受け継いではいないようです。

またロイヤルパイクも攻撃と防御の数値はそんなに高いわけではなく、
数で押す感じですので、高武装のローマ都市大隊にはちょっと苦戦するかもしれません。
(ただし、あのスパルタのホプリタイはこのロイヤルパイクのような
長い槍を持つファランクスに弱いようです。)

それとこのマケドニアとギリシャ都市同盟にはクレタ弓兵という長射程の優れた弓兵がいます。
ただ防御力が低いので、撃ち合いではなく、なるべくアウトレンジ戦法を使った方がいいでしょう。

ということで、ローマとの闘いはちょっとマケドニア不利といわれています。
しかし工夫次第で挽回可能だと思います。
そういう意味では、チャレンジングな勢力といえるかもしれません。


管理人 25kのマケドニア

この金額で、マケドニアが苦手とするのはローマとカルタゴです。
ほかは問題ありません。チーム戦でも、1vs1でも親衛長槍兵と親衛騎兵とクレタ弓兵をg/gで編成すれば問題ありません。

マリオカートでいえば、マリオ・ルイージポジションです。
チーム戦でも、1vs1戦でもそれなりに戦えます……それなりにね。

どちらにしても、マケドニアは最強の国家なのです。



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エジプト

tm氏解説
次はエジプトです。低予算のCWBルールではローマキラー筆頭と言われています。
エジプト軍のユニットの中で最注目は何と云っても「ファラオの弓兵」でしょう。
ローマの補助軍弓兵の400デナリと比べると幾らか高価ですが、
弓兵としては装甲値がかなり高く、他国の一般的な弓兵との撃ち合いでも簡単に倒れません。
そう考えるとCPもかなりもので、恐らくRTWにおける最高の弓兵ユニットでしょう。

そして戦車!

戦車は騎馬との闘いに強く、そして敵の歩兵に恐怖を与えます。
ローマの近衛騎兵もさすがに戦車に対しては分が悪い。
とはいえ戦車は防御力は低く、まともに矢や投石を浴び続けると脆いです。
また火矢を浴びせられたり敵との戦いで損害が大きくなると暴走の危険もあります。

ローマ弓兵と補助軍弓兵の組み合わせはかなり強力な方なのですが、
エジプトの大弓兵とファラオの弓兵の組み合わせは全くひけを取りません。
それだけでなく、エジプトには通常の戦車部隊だけでなく、戦車弓兵もちゃーんといるのが反則級です(笑)。
この戦車弓兵とエジプト弓兵軍団のコンボはローマの弓兵軍団ですら圧倒できます。

つまり、最初の射撃戦でもエジプト有利で、ローマの弓兵部隊を殲滅してしまえば
戦車部隊は仕事がやりやすくなるでしょう。

ローマは基本的にとても強い国なのですが、近衛騎兵でも迎撃できないほど敵の騎馬隊が強力だったり、
または戦車に対しては対処方法が限られるのが難と言えましょう。

戦車だと弓兵で迎撃したいところですが、エジプトにはローマを上まわる弓兵力があります。
歩兵はどうかというと、エジプト最強の歩兵はファラオ近衛兵、即ちファラオガードですが、
このファランクスは一見コストの割には数値が優秀だけど盾を装備してないからなのか、
高めの攻撃力を生かす前に守備力にやや難がありそうです。
しかしながら、味方の戦車がローマの騎馬軍団を粉砕するまで
戦線を維持する能力は十分すぎるくらいあります。

戦車がローマ歩兵部隊の側面背後に殺到する展開になったらジ・エンドです。

またエジプトユニットの特徴の一つとして、オナガー以外の全てのユニットが
砂漠マップでの闘いで有利な補正が効くということです。
ですから砂漠扱いのシリアの平原では有利です。

ただし、高額予算のバトルでは敵が重装歩兵の質と量を十分に揃えることができ、
特に盾のアップグレードが十分ですと弓兵も低予算時ほど効果的ではありません。
g/g(武器を金の剣、盾を金の盾にアップグレード)の都市大隊が
沢山揃っていれば、騎馬や戦車に対してもかなり粘ってくれますので、
高額予算になればなるほどエジプトも旨みがなくなってきます。
しかもギリシャ、カルタゴ、マケドニアというファランクスの強国には戦車も効果的ではありません。

ということで、低予算での対ローマ迎撃に使うのが一般的です。
あるいはアルメニアやパルティアなどの東方騎馬国家に対しても戦車が有効でしょう。

といってもやっぱり強力なファラオ弓兵と戦車はある程度高めの予算のバトルでも厄介なものです。
特にグループバトルで十分にアップグレードされたこれらのユニットを上手く運用されると
始末に負えないときがあります。 対策? 是非あなたが考えてみてくださいw

tm氏追記
なんだかCWBバトルでエジプトはローマに対して無敵みたいに思われるかもしれませんが、
エジプト選べば誰でも必ず勝てるというものでもありません。
各兵科の適切な運用が必要なのは言うまでもありません。

またローマ側も黙ってエジプトの晩ご飯のおかずになるのではなく、
トリアリィや補助軍歩兵といった騎馬や戦車に強い槍兵を何部隊か揃えておく対抗策もあります。
戦車に対して騎馬で対抗するのではなく、戦車が歩兵に突っ込んでくるのを待ち構えて
迎え撃つというものです。こうなるとローマ側は受け身の闘いになりますが、
都市大隊に混じった槍兵が意外に戦車に効くようです。

エジプト側はローマ側が槍兵を揃えている場合は決戦前に弓を使って
なるべく削っておく等の措置が必要かもしれません。

この辺が相手がAIでなく人間であるマルチプレーの特徴と言えます。


管理人 25kのプトレマイオス王朝

15kなどの低額予算と違いますが、まだ弓兵が活躍する、この金額において、プトレマイオス王朝は、結構編成を悩みます。
ファラオ弓兵という、RTW最強の弓兵がいますが、その分金額も高く、この数を揃えると歩兵か、騎兵・戦車に皺寄せがきます。

しかし、プトレマイオス王朝は、最強の歩兵「ファラオ近衛兵」は盾を持っていないので、正面からのファランクス同士のぶつかりあいを苦手とするだけでなく、弓兵の射撃でもガシガシ削られます。
さらに騎兵・戦車も、微妙な性能であり、ローマの近衛騎兵や東方諸国のカタフラクトとの正面からの殴り合いに向きません。

つまり、射撃戦で圧勝しても、その後の歩兵戦・騎兵戦で勝てるかどうか微妙であり、ファラオ弓兵が援護射撃できるかも微妙だということです。

そのため、どうしても最初の射撃戦でプトレマイオス王朝は勝たないといけませんが、そのためにファラオ弓兵をどれだけ連れて行くかが勝負の分かれ目になってきます。 少なすぎたら射撃戦に敗北。多すぎたらその後の歩兵戦・騎兵戦に敗北。 なんとも微妙な国家です

チーム戦
チーム戦なら遠慮は要りません。味方勢力にもよりますがファラオ弓兵を6~8部隊くらい大動員し、味方の弓兵の分を含めた射撃優位を確立してあげましょう。
その後は弓戦車で敵をかく乱し、味方勢力の歩兵戦、騎兵戦を援護して、協調して敵を粉砕しましょう。


1vs1
上記でも書きましたが、とにかくファラオ弓兵の数がかぎとなります。相手勢力を吟味しながら、作戦を立てましょう。
しかし、相手がセレウコス・ポントスなどマケドニア式ファランクスの防御が薄い国を選択したならば、敢えてファラオ弓兵を大動員して、敵歩兵を集中射撃して、歩兵の突破口を開くのもひとつの手です。


セレウコス朝シリア

tm氏解説
アレクサンダー大王が死去すると、彼の軍隊と領土をそのまま受け継ぐだけの
力のある後継者が存在せず(無理もないですが)、
側近達の間で後継者戦争(ディアドコイ戦争)が勃発します。

このセレウコス朝はそうした後継者の一人で、
当時バビロンの総督であったセレウコス1世が築いた国、だそうです。
(当時の歴史に詳しいわけではありませんので、興味のある方は調べてみては?)

さてこの国の特徴は何といっても和洋、でなく東西折衷(融合?)ということでしょう。

マケドニア式ファランクスの銀盾長槍兵がいるのは分かりますが、
ローマの軍団兵と同じようにテストゥードが可能で、ピルムを投げる銀盾軍団兵もいます。

騎馬に目を転じるとカタフラクトに戦車、そして象さん!!!!!!
何ともバラエティに富んだ編成です。

ある意味、この国はカタフラクト付きのマケドニアと言えなくもありません。
少なくとも騎馬ではローマにひけを取りません。

このカタフラクト、攻撃力は低めのように見えますが、第2武器にAP効果(敵の装甲値を半減させる)
のあるメイスを持っています。これがカタフラクトの最大の強みで、
一旦接近戦となってメイスを使えば、近衛騎兵に対して確実に互角以上、
都市大隊に対してもメイスでゴリゴリと押せます。

もっともカタフラクトは頑強ではないので、あまり走り回らせると疲労しますので注意が必要です。

またせっかく強力な戦車がいるのですが、騎馬の中では最強といえるカタフラクトがいるので
暴走というリスクのある戦車は、強力であるにもかかわらず、採用率が低くなってしまいます。

長射程の弓兵がいないのも何気に少し痛いです。
このため長射程の弓兵がいる国に対しては射撃戦ではやや不利かもしれません。

そして銀盾の2種類の歩兵は、長槍兵はマケドニアのロイヤルパイクに少し劣り、
軍団兵は本家のローマに対しては少し劣ります。(それでもRTW全体では優秀な部類ですけどね)

そういう意味ではちょっと中途半端な印象もあります。
しかしnoruleのバトルではやっぱ象さんがいますので、初心者にも人気のある国です。

ただし初心者が使うことが多いので、各兵科を有効に運用できずに負けてしまうことも多いようです。
もっとも初心者でなく熟練者が適切に運用すればある意味相当手強い国といえるでしょう。
(実際に一部のエキスパートプレーヤーが低予算のCWBバトルなどで
セレウコスを使い、かなり戦果を上げているようです)

管理人 25kのセレウコス朝

25kのセレウコス朝は、騎兵最強のカタフラクトの数を揃えられるだけでなく、それに鎌戦車が加えられ、歩兵でもそこそこの性能を誇るマケドニア式ファランクスと、ローマ式装備の銀盾部隊の数をそこそこ揃えられるため、かなりの強国に分類されます。

一方で、この金額ではまだ影響がでかい弓兵が、セレウコス朝はノーマル弓兵しかいないため、射撃戦をどこで切り上げるかが、第一の勝負の分かれ目になってきます。

チーム戦
味方勢力によりますが、大抵の場合、歩兵戦は味方に任せ、カタフラクトの数を揃え、ノーマル弓兵で数を埋めるというのが通常の戦法になってくると思います。
とにかく射撃戦の弱さを味方との連携とノーマル弓兵の数で埋め、カタフラクトの活動空間を作り上げましょう。

しかし、チーム内にもエリート弓兵がいない場合は、射撃戦の負けはほぼ確定なので、相方と相談して、いつ攻撃に移るかの打ち合わせが必要になってきます。

とにかく、最大の攻撃力であるカタフラクトをいかに活用するかが勝負の分かれ目です。

1vs1
基本的にはチーム戦と同等の編成で問題ありません。
セレウコスは、ファランクスを持たない勢力(ローマ含む)には優位に戦闘を進められますが、騎兵が共通で脅威とするファランクスを要する勢力をセレウコスは苦手とします。
そこそこの歩兵戦力と弓兵戦力を誇る、マケドニア・ギリシア都市同盟相手をする場合は、手こずること間違いありません。
これらの国家を相手とした場合、相手の隙を見てカタフラクトを叩き込むという、高度な操作を要求されます。

しかし、カタフラクトはタイマンならファランクス相手に正面から粉砕するなどの性能を有しており、ファランクス国家相手に決してセレウコスが不利になるということはありません。

そういう意味では、ローマのみが君臨するマルチの中で、セレウコスで天下を目指すのも面白いかもしれません。
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トラキア

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ポントス

tm氏解説
ポントスは黒海の南東沿いにあった国です。大国というわけではなかったのですが、
肥沃な土地と豊富な鉱物資源があり、順調に勢力を拡大しつつあるところにローマと激突という
ありがちな?不運に見舞われ、最終的にはローマの属国になりました。

さて、このポントスはセレウコス朝と編成が似ていますが、幾つか大きな違いがあります。
歩兵に関してはセレウコス朝のようなローマに擬した軍団兵はありません。
主力歩兵はあくまでもファランクスです。ポントス歩兵最強の銅盾兵と、
セレウコス朝の銀盾長槍兵は能力的に同じと考えていいでしょう。

騎兵に目を転じると、セレウコスと同じように戦車と重騎兵がいますが、
ポントス最強騎馬のカッパドギア騎兵はカタフラクトと全く同じ戦闘力なのですが、
残念ながらカタフラクトのように接近専用のメイスがありません(短刀はあるようですが)。
ということでカタフラクトには負けるかもしれませんが、それでもローマの近衛騎兵に
十分対抗できるはずです。まあでもこのかっぱ君だけでなく強力な戦車がありますので、
ローマに対して騎兵戦力でかなり優位といえます。

弓兵に関してはセレウコス朝と同じく、ノーマル弓兵しかいません。
しかし、ポントスの大きな特徴は戦車弓兵がいることです。戦車弓兵は相手側にすると
弓騎兵以上に?厄介な存在です。この戦車弓兵の存在がエリート弓兵のいない不利を
補っているといえます。

結論を言いますと、このポントスも低予算のCWBではローマに対し有利といえそうです。
ただ戦車は火矢を浴びると案外あっさり暴走してしまうところもあります。
戦車は一旦暴走すると止める手だてがありません。敵だろうが味方だろうが
接触すれば被害が出てしまいます。特に騎兵はバタバタとなぎ倒されます。
味方の暴走戦車に突撃されて虎の子の騎馬部隊が半壊ということもありえます。
また戦車弓兵があるといえども、ノーマル弓兵しかいないということで、
初心者が運用するのは少し難しいかもしれません。また銅盾兵はセレウコスの
銀盾長槍兵には互角でもマケドニアの親衛長槍兵、そしてカルタゴの神聖隊歩兵には
分が悪いと言うのは事実でしょう。ローマの都市大隊も然り。とはいえ
都市大隊に勝てなくてもしばらくの間戦線を支えるのには十分です。
(エジプトのファラオ近衛兵より少し強いはず)

ということである程度経験を積んだプレーヤーが対ローマ、あるいは東方騎馬国家相手に
この国を使うのは時々見ます。玄人好みな勢力といえるでしょう。

また最後にポントス軽騎兵を紹介しておきましょう。この騎兵も
ヌミディア騎兵と同じく散兵騎兵ですが、ヌミディア騎兵のように頑強ではないものの、
なかなかCPの高いユニットで低予算のバトルでは活躍の余地があります。
  • 海賊であったミトリテリダスが造った国。正しくは大王のディアドコイではないのだが、ディアドコイを扱う上で、はずすことはできないのでやっぱりこっちでいいはずだ。そうだろ? -- 管理人 (2010-03-03 18:47:34)
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最終更新:2010年12月30日 18:32
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