31-227「童貞と処女の会話」

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<div class="mes">「ねぇ、キョン。君にぜひとも知って欲しい事があるんだ」<br /> 「ん~、なんだ?」<br /> 「実は僕は処女じゃないんだ。<br />  大人の世界を知りたくてね、かれこれ1年半程前になる。声を掛けられるままについて行ってね・・・」<br /> 「わかった、佐々木。もう言うな。<br />  俺はお前の本質がお前である限りは何も問い糾したりはしないから・・・」<br /> 「嘘だよ」<br /> 「はぁ?」<br /> 「キョン。君は尊敬に値する程に純粋でピュアな性格だ」<br /> 「冗談を言った僕の方が負い目を感じるよ」<br /><br /><br /> 「なぁ、佐々木よ。<br />  実は俺、ヤ○チ○のキョンという異名があってな、出会う女を片っ端から・・・その、致していたんだ」<br /> 「ほぉう、キョン。<br />  それは初耳だね。是非ともお手前をご披露願いたい」<br /> 「・・・・。」<br />  ・<br />  ・<br />  ・<br /> 「なぁ、佐々木よ。<br />  実は俺、まだなんだよ。チェリーキョンと言われていてな・・・」<br /> 「では僕が優しくリードしてあげよう」<br />  ・<br />  ・<br /> 「お前、本当に隙の無い女だな」<br /> 「そうかい?<br />  僕自身としては隙だらけの人間と思っているんだけどね。<br />  特に君に対してはね」<br />  ・<br /> 「ほら、今日はホワイトデーだからこれをやるよ」<br /> 「ありがとう、キョン」<br />                                         チュッ!</div>

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