39-798「君に対する思いは」

796 : この名無しがすごい! :2008/12/20(土) 06:24:04 ID:NrHhhjmh
佐々木「僕の君に対する思いは、恋でも精神病でも本能でもなく、ただの勘違いだとわかった」

797 : この名無しがすごい! :2008/12/20(土) 08:23:40 ID:9t++ojno
キョン「お前が俺にどういう思いを抱いているのかよくわからんが、わざわざいまさら表明するほどのことなのか?」

798 : この名無しがすごい! :2008/12/20(土) 09:10:35 ID:EtyqpP2i
佐々木「ああそうだね、今となっては大したことではない。
 だが一時期の僕にとっては酷く重大なことだったのだよ。
 僕は隠蔽工作が得意と自惚れるほど鼻の高い人間ではないから、
 その思いが周囲に漏れてしまったとしても不思議でないくらいにね。
 事実、僕は複数の友人から僕の思いを言い当てられ、
 そのときは大いに狼狽したりもしたものだ。
 だが、今の君の言葉を聴いて分かったよ。
 どうやら僕は、君に対しては隠蔽することに成功していたらしい。
 これは誇るべきことなのか相手──この場合キョン、君自身だ──の察しの悪さを指摘するべきなのか微妙だが。
 くっくっ、そう難しい顔をするな。これでもぎりぎり貶してはいないつもりだよ。
 そういう君だからこそ、僕はある種の思いを抱いていたのだろうからね」



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年10月07日 00:35
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。