【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「69-171『ダブルデート』」で検索した結果

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  • 69-171『ダブルデート』
    「キョンくーん。お茶ー。」 「お、サンキュ。」 冬の寒空の中、俺は工具を片手にバイクを弄っていた。 大学生になり、少し距離があるだけに、日常の足がないと不便になってしまい、親戚がくれたバイク。 佐々木から、トム・クルーズが映画で乗っていたバイクだと教わったが、とにかくこいつは手がかかる。 詳しく言うとキリがないが、やはり30年近く前のバイクだからな。手を入れてやらねぇと。 「明日楽しみだねー。」 「そうだな。」 明日は、佐々木、妹、藤原で、温泉へツーリングだ。ん?何で藤原かって?妹が聞きつけて、付いてきたいと駄々をこねたからだ。 同じくバイクを持つ古泉からは、彼女に悪いからと断られ、谷口からは、国木田達と釣りに行くからという理由で断られた。今度、俺も誘え。 ハルヒ、朝比奈さん、長門、橘は、論外。レンタカー借りる金なんてない。 それに、レンタカーを借りるとなれば妹がミヨ...
  • Part69
    ...の声が似ていたら」 69-171『ダブルデート』 69-154『チョコレート症候群』 69-150『A love eternal』 69-132『プレゼント』 69-125『Snow drop』 69-117『スパイス狂想曲』 69-107『もしも、佐々木さんがあざとかったら。』 69-83『もしも、エンドレスエイトの時に、佐々木とキョンが会っていたら。』 69-57『もしも佐々キョンが双子カップルだったら。』 69-22『LOVE THING』 69-x カップル盛り 69-x「僕は平々凡々な人間なものでね」 69-x バレンタインな関係葛藤
  • 68-866『Wanderin' Destiny』
    トップページ > SS > 長編 > 68-866『Wanderin Destiny』 68-866『Virtual Insanity』 68-968『あさきゆめみし』 68-972『Hotel California』 68-899『Music of the mind』 69-16『夕日の約束』 69-17『Days-愛情と日常-』 69-32『BEGINNING』 69-42『LOVE IN VAIN』 69-54『LOVE IN VAIN』 SIDE YUKI.N 69-64『Made of Tears』1 69-78『Made of tears』2 69-88『Made of Tears』3 69-91『Made of Tears』4 69-94『浸食』1 69-102『浸食』2 69-140『浸食』3 69-146『浸食』4 69-504『The time of the o...
  • Part71
    トップページ > SS > 短編 71-809「松竹梅」 71-776「向日葵~終わらない、君との夏の夢~」 71-771『海水浴』 71-765『たとえばこんな関係』 71-736『Heavy weather』 71-719『気の合う二人』 71-708「健全なシスコンのキョンと不健全なシスコンの藤原と…」 71-686『太陽のジェラシー』 71-640「お片づけ」 71-616『Milky way』 71-607『Baby rainy daily』 71-605『Potato head!』 71-593『ドラクエ4な関係』 71-589『待ち合わせ』 71-574「ポンジーが『いでじゅう!』の藤原ならば…」 71-547『ぷちだん!』 71-516『藤原散華―ハルヒちゃん風―』 71-498『言葉なき恋唄』 71-491『台風の目』 71-471『未来設定おまけ2―きょこたん娘の...
  • 69-132『プレゼント』
    「悪い。待たせちまったか?」 「ああ。2分7秒程ね。まぁ誤差の範囲内だろう。」 今日は、不思議探索を休み、佐々木と買い物だ。 「さて、行こうか。」 「おう。」 「ニヤニヤして、バカじゃないの?あんのエロキョン!」 キョンが、不思議探索を休みたい、と言い出したのは、一昨日。 何の気なしにOKを出したんだけど……あの古泉くんを邪悪にしたような奴、藤原。あいつがわざわざ情報を洩らしてくれた。 「佐々木とあの男が、デートするぞ。これは規定事項だ。」 やたら必死だったし、信じてあげて様子を見に来てみたら……本当だった。 しかしまぁ。何でまたあいつはあんなに必死だったのかしら?あの様子じゃ、彼女なんて絶対出来ないだろうけど。 「……」 有希が顔を出す。何かハイライトが消えた目をして、ブツブツ言ってるけど、何を…… 「エラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラーエラー...
  • 69-358『倦怠ライフ』
    駅前に、バレンタインまでの期間限定でスケートリンクが出来たようだ。 「氷の上を滑るという行為に、価値を見出だせんな。全く。」 部室で古泉と将棋を差しながら、俺は呟いた。 「どうなんでしょうね。まぁアイススケートは、カップルの定番ではありますが。」 「シロクマじゃあるまいし。……王手。」 「待った。佐々木さんと行ってみては?」 ふむ。しかし俺はアイススケートは未経験なんだが。「よし、なら日曜にでも誘うか。たまにはあいつの頭を休ませてやらんとな。……王手。」 「お優しいですね、全く。……投了です。」 キョンから連絡があり、日曜日、駅前に出来たスケートリンクに誘われた。 「スケートリンクか。私には氷の上を滑るという行為に、価値があるのか疑問だわ……」 あんまり運動は得意ではない。キョンにしても究極のインドア派のはずなんだけど。 「カップルの定番なのです。意外にキョンさ...
  • 68-111「佐々木さんのキョンな日常」
    トップページ > SS > 長編 > 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 68-111「佐々木さんのキョンな日常 プロロ-グ」 68-115「佐々木さんのキョンな日常 春咲小町」 68-165「佐々木さんのキョンな日常 放課後四重奏」 68-191「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒ」(~その3) 68-229「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒその4~」 68-243「佐々木さんのキョンな日常 黄金週間の二人」 68-256「佐々木さんのキョンな日常 文芸部とSOS団」 68-327「佐々木さんのキョンな休日 梅雨の晴れ間に」 68-334「佐々木さんのキョンな日常 迷い猫」 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」 68-433「佐々木さんのキョンな日常 文芸部原作『SOS探偵団』」 68-534「佐々木さんのキョンな日常...
  • 71-679『ふらくら時間7』
    初夏を通り抜け、一気に夏の盛りとなる。 「こう暑くては、何もやる気がせん。」 「全くだよ。」 たまたま駅で出くわした親友。親友はアイスなどくわえている。 「一口貰えるかい?」 「やれやれ。半分くれてやるよ。真ん中から折れるタイプだしな。」 御礼を言い、ベンチに座る。太陽に照りつけられたベンチは、それだけで不快感満点だ。 「早く秋にならんかね。こうも暑くては溶けてしまう。」 「生きながらにして腐る感覚だね。このベンチに座っているだけで、鉄板焼の牛のような気分だよ。」 「連中は死んでるだろ。どちらかというと、魚だろうな。ああそういえば、渇く夢というのは、性的な欲求不満らしいな。」 「ある意味、人魚姫だね。人魚姫とのお別れの時、キミが王子様なら何と言う?」 親友は少し考え込み、答えた。 「じゃあな、また……かな?それか何も言わんか。何れにせよ、その状況にならんとわからん。...
  • Part70
    トップページ > SS > 短編 70-695「『未来日記in佐々木』のプロット書いていたら…」 70-686『お約束の非リア~JOJO篇~』 70-652「二人の子どもを妄想してみた。」 70-623「小咄」 70-615「小咄」 70-614「小咄SS」 70-546『チケット』 70-457『0:00の攻防』 70-442「ある日曜日、午前中の風景」 70-437『卒業アルバム』 70-397『未来日記』ネタ 始まりのプロット 70-387『龍騎』風の一周目と『未来日記』風の二周目エンディングのプロット 70-373『ドラクエ2な三角関係』2 70-371『ドラクエ2な三角関係』 70-367『楽屋裏』 70-358『桜満開』 70-343『Stick around, and it may show.』 70-342『You re asking me will my love ...
  • 69-568『バレンタイン症候群β』
    69-154『チョコレート症候群』続編 ※ポンジーいじめのβ。攻め、エロ佐々木注意 バレンタイン。最後にチョコを貰うのは佐々木。17年生きて初めて貰う本命チョコ。きっとどれよりも味わい深くなるだろう。俺の部屋のベッドに腰をかける佐々木。 「これが僕の本命チョコだよ。」 佐々木が取り出したのは、リップクリームの筒。 「……まさか、お前がこんなコテコテで来るとは。」 「定番というものは、使い古されているからこそ定番だと言えるのさ。」 佐々木がニヤリと笑う。 「そして、それは起こり得ない。……だからこそしてみたい。キミはそう思わなかったかい?」 ……全くだ。漫画などの定番、リップクリーム形のチョコ。甘い口唇を舐めるのは、定番だ。定番だが起こり得ない。何故か?そんなキモい真似をする女はいないからだ。 妄想の定番、そして即物的な男の悲しい産物。それがリップクリーム形のチョコ...
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  • 長編
    ssトップページ > SS > 長編 74-16「SOS団との決別」 74-16「キョンの退団宣言」(エロ物 注意) 71-874「俺の後ろに佐々木がいる」 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If Bad End) 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If) 70-483『バッテリー』 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS」 68-866『Wanderin Destiny』 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 67-9xx 失言と猫ヒゲ 67-9xx どこか足りないフラグメント 橘京子「それが佐々木さんの役割だって言うんですか?」 67-708『だって、あたしだってそうだったし?』 67-116 Rainy Day …… What? 67-30「じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね」 66-358 Rainy Day by? 65-...
  • 69-217『ふたり』
    ※69-204「ふたりぼっち」の続編。ハッピーエンド。 「今日は暖かいね。」 今日は陽射しが暖かい。 佐々木はよく笑うようになった。再会した時の自嘲的な笑いでなく、自然な笑顔で。 「佐々木、手を繋ぐか?」 「くっくっ。拒否すると思うかい?」 キョンが笑う。前みたいな沈んだ表情でなく、安心した表情で。 最初は、精神的な飢餓を埋めるようにキョンを求めていたが、最近では肌を重ねる回数は減った。……代わりに、その、ね。これは私の口からは言えない。 思春期頃の中学生みたいに、佐々木を求めていたのは何だったんだろうな。最近では、一回に時間かけるから、回数は激減している。 それに、こうして手を繋いで、キスするだけでも充分満たされるからな。こんな小学生みたいな事でも充分じゃないか。 「キョン。アクセサリーを見に行かないか?」 「アクセサリーか。いいな。」 繋...
  • 「ねこの森には帰れない」
    69-486『ねこの森には帰れない』 72-42『ねこのレポート』 72-59『ねこのつがい』
  • ふらくら時間シリーズ
    トップページ >SS > シリーズもの > ふらくら時間シリーズ 69-390『ふらくら時間』 70-542『ふらくら時間2』 70-641「小咄~ふらくら時間~」 71-248『ふらくら時間3』 71-364『ふらくら時間4』 71-488『ふらくら時間-誤-』 71-562『ふらくら時間6(tynine)』 71-679『ふらくら時間7』 71-751『ふらくら時間8』
  • 69-390『ふらくら時間』
    「キョン、来週の日曜日に買い物に行かないか?」 「佐々木と?構わんぞ。」 よくよく考えれば、二人で出歩くのも久しぶりか。 ……さて。お気に入りの服に、お気に入りの香水に、お気に入りの…………ぱ、ぱんつに……あ、あと、ななにがあってもいいように、み、身嗜みに、財布に近藤さんを……! こうしてめかしこんだ私の前にいたのは……ジャージにビーチサンダルのキョンだった……。 『ふらくら時間』 「随分めかしこんだんだな。見違えたぜ。」 「くっくっ。そうかい?」 ま、まぁ、ともかく……見た目のインパクトは与えたみたいだ。 「いい匂いだな。」 良かった……香水にも気付いてもらえた…… 「朝比奈さんも同じヤツをつけてたな。」 ………… 「人によって、香りが違うんだな。お前のほうが落ち着いた匂いだ。」 「くっくっ。香水は、つける人間によっても香りが変わるみたいだよ?」 ...
  • 70-273『女神の舞台』
    ※SOS団解散、佐々キョンだけど佐々木の見せ方(見ようによっては嫌な奴)に注意。実験SS。 全てが夢の中のように。あの頃はあっけなく過ぎていった。誰もいない文芸部室。そして何もない本棚。 「僕もそうなりますかね。」 ハルヒは力を無くし、キョンは佐々木と結ばれ、長門、朝比奈はそれぞれの場所に帰った。 「やれやれ。」 キョンとは今でも親しい友人であり、ハルヒもまたキョンとかつての佐々木とのような関係を築いていた。 「言っとくけど、隙あらば奪うわよ!」 そう佐々木に宣言したのは、らしいの一言だ。 「ふふ。こんなエンドロールは、想像もしていませんでしたが。」 機関も解散し、SOS団も解散。そして取り残されたのは自分。 状況が動くのを望んでいたくせに、実際にこうなってしまうと暇をもて余してしまう。自分は本当に仕事人間だったんだな、と考えた。 憧れた女神は、結局自分を...
  • 69-x カップル盛り
     思えば、現代と呼ばれる時代は若人に恋をすることを奨励してはいないだろうか。  青少年向創作物にありがちなのは昔からだが、サービス業においてもそうした例を見かけやすくなった。  これをして「独り身は肩身が狭い」と言った者もいれば、男女二人組にとっては生き易い世の中だと言った者もいる。  カップルというものには、世間様が恩恵を与えてくれたりもする。そんな話だ。  そう、それは例えば・・・ 「くく、そう。故にこうして僕らが差し向かいで焼肉を食べるという展開に至ったりもする訳だ」 「佐々木、喋ってばかりだと肉が焦げるぞ」  佐々木と二人、大学通りからやや外れた焼肉屋で「カップル盛り」とやらを頂く。   提案者は大方がお察しの通り佐々木だ。  俺と佐々木がカップルかはさておき、大学生の懐具合には若干だが嬉しい価格帯に設定されていたのは間違いない。  そこで男女二人と...
  • その他
    トップページ >SS > その他 1-1「佐々木さんAAまとめ(順次追加)」 69-291「佐々木VS小学生s(AA)」 「2007/07/05(木) 13 09 12 ポンジー聖誕」 26-966「ポンジー祭り~PAPAPAパンジー~」 25-970「ポンジー祭り~ポンジーさん、早い、早すぎるよ~」 24-978「ポンジー祭り~ポンジー初めての長編SS~」 24-116「1乙」 23-970「ポンジー祭り~ポンジー祭りが待ちきれなくて~」 23-29「1乙」 22-970「ポンジー祭り~ポン●ジー~」 22-85「1乙」 21「ポンジー祭り~スッポンポンジー!~」 21-222「1乙」 20-978「ポンジー祭り~ポンジー美容室へようこそ!~」 20-211「1乙」 19-288「SSの書き方談義」 19-173「1乙」 18-960「ポンジー祭り~ポンジーを憐れむ歌」 18-3...
  • 69-343「恒例逆襲の非リア」
    69-340「いじめは駄目だよね2(逆襲のミヨキチ)」の派生作 古泉「何でこんなもの(ビデオカメラ)で彼の部屋を映す。これではあなた達が寒くなって非リアの冬が来ますよ。」 谷口「リア獣は自分たちの事しか考えていない。だから抹殺すると宣言した。」古泉「人が人に罰を与えるなどと!」 谷口「俺達、きょっこ団が粛正しようと言うのだ、古泉!」 古泉「エゴですよ、それは!」 橘「戦うのです…佐々木さん、佐々木さん。勝った方を私が全身全霊をかけて愛してあげるのですよ!? うはっ、あはは、あーははははははははははー!」 キョン「佐々木しかいねぇーッ!更に前振りの古泉ときょっこ団いらねぇーッ!って、佐々木……笑顔でハリセン握ってどこに?!」
  • 69-154『チョコレート症候群』
    別題『バレンタイン症候群』 「そういえば、二月はバレンタインだな。」 こんな女臭い集団にいるんだ。さすがにゼロはない。これは規定事項だ。そのはずだ。 佐々木は、さも興味なさそうに言った。 「バレンタインねぇ。僕はキョンに渡すつもりだよ。案外イベントに拘るんだ、キョンは。」 ああ。お前はあの現地人と盛って猿になっていろ。僕の目当ては橘だ。 「古泉さんもなのです。案外嫉妬深いのです。」 お前もか。いや、まだ周防が…… 「――佐々木――橘――チョコ――レート欲し――――い」 ああ。宇宙人に求めた事が間違いだったよ。昆布め。利尻島で売られていろ。 「構わないよ。友チョコというやつだね。」 「バレンタイン、楽しみなのです!」 和気藹々とした雰囲気……ダメだ。ここは僕の居場所じゃないよ、姉さん。僕は彼女達から離れ、街を歩く事にした。 「で、藤原くん。君もチョコはい...
  • 19-173「1乙」
    1乙 「やあ、こんばんは。いつもいつもこんな時間に済まないね。 1乙。20スレを前にして、いつ になくスレの消費速度が上がっているようだね。さて、19スレ目だ。19といえば、20以下で最 大の素数であり、未成年の最後の年である。18才を越えているから、子供扱いはされないが、 成人としての権利も義務も与えられない。20が特別な区切りであるが故に、ローマ数字では 20に1足りないと書かれ、漢数字では十に九つあまりと記される。素数であるが故に、除算や 乗算で現われることもない。くくっ、なかなか僕好みの孤独な数字じゃあないか。孤独を辛い こと、哀しいこと、悪いことのように言う人もいるが、孤独というものも適度に使えば、それほど 悪いものじゃあない。人間にとって周囲の環境は非常に重要だ。社会化する動物である人間 にとっては、周囲の人間が織りなしてできる環境とはすなわち自分そのも...
  • 69-17『Days-愛情と日常-』
    「君達は、強い絆で結ばれているようで羨ましいよ。」 佐々木はそう言うと、くつくつと笑う。 「絆、ねぇ。」 確かにハルヒとは絆を感じる。しかしな、親友。 「お前との絆も、そう捨てたもんじゃねぇはずだがな。」 俺の言葉に、佐々木は目を丸くし………そしてまた笑った。 「くつくつくつくつ。」 違和感だらけの今。ハルヒの心情告白にしても、長門の協力にしても。 「君は、僕に勘違いさせるのが好きなようだね。」 勘違いであるもんか。 「いいかい?キョン。君は涼宮さんを選んだはずだろう?」 誰もハルヒを選んだなんて、一言も言っていないんだが。 「いい事じゃないか。親友の恋路なんだ。僕も協力する事に吝かでないよ。」 黙れ。 「キョン、今からでも涼宮さんを追い掛けて………………」 「黙れ。」 ……………こんなに冷たい声って、出るんだな…………自分で言って、びっくりした。俺は、佐々...
  • 69-571『TS~キョン子と佐々木と~』
    ※TS注意 朝起きたら、女になっていた。 「…………。」 驚くより早く、まずは長門に連絡し、状況を聞く。 「涼宮ハルヒの願望。彼女は明日のバレンタインに、あなたにチョコを渡す勇気がなかった。」 「本命で来たって願い下げだがな……!」 頭が重い。 「因みに性別が反転しているのは、あなただけ。残りはいつもと変わりはない。……明後日には元に戻る。」 「……おい。聞き捨てならんぞ。」 つまり。現時点で佐々木と付き合う俺は…… 「キョン子ちゃーん。佐々木お姉ちゃんが迎えに来てるよー?」 絶句。まさにこれだ。 「全く、迎えに来て良かったよ。」 佐々木が俺の髪を丁寧に鋤く。 「せっかくのロングヘアーなんだ。綺麗にしておかないと。毎朝の僕の日課になりつつあるが。」 艶やかな黒髪。これは、どうやら佐々木が毎日ブラシを当てているからのようだ。 「…………」 因み...
  • 69-102『浸食』2
    「(ハルヒ。)」 いつからいたのだろう。泣き出す寸前の悲しそうな顔。渡橋は、ハルヒに駆け寄ると、ハルヒの手を引いて去って行こうとする。 ハルヒは、こっちを見ていた。その目は、表情は悲痛なものだった。 ―――――――――――――― 涼宮さんの表情を見て、私は悟らざるを得なかった。彼女は、間違いなくキョンが好きで、私達の事を歓迎していない、と。 しかし。私は。 「さ、佐々木?」 キョンの腕をぎゅう、と抱く。絶対に離さない。やっと手に入れた、私の『王子様』なの。 醜い。そう我ながら思う。 涼宮さんの表情が、悲痛なものになればなるだけ、心が凍みいるように痛む。 ―――――――――――――― キョンを、取らないで…… ねぇ。お願いだから。 「――情報――収縮――」 お願いだから。 「涼宮先輩、早く行きましょうよ!」 お願いだか...
  • 69-140『浸食』3
    ハルヒを家まで送り届ける。 「……バカキョン。」 「何だ?」 ハルヒは、目に涙を溜めながら、精一杯の笑顔を見せてきた。 「佐々木さん、幸せにしないと許さないんだからね!」 その笑顔が、あまりに悲痛で、俺はハルヒに手を伸ばそうとしたが…… 渡橋から手を強く弾かれた。 「勿論だ。約束する。ハルヒ。また明日。」 痛む手だが、敢えて何も言わなかった。 「どうやら、見通しは相当甘かった。そう言わざるを得ませんね。」 古泉が溜め息をつく。 「ああ。」 悔恨。深い悔恨と罪の意識。 「キョンくん、涼宮さんの事、最初から嫌いだったんですか?」 朝比奈さんが、泣きそうな顔をして俺を見る。 「嫌いなら、長門が作った世界から戻っていませんよ。大好きです。長門と朝比奈さんと……ついでに古泉と同じ位に。」 皆は、嬉しそうに笑う。 「良かった……」 朝比奈さんが、安心したように...
  • 69-146『浸食』4
    「佐々木さん……」 橘さんが、私の胸に顔を埋めて泣いている。 「それでいいのですか?!佐々木さんは、それでいいのですか?!」 いいはずがない。でもね。 「私のエゴの為に、誰かが消えるなんていうのは嫌よ。」 これは、本心。そして私のつまらない矜持。 私は選んだの。橘さん。たとえ仕組まれた事だろうと、全力で足掻くことを…。 ―――――――――――――― 何者かの卑劣な罠が、佐々木さんを追い込んだ。 組織の後ろ楯もなにもない今の私に、何が出来るか。でも…… 大好きな佐々木さんの笑顔を曇らせた、黒幕を必ず突き止めてみせます。 突き止めて、必ず笑顔を取り戻してみせます。 私には何の力もない。お荷物かも知れないのですが。だから…… 「佐々木さん……泣かないで欲しいのです……。」 ―――――――――――――― 僕がここにいる理由。そ...
  • 69-240『ドラクエの続き』
    69-235「僕の勇者と俺の魔王」の続き 勇者と魔王が結ばれる。んなもん他からすりゃ、面白いわけないわなぁ? しかも俺なんて、ただ単にたまたま筆記試験に受かっただけの似非勇者って言われてたのによ。 故郷に佐々木を連れて凱旋したら、案の定拘束されちまった。やれやれ。 「キョン。子どもの名前は何にする?」 「お気楽だな、お前は。」 佐々木は編み物をしている。因みに拘束は1秒で外された。佐々木が焼き切ったそうだ。 「お気楽だよ。僕は一国の元首。そしてキミはその伴侶。それを拘束するなんて、外交問題になるから。普通に。 どこのトンチキが考えたかは知らないけど、戦力差がありすぎる国に対して戦争なんてやるものじゃない。仮に僕達を殺せば、その瞬間がこの国の終焉さ。 それに。見ただろう?あの兵士達の怯えた表情。個体としての能力で、魔王に敵う者はいない。よって殺される事はないよ。」 ...
  • 6-171「いろがみ」
    「いろがみ」  まいどまいど、馬鹿馬鹿しく思うんだが、この寄せ書きってのはどういう習慣になるのかね。 そんなことを思いながら、俺は色紙に書く担任教師へのお別れの言葉を考えていた。オリジナ リティの溢れる文面にしようと考えるモノの、下手の考え休むに似たり、一向に進まぬ。終い には、“ご苦労様でした、キョン”と綴るのが精一杯というところだ。本名ではなく、クラス内で 本名より知られた通名で書くあたりが抵抗の足跡か、色紙をひょいと隣席の佐々木に手渡した。  佐々木は、ふむと短く嘆息し、色紙を一瞥した後に、筆箱から筆ペンを取り出した。そして、 “一期一会”となかなかの達筆ぷりで一息に書いた。さらさらっと署名。  その迷いのなさに思わず、理由を聞いてしまったのも無理からぬというところだろう。 「ん、なんで“一期一会”なのかって? うむ、こういう寄せ書きのたびに...
  • 69-227「男性陣のリアクションについて考えてみた。」
    69-222「いじめは駄目だよね」の派生作 ノロケ話を聞き、致命傷を負い倒れる藤原に、谷口が駆け寄る。 谷口「おい!」 藤原「谷口……お前はなるべく……い、生きろ……」 谷口「お前こそ生きろよ!……藤原……死ぬな……死ぬなぁっ!」 藤原の目が閉じる。 谷口「藤原……起きろぉっ! 藤原ぁ──っ!」 佐々木「……何をやっているんだい?彼らは?」 キョン「知るか。……しかし、仲いいな。あいつら。」 ~非リア寸劇、平成ライダー篇~
  • 69-532『異世界~キョンが年上だったら~』のバッドエンドルート
    69-286『異世界~キョンが年上だったら~』のバッドエンドルート 教育実習生朝倉→妹から朝倉がキョンの元彼女と知らされる→朝倉の薬指に年期の入ったシルバーのリング 妹から語られた、卒業式の後に部屋で泣いていたキョン→喫茶店に行くと、喫茶店を外から悲しそうに見詰める朝倉→無理に中に入れようとするが、断られる。 キョンに朝倉がいたと伝える二人→キョンは「元気でいるなら、それでいい。」の一言。キョンのネックレスに、朝倉と揃いの指輪。 その後、夜の街の近くで再会したキョンと朝倉を発見。未だに想い合うと考えた佐々木は、身を引く決意。(分岐) (朝倉ルート)→一年後、光陽園に朝倉が赴任。朝倉の左薬指に光る、プラチナの指輪。これで良かったんだ、と考えていた佐々木に、朝倉の独白。 あの時点ではキョンは自分が好きであり、朝倉とはあの時点では何もなかったと知り、後悔。 現在、朝倉は...
  • 69-117『スパイス狂想曲』
    さて。お前らは好きな食い物はあるよな?俺はカレーが好きだ。 流石に長門みたいに毎食は食わないが、カレーには一家言あるといっていい。 「キミのカレーは、辛過ぎる。」 今回の騒動は、この佐々木の一言から始まった。 「牛乳を入れて、甘口にして食う奴に言われたくねぇな。」 「ほぉう?」 休日。たまたま遊びに来ていた佐々木に、カレーを作ってやったんだが…… どうやらこいつは甘口がお好みらしい。 「キョン。辛味成分は、脳にあまり良くはない。キミの脳がそれ以上劣化しない為にも、僕のカレーを食べたまえ。」 「佐々木。甘いものは肥りやすい。お前の頬っぺがハムスターにならないよう、俺のカレーを食え。」 火花が飛び散る。 佐々木は、赤い顔をして立ち上がると、言った。 「宣戦布告……そう見なしていいのかな?」 勿論だ、親友……いや、強敵(とも)よ。俺も佐々木にならい、立ち上がる。 ...
  • 34-440「副団長の恋愛」
    土曜日僕は、SOS団の不思議探索で、彼=キョンさんと二人きりでした。 彼は何かを探すようにキョロキョロしていました。最近そんな怪しい行動が目立ちますね。 「何を探しているのですか?」 「別に。俺のことは一々気にするな。古泉」 「隠してもわかりますよ。愛しの佐々木さんを探しているのでしょう」 「別に佐々木が愛しいわけじゃない。ツインテールや僕っ子やコンブがストーカーしているんじゃないのか心配なんだ。 奴等が不意に現れると心臓が止まる。出るなら出るで早く出てくれないかな。そうじゃないとこちらの気が休まらない」 「現時点で彼等が危害を与えることはありませんよ」 そういや、藤原さんはどうしたのでしょうか? 「それはそうだろうが、ウザいというか迷惑というか」 「やあ、キョン」 「待ってました。じゃなくて今日は何の用だ佐々木。電話じゃ駄目なのか?」 「今日は僕じゃなくて僕の友人が古泉君に用があるんだ」...
  • コメント/雑談室
    1get? - 名無しさん 2007-07-20 11 09 14 中の人乙です 沢山あってしんどいと思うけどガンガレ - 名無しさん 2007-07-20 11 13 48 これはテラスゴス お疲れ。 - nameunknown 2007-07-21 20 38 03 できるなら向こうの管理者さんと相談していい具合に互換してみたら良いと思うんだ。非当事者ごめん(・_・) - nameunknown 2007-07-21 20 40 55 おせっかいかもしれないけどtopのAAが潰れてると思ったので画像版どぞttp //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0058.jpg.html - 名無しさん 2007-07-22 23 21 04 追記:パスはsasaki - 名無しさん 2007-07-22 23 21 42 トップ絵直ったね。↑と...
  • 71-771『海水浴』
    夏。海の浜辺。俺達は抱き合っていた。 「痛っ……」 佐々木が痛みに堪えかね、声を上げる。 「大丈夫か?」 「大丈夫……と言いたいが、ね……」 顔をしかめる佐々木。紅潮した頬を向け、眉を寄せる。 「一気に行くぞ。」 「頼むよ……」 数瞬の間。 「くっ……ああーっ!」 俺は佐々木の―――― 「ちょっと待った!」 ビキニ姿のハルヒが俺と佐々木の間に入った。 「どうした?ハルヒ?」 「どうしたの?」 「どうしたもこうしたもないわよ!何よ、さっきの三文モノローグは!」 き、きょうびは、モノローグにまでケチを入れられるのか? 「足が釣っただけで、どうして雰囲気出す必要があるのよ!あざといわよ、佐々木さん!」 「あ、また足が(棒読み)」 「大丈夫か?また伸ばすか?」 俺が佐々木に寄ると、ハルヒは顔を真っ赤にして叫んだ。 「あざといわ!キョン、あたしも足が釣...
  • 69-16『夕日の約束』
    ※ここだけ見るとハルキョン注意 三学期。来るべき朝比奈さんとの別れに備え、古泉達は準備を進め、長門は観測……場合によっては機関への協力を辞さない……構えを取っていた。 俺は……ハルヒの遊び相手になったり、話相手になったり、佐々木と会って勉強をしたりで、慌ただしく日々は過ぎた。 「……………正直、閉鎖空間の処理でいっぱいいっぱいですよ…………」 古泉が、珍しく愚痴をこぼしてきた。神人は、盛大に大暴れしてくれたほうがまだマシという状態らしい。 「ただ空を見上げていたり、叫んでいたり………。行動をしないんです。ある意味、安定しているのですが…………」 そんな状態の神人を倒すのは、さすがに心が痛むようだ。 「……………………」 長門は、無言で本を読んでいる。………まぁ、これはいつもの事か。 「まぁ…………ハルヒを安定させてやらねぇとな。」 「……………………」 古泉が、...
  • 69-261『言葉のデッドボール』
    妹ちゃんの誕生会。それに招かれ、僕はキョンの家に来ていた。 本来、家族水入らずでやるのが良いのだろうが、そこは賑やか好きの彼の妹らしい。 「えー?佐々木お姉ちゃんも一緒にやろうよぉ。ねぇ、キョンくーん?」 という一言に、妹……いや、年下全般に甘い彼はOKした。 長門さんや、涼宮さんにしても、彼にとっては可愛い妹だからなぁ……。 「オッサンだと言いたいのか、お前は。」 「オッサンというよりは、お兄さんだね。橘さんもキミはお兄さんのイメージだと言っていたよ。」 「んじゃ、お前はお姉さんか。」 「くっくっ。」 あんな手のかかる妹達は、勘弁願いたい。 「僕のキミへのイメージは、エッチな男の子なんだがね。」 「てめぇ……」 キョンにベッドに引き倒される。くっくっ。リビドーに身を任せるには、まだ日が高い。 「キョンくーん!」 ほら。愛しの妹が呼んでいるよ?キョン。 「覚え...
  • 69-551『夢幻泡影』
    「幸福の薬を飲みますか?」 と聞かれて、イエスと答える馬鹿は麻薬中毒患者位だろう。 夏休み、佐々木と再会してから俺達は順調に愛を育んだ。 「正気の沙汰とは思えんテーマだな。」 「この話には続きがあってね。幸福の薬を飲んだら、もう目は覚めない。しかし、夢の中で全てが叶う。こんな話だよ。」 「成る程。……夢は万能だ。」 現在の俺達が過ごすこの世界も、誰かが見る夢なのかも知れん。これはあの馬鹿のやらかす与太事か。 「胡蝶の夢とも言える。哲学なら、こうした話もあるわけだよ。」 「ふむ。」 確かにそうかも知れんが、それじゃつまらんだろう。 「人生を『借り物の身体で生きる』と仮定した人間もいるぜ。」 「伊達政宗だね。」 借り物というだけで、死生感の達観ぶりが凄いんだがな。俺には辿り着けん。 「夢物語の登場人物でもいいじゃないか。」 「確かにね。こうしている時間は、夢物語でな...
  • 69-303『Portrait of Tracy』
    ※69-286『異世界~キョンが年上だったら~』の結末 高校生の恋愛なんて、後で考えたら可愛いもんだ。俺と朝倉の恋愛だって同じだった。そう思いたい。 高校一年の5月だったかな?クラスメイトだった朝倉が、俺を呼び出したのは。 こんな冴えない奴が、何だってこんな美人から告白を?返事は勿論OK。感極まった朝倉からキスされて、それを谷口に見られて冷やかされたな。 それから、自宅の喫茶店のメニューを考えるのに朝倉も手伝ってくれた。朝倉は 「いつか、看板のケーキを作る時は、キョンくんの一番近くにいる人に名前を決めさせてね。」 と言い、俺もそれを了承した。それは、朝倉以外にないと俺達は思っていた。妹には冷やかされたがな。 朝倉との付き合いは本当に順調であり、夏には想いを通じ合わせ、朝倉の幼なじみでルームメートの長門から苦言を受けたな。 朝倉と過ごした高校生活は、本当に楽しい時間だっ...
  • 69-401『みずいろ』
    「なぁ、キョンって童貞なのか?」 「いきなり藪から棒に何をほざくか、お前は。」 教室。朝っぱらから谷口はかっ飛ばしてやがる。 「あんだけ綺麗な彼女がいるんだし、童貞って事はねぇよな。」 こんな時に限って何故岡部は遅い?後ろを向くとハルヒまで聞き耳立ててやがる。 「……答える必要はねぇだろ。」 「かぁー……羨ましいぜ、マジで。」 「そうかい。」 回答の後に岡部が来た。 そんな気になるもんかね、全く。俺が佐々木を抱いていようがいまいが、お前らの人生になにがしらかの得でもあるのか? いつもの団活が終わり、俺は珍しく古泉に呼ばれた。 「すみませんね、お呼び立て致しまして。」 「……またハルヒ絡みか?」 「いえ。……半分はそうですが。」 少し溜め息を吐く。大方、ハルヒは気付いている。俺が佐々木を抱いていないと。 「……佐々木、だな?」 「ええ。……単刀直入にお伺...
  • Part19
    トップページ >SS > 短編 Part19 19-812「忘却よりも憎しみを」 19-806「 女達の妄想」 19-789「黒国木田」 19-744「中学生の佐々木さんの部屋にキョンがやってきた の巻 」 19-471「大学生になった佐々木さん、飲みに行く の巻」 19-427「佐々木買収される」 19-422「涼宮ハルヒの失効」 19-355「佐々木さんと銭湯にいきました の巻」 19-350「佐々木さん、マジで危険なので絶対真似しないようにの巻 」 19-175「ホッペにキス」 19-160「ボールペン」 19-151「キョンの敗北」 19-75「佐々木と文化祭」
  • 71-471『未来設定おまけ2―きょこたん娘の神人狩り―』
    100:「100柱撃墜!神人狩りは得意中の得意なのです!」 200:「佐々キョン娘さんのキッスのためにも!」 300:「神人だろうが涼宮さんだろうが、メじゃないのです!」 400:「ふふっ、この赤玉にもいい目見せてやんないといけないのです。」 500:「よしっ!佐々キョン娘さんのハートも落として見せるのですよ!」 600:「ふっ、殿方を口説くより容易いのです。」 700:「これだけやれば、佐々キョン娘さんだって…」 800:「どうするのですか!この無敵っぷり?」 900:「佐々キョン娘さん、これが私の実力なのです」 1000:「私は機関のエース、きょこたん娘なのですよ!」 1100:「佐々キョン娘さん、これが終わったらお食事に誘わせてください!」 1200:「人の恋路を邪魔するヤツは!」 1300:「イーヤッフーーー! 素敵過ぎなのですよ私!」 1400:「どう考...
  • 雑談室
    現行スレってもう51になってるよ どなたか変えてくれるとありがたい - 名無しさん 2010-01-13 14 40 36 そろそろどなたか現行スレの変更を… 自分はやり方よく分からないのでお願いします - 名無しさん 2010-02-27 11 12 36 現行スレの変更をどなたか・・・AAスレは、ってのももういらなくないですか - 名無しさん 2010-05-31 07 40 48 勝手ながら現行スレと前スレ変えました 管理人さんごめんなさい - 名無しさん 2010-07-26 10 21 19 ttp //wantatonyanko.blog26.fc2.com/ 勝手にリンク貼られてます - 名無し 2010-11-26 17 35 10 6-171「いろがみ」編集ミスでしょうか、同じ文章が二回入ってますよ - 名無しさん 2011-04-02 08 35 ...
  • 69-x「僕は平々凡々な人間なものでね」
    「おい佐々木」 「何だいキョン」  とか言いながら俺の頬に触れるのはよせ。なんだかぞわぞわする。 「そうかい。これは失敬」  戯けるなよ。 「けれど僕は平々凡々な人間なものでね」 「それが理由か? らしくねえな、理由と行動に関連性が見出せんぞ佐々木」  喉奥で笑いながら、こいつはなおも手を離さない。  離すつもり自体なさそうだ。 「らしくないかな? けれど悪くない気分なんだ。許してくれよ」 「何がだ」  覗き込んでくる瞳が何か言いたげだったので、ついでに水を向けてやる。  すると、するすると立て板に流れるように答えが返ってきた。 「キミが僕の日常にいてくれることが、かな」  いつもよりも一層広がった笑みが、なんとなく昔に俺を引き戻す。  いつか学生時代の大騒動。  SOS団の日常の中。  文化祭の話をした時  古泉と会話が合...
  • Part39
    39-984「佐々木さんの、聖夜は夢の中で、の巻」 39-954「帽子と手袋」 39-895「どっち!?」 39-798「君に対する思いは」 39-764「――――― あと、十秒 ―――――」 39-698「夢を見るならどれ?」 39-695「布団からでるのは」 39-661「掌の温もり」 39-628「もしもしキョンかい?」 39-417「佐々木さんの戦争論」 39-372「佐々木さんと麻雀したい」 39-371「機関工作員達の佐々木観察報告」 39-345「H5N1-変異」 39-295「H5N1」 39-281「一本の缶コーヒー」 39-250「日本語とOK」 39-168「忘れないでください」 39-142「ほら、受け取れ」 39-103「泣いているのかい?」
  • 5-180「ダブルブッキング」
    「ダブルブッキング」  さて、明日は祝日だ。休みってのはいいねぇ。ゴールデンウィークさまさまってヤツだ。 適当にテレビなんぞ見て、さてそろそろ寝るか、そんな頃合いだ。俺の携帯がリングオン。 ディスプレイされるは我らがSOS団、団長サマのお名前。  これで、イヤな予感がしないほど俺の学習能力は低くない。かといって、これを無視な んかできるわけもない。そんなことをしたら……ううっ、心に残った傷を抉ってしまった。  それでも結局、逡巡することツーコール、スリーコール目の途中で、通話ボタンを押す 俺なのだった。 「何してんのよ、電話にはすぐ出なさい。バカキョン」  まぁこれあるを見越して、電話を耳に押しつけたりしない俺なのさ。20cm離しても明快に 聞こえてくる団長殿の声に不機嫌そうに返事を返すのも忘れない。  なんだ? 一体全体、どんな用件で、お前は俺のリラクゼーションタ...
  • 69-125『Snow drop』
    雪の空を見上げるのが好き。 深々と降り積もる雪。まるで空に吸い込まれるような気がして……。 「初雪か。寒いと思ったぜ。」 キョンの家の玄関の前。学校が違う私達は、駅まで一緒に向かう。 「佐々木。暖めておいたぜ。」 キョンは、私に缶コーヒーを渡す。じんわりとした暖かさが嬉しい。 「くつくつ。キミにしては気が利くね。」 「うるせぇ。」 ポケットに缶コーヒーを入れて、手を繋ぐ。手袋に隠れて見えない右手の薬指には、お揃いのリング。 駅に着く頃。駅前はサラリーマン逹が絶望の表情で立ち尽くしていた。 どうやら初雪は、公共交通機関に盛大なダメージを与えていたらしい。 キョンを見ると、キョンはやれやれ、と首を竦めた。 「遅刻確定か。」 「そのようだね。」 キョンは、私の横に立ったままだ。 「キョン?」 行かないの?北高なら間に合うでしょ? 「雪の日に、あの坂を登りたくねぇ...
  • 70-373『ドラクエ2な三角関係』2
    70-371『ドラクエ2な三角関係』の続き 「ひとまず休戦しましょう。」 ハルヒの発言に、佐々木が手を止める。 「世界樹の位置は不明。そんなもんに時間を費やすよりは、ハーゴンぶちのめしたほうが早くない?」 ハルヒの言葉に佐々木が頷く。 「ただ単に行動不能になる呪いみたいだし、確かにそれが手っ取り早いかな?」 脳筋魔法シスターズ爆誕の瞬間であった。 「ご、ごゆっくりぃぃぃぃ!」 「所詮バックアップなのねぇぇぇぇ!」 「みくる姉さぁぁぁぁぁぁあん!」 「……?下が騒がしいのです。」 ハーゴンは下の階がざわついているのが気になった。 「また三人で暴れているのですかね。破壊神の復活を邪魔しようなんて、ふてぇ奴らなのです。」 ハーゴンは祈りを中断し、階段に向かった。 ヒタ… ヒタ… 階下から足音がする。 「だ、誰なのですか!」 …...
  • いじめは駄目だよねシリーズ
    トップページ>SS>シリーズもの>いじめは駄目だよねシリーズ 69-222「いじめは駄目だよね」 69-340「いじめは駄目だよね2(逆襲のミヨキチ)」 69-434「いじめは駄目だよね3(適材適所)」 70-16「いじめは駄目だよね4(お互いの距離感)」
  • 69-518『VS長門』
    「おや。奇遇だね。」 「佐々木か。」 図書館。長門の調べ物に付き合っていたら、図書館には佐々木がいた。 「…………」 長門は、例により液体ヘリウムのような目で佐々木を見ている。 「彼女とデート中だったかな?」 「長門が?そりゃ長門に失礼だろう。」 「…………」 長門が何故か俺から離れない。普段ならフラフラ本の所に行くはずなんだが。 「調べ物……」 長門が俺の手を引く。佐々木は… 「キョン、ついでだ。少し付き合いたまえ。勉強を見てやろう。」 そう言うと俺の手を掴んだ。 「「…………」」 二人の間に火花が散る。 ……あとは分かるな?肩を脱臼しちまった俺は、長門に治してもらい、外の芝生にふて寝した。 「クールだと思っていたら、意外に負けず嫌いなのね。」 「それはあなた。」 キョンに散々怒られ、私は罰として長門さんの調べ物に付き合う事になった。 「調べ物...
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