【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫 @ Wiki内検索 / 「70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サ-クルSOS プロローグ」」で検索した結果

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  • 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS」
    ...クルSOS」 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サ-クルSOS プロローグ」 70-439「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 君と僕との出会い」 70-539「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 君と僕との出会い その5~」 71-15「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 動き出す想い」 71-149「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS いずれ僕らは大人になる」 71-209「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 私と彼女と彼女」 71-270「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSO 花嵐浅き夢見し」 71-568「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 想い重ねて」 71-712「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 想い重ねて その5~」 71-808「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 夏の夜想曲」 71...
  • 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サ-クルSOS プロローグ」
     例えばの話。出会った時が少しずれていたなら、君と僕の間には、どんな物語があったのだろう。世界はひとつの選択で 無数の分岐点が生まれて来る。君と僕にも星の数よりも多い物語があるのかもしれないね。  少し違った世界、少し違った出会い、そこにある君と僕との物語。  想像してみるのも楽しいね。でも、君と別れる物語は勘弁してほしいね。  え、俺もそんな物語は嫌だって。嬉しい事を言ってくれるね。でも、それはこの世界の君だから言える言葉。他の世界の 君は……いや、僕もかな。  違う世界の僕らがどんな物語を紡いでいるのか、少し見てみようか。  ------------------------------------------------------------------------  新しい学園生活も、二か月を過ぎてくると、新しい友人が出来たり、その繋がりからまた新しい友...
  • 長編
    ssトップページ > SS > 長編 74-16「SOS団との決別」 74-16「キョンの退団宣言」(エロ物 注意) 71-874「俺の後ろに佐々木がいる」 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If Bad End) 74-16「佐々木からのプロポーズ(驚愕If) 70-483『バッテリー』 70-432「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS」 68-866『Wanderin Destiny』 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 67-9xx 失言と猫ヒゲ 67-9xx どこか足りないフラグメント 橘京子「それが佐々木さんの役割だって言うんですか?」 67-708『だって、あたしだってそうだったし?』 67-116 Rainy Day …… What? 67-30「じゃあ、僕はこれから塾に行かなきゃいけないんでね」 66-358 Rainy Day by? 65-...
  • 68-111「佐々木さんのキョンな日常」
    トップページ > SS > 長編 > 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 68-111「佐々木さんのキョンな日常 プロロ-グ」 68-115「佐々木さんのキョンな日常 春咲小町」 68-165「佐々木さんのキョンな日常 放課後四重奏」 68-191「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒ」(~その3) 68-229「佐々木さんのキョンな日常 侵入者 涼宮ハルヒその4~」 68-243「佐々木さんのキョンな日常 黄金週間の二人」 68-256「佐々木さんのキョンな日常 文芸部とSOS団」 68-327「佐々木さんのキョンな休日 梅雨の晴れ間に」 68-334「佐々木さんのキョンな日常 迷い猫」 68-357「佐々木さんのキョンな日常 星に願いを」 68-433「佐々木さんのキョンな日常 文芸部原作『SOS探偵団』」 68-534「佐々木さんのキョンな日常...
  • Part4
    トップページ >SS > 短編 Part4 4-938「佐々木でぃーカップ」 4-937「佐々木えーカップ」 4-919「佐々木オーベルデューレ」 4-901「ポーカーフェイス」 4-871「携帯だから改こうが悪くてすまん」 4-812「再試合」 4-788「僕のおっぱい」 4-785「ある日の夏休み 」 4-750「些細なことが原因でハルヒの閉鎖空間に神人大量発生」 4-747「誓い」 4-741「ねぇねぇ、佐々木さんってキョン君と付き合ってるの?」 4-732「しかし、僕っ子か」 4-718「ありがとう。そしてさよならだ」 4-704「For Nothing」 4-695「試験当日」 4-622「探索」 4-613「修羅場・涼宮ハルヒの驚愕」 4-607「鼻血出てるぞ」 4-601「耳掻き」 4-595「佐々木の看病」 4-588「I hate you, you hate me」...
  • 72-203「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 夏の夜想曲その9~」
     両脇を美人に固められれば、健全な男子としては、羽化登仙、気分は高ぶるのかもしれない。  ただ、残念ながら、僕は健全には程遠い、爛れたような、どこか破滅的な男であり、それを微笑の仮面で誤魔化 しているのだ。  ”彼”が羨ましい。  ”彼”は、多分平凡で、絵に書いたような学生生活を送っているのだろう。僕が昔失った、平凡だが輝いている 時を。  「女性二人に脇を固められるのは、どうも緊張しますね」  「え、でも、古泉さんは慣れているんじゃないんですか、こう言う事態は。女の子にすごく持てるし」  「いや、そんなことはありませんよ」  「でも、この前の合コンの時、女性に囲まれていましたよね?」  「あれは、話しているだけですから。女性二人に挟まれて歩く経験はないですよ」  古泉さんの右側に阪中さん、そして左には私。  涼宮さんが提案した肝だめしで、私達は三人で出発する...
  • 累計ページ閲覧ランキング
    15-845「作家のキョンと編集者佐々木」 27-472「しゅくしょうしゃしゃき」 15-895「モデル付き恋愛小説」 編集者佐々木シリーズ 17-718「『スイッチの入れ方』」 佐々キョンバカップルシリーズ 16-69「新人の宿命」 15-866「編集者佐々木外伝」 17-404「作家のキョンと編集者佐々木~調子のいい日」 14-107「ラブレター騒動」 68-111「佐々木さんのキョンな日常」 14-687「もしも」前半 15-477「キョンと佐々木の消失」-1 もしもシリーズ みょん様 猫の目の日々シリーズ 14-577「巨人の歌」 佐々木とキョンの驚愕シリーズ 消したい3行目シリーズ 5-852「ファーストキスは誰のもの?」 28-757「キョンの嫁は誰だ」 24-423「キョンの溜息」 15-132「キョンと佐々木とハルヒの生活 1日目」 16-669「佐々木とハルヒが冷戦を繰り...
  • Part27
    トップページ >SS > 短編 Part27 27-974「鰯の頭も信心から」 27-949「それはない」 27-935「佐々木さんの、願いは夢の中で、の巻 その2」 27-926「センター試験」 27-916「妹VS佐々木」 27-896「みゆき」 27-868「卒業旅行」 27-857「おやじキョン」 27-849「お酒は二十歳になってから」 27-839「橘への誕生日プレゼント」 27-798「デレキョン→佐々木の憂鬱プロローグ」 27-780「佐々木のこころ」 27-756「長門は見た」 27-742「そこまでやるか」 27-729「お前ストーカー、僕もストーカー」 27-704「鏡開きだよ、佐々木さん」 27-671「メールの話」 27-626「そしてとことんウソだ」 27-616「君に手紙を書くよ」 27-572「スパルタ式」 27-538「進学の悩み」 27-527「佐...
  • 44-99「―佐々木さんの消滅―」
    トップページ >SS > 長編 44-99「―佐々木さんの消滅―ep.00 プロローグ」 44-101「―佐々木さんの消滅―ep.01 消失」 44-120「―佐々木さんの消滅―ep.02 訣別」 44-134「―佐々木さんの消滅―ep.03 二年前の少女」 44-157「―佐々木さんの消滅―ep.04 彼女の想い」 44-182「―佐々木さんの消滅―ep.05 特異点」 44-235「―佐々木さんの消滅―ep.06 二人だけの記憶」
  • 71-892「恋愛苦手な君と僕~放課後恋愛サークルSOS 夏の夜想曲その6~」
     「少し散歩してきます」  そう言って、僕は部屋を出た。理由はないが、何となく外を歩きたかったのだ。  何となく気分がいい。酒に酔って気分が高ぶるのと似たような感覚だ。  気の合う友人達と出かけ、多いに楽しむ。久しぶりのような気がする。  海岸沿いを歩き、波の音に耳を澄ませる。人影はごくまばらだ(だいたいどんな人達か想像はつくのだが)。  結構長い距離を歩き、「貴洋亭」へ戻って来た。  「?」  暗闇から、スっと、まるで気配を感じさせない忍者のように僕の前に現れたのは・・・・・・  「やあやあ、こんばんわ古泉君」  ニコニコ顔の鶴屋さん。とても明るい笑顔で元気いっぱいと言ったような表情を見せている。  「一人で夜の散歩かい?」  「ええ。出歩きたい気分だったので。鶴屋さんも散歩ですか?」  「うんにゃ。ウォーミングアップに行くのさ。メインディシュをいただく為の...
  • Part70
    トップページ > SS > 短編 70-695「『未来日記in佐々木』のプロット書いていたら…」 70-686『お約束の非リア~JOJO篇~』 70-652「二人の子どもを妄想してみた。」 70-623「小咄」 70-615「小咄」 70-614「小咄SS」 70-546『チケット』 70-457『0:00の攻防』 70-442「ある日曜日、午前中の風景」 70-437『卒業アルバム』 70-397『未来日記』ネタ 始まりのプロット 70-387『龍騎』風の一周目と『未来日記』風の二周目エンディングのプロット 70-373『ドラクエ2な三角関係』2 70-371『ドラクエ2な三角関係』 70-367『楽屋裏』 70-358『桜満開』 70-343『Stick around, and it may show.』 70-342『You re asking me will my love ...
  • 9-679「佐々木少佐語録より抜粋」
    諸君 僕はキョンが好きだ 諸君 僕はキョンが好きだ 諸君 僕はキョンが大好きだ 平凡なのが好きだ 聞き上手なのが好きだ ひねくれてるのが好きだ 優しいのが好きだ 許容範囲が広いのが好きだ 飄々としているのが好きだ 二人乗りが上手いのが好きだ 全てにおいて好きだ ちょっと変かもしれないが匂いも好きだ 学校で 通学路で 荷台で 塾で  駅前で 喫茶店で 商店街で 彼の自室で この地上で観測される あらゆるキョンが 大好きだ 塾で何気なく声をかけてきてくれるのが好きだ 僕が同じクラスであったことを覚えていてくれた時など心が躍る 何かと理由をつけてバス停まで送ってくれるのが好きだ 二人で夜空を眺めながらバス停まで自転車を押してくれた時など胸がすく思いだった バス代がかかる旨を伝えるとあっさりと二人乗りを提案してくれるのが好きだ 揺れて危険だからといって腰に手を回すように言ってくれた時など...
  • 43-946「原理主義」
     久しぶりにSOS団の団活がない週末、コミックの新刊でも調達しようかと駅前にふらりと出かけた俺は、  偶然かどうかは知らないが改札から佐々木が一人で出てくるのを見つけ、思わず声をかけていた。  でもって、今二人でいつもの喫茶店に向かい合って座っているというわけだ。  いつものように四方山話に花を咲かせているうちに、佐々木がふとこんなことを言い出した。  「キョン、原理主義あるいはファンダメンタリズムというものを知っているかい?」  「あーどっかで聞いたような気がするな。ああ、あれか、アルカイダとか、テロとか」  「うん、それはイスラム原理主義というものだね。元々はキリスト教根本主義というプロテスタントの     一派が主張したものに由来するのだけどね」  「で、それがどうかしたのか?」  佐々木はときどきコーヒーをすす...
  • 44-99「―佐々木さんの消滅―ep.00 プロローグ」
    作者から注意 1.長いです。 2.『涼宮ハルヒの分裂』が収束した後の世界を舞台にしています。   『涼宮ハルヒの驚愕』が出てしまった後は読まない方が良いかもです。 3.長門さんの喋りを自然にするためだけに佐々木さんに下の名前を勝手につけています。 4.オリキャラは出ませんが、佐々×キョンが駄目な方、オリジナル設定が気になる方はNG推奨です ep.00 プロローグ (side kyon) 佐々木が俺に告白した。 ハルヒのわがままにつき合う非日常の日々は苦労しつつも楽しかったのだが、一年余りも振り回され続け、 長門や朝比奈さんや古泉達と一緒に尻拭いばかりやらされ、財布の中身共々いささか疲弊の色が濃かった 俺は、無意識に心を癒せる存在を求めていたのかもしれない。世界の分裂騒ぎの後で、自分の中の佐々木の 存在に改めて気付かされた俺は、...
  • Part31
    31-947「今日はエイプリルフールだ」 31-921「佐々木さんの、子猫の目の甘い日々7 エイプリル・フール? の巻」 31-919「エイプリルフール」 31-909「どこでもドア」 31-890「春にして君を離れ」 31-882「フルパワーフラクラ 」 31-845「プロローグ ~改変!3人のお姫様~」 31-838「キョンの本名何だっけ?」 31-805「ライトノベルでも読みたまえ」 31-782「卒業式の思い出」 31-740「中学の卒業式で泣いたか?」 31-655「佐々木の彼氏?」 31-572「宿題は最終日にまとめてやる」 31-557「お泊り大作戦」 31-488「キョン説得工作と国木田フィルター」 31-391「鶴屋さんとの出会い」 31-350「テスト勉強」 31-325「Yシャツを着た佐々木」 31-306「闇鍋」 31-281「谷口の合コン」 31-253「猛虎落地...
  • 15-919「佐々木IN北高「キョンの憂鬱」「遠まわしな告白」「がんばれ古泉君」「SOS団よ永遠に」-4
    『キョンの憂鬱』 「キョンくんどこ行ってたのー?さっきの人とデート?」 チョコアイスを口元に付けたまま顔を出して聞く妹に生返事をして俺は自分の部屋に駆け上がるとベッドに 飛び乗った。 仰向けに寝転んで天井を睨みつけたまま、俺はここ数日の様々な記憶を呼び起こしていた。 古泉の思わせぶりな態度、まあそれはいつものことか。 長門の言った一言、あいつは俺に恋愛小説を読めと言った。 そして、たった今聞いた橘京子の一言。親友よりも大切な人。俺がどんなに鈍くても、その意味はわかる。 だが、しかし、だ。本当に、あの佐々木が俺をそう言う風に見ていたんだろうか。 橘の表情からして、あれは嘘でも罠でもない。俺よりは正確に、佐々木の心の中を理解した上であいつは 俺にそれを告げたんだろう。だとしたら、佐々木は、俺を・・・。 そしてもう一つ。それなら俺自身は佐々木をどう...
  • 1-497「新SOS団」
    土曜日。 いつもの喫茶店で第一回新SOS団ミーティングが開かれた。 なんだか嫌な予感がしたのでそーっと喫茶店のドアを開けた俺は、やっぱり恐ろしい光景が広がっているのを見て冷や汗を流した。 ハルヒは不敵な笑みを浮かべて佐々木を見つめており、佐々木はあえて視線を外してお決まりの薄ら笑いを浮かべながらホットドッ グなんぞを上品に口に運んでいる。古泉はいつもの笑みを浮かべているが、それを橘がキツく睨んでいる。長門と九曜はお互い無 表情で視線を交わしている。朝比奈さんは「えっと・・・その・・・」とおろおろするばかり。 回れ右しようとした俺をハルヒが目ざとく見つけ 「ちょっとキョン!どこ行くのよ!」 やれやれだ 俺が席についても一向に会議が始まらない 「なぁ、ハルヒ、今日集まったのはなんでだっけ」 それを聞くとハルヒはめを輝かして 「そうだわ!それを忘れるところだった!キョン!あんたたまには良い事...
  • 13-183「佐々木さん直談判の巻」
    佐々木さん直談判の巻 佐々木「長門さん! ひどいじゃないか。どうやってもデートに誘うことすらできないよ!」 長門「そんなことはない。これは限りなく対象の実像に近づけてある。    対象がデートに行ったことがある以上、アプローチ次第でデートは可能」 佐々木「あのキョンをデートに誘えた人がいるの!?」 長門「……これが証拠」 ユッキーメモ 「今日はキョンくんと図書館でデート。至福の時間。キョン君は途中で眠ってしまったが、  その息遣いを近くに感じながら本を読めるだけで私の存在は満たされる。  途中観察対象からの電話で邪魔される。畜生。だが図書カードをキョン君が  プレゼントしてくれたので、情報解除するのは勘弁してやる。ちっ」 「悪魔の胸をした未来女が、SOS団中だというのにキョンくんをたぶらかす。  公園でデートなどといっていた。胸か...
  • Part26
    トップページ >SS > 短編 Part26 26-984「移転小ネタ(仮)」 26-956「祝!!ハルヒ二期中止!!(仮)」 26-816「佐々木団+キョンとのお茶会(仮)」 26-796「相合傘」 26-772「佐々木さんの、Leprechaun Christmasの巻」 26-760「佐々木さん、クリスマスは家族で過ごすものだよねの巻 」 26-742「ササキョン(仮)」 26-689「真夜中のプール」 26-683「モノローグ(佐々木)」 26-666「正夢実行計画」 26-656「漢詩と佐々木さん」 26-648「SS Ontology」 26-626「しごとのはなし」 26-622「神は処女受胎を糾弾す」 26-617「妹へのクリスマスプレゼント」 26-607「閉鎖空間が赤で染まる日」 26-605「佐々キョン」 26-600「据膳は黄泉の味」 26-578「佐々木さん...
  • 50万ヒット記念殿堂入り投票結果
    7票 14-577「巨人の歌」 ただひたすらに綺麗で切ない。一つの世界ができあがってる作品。 風景描写とか、読んでて「色が見えてくる」描写が秀逸の一言に尽きる。何度も名前があがるのは伊達じゃない美しい一編だと思う。 本当は橘SSだが、自分がSS書くきっかけとなった感動作なので入れておく。切なさが、泣けてくる 鉄板です 佐々木さんの神人に佐々木さんの強さと弱さ、喜びと絶望を見事に表現させている じわっと来た。 これを読んで閉鎖空間モノを書こうと思い立った。私にとっての最高峰にして永遠に届かない目標。 6票 14-687「もしも」前半 14-687「もしも」後半 19-15「トライアド」前半 19-15「トライアド」後半 21-409「最愛の傷」前半 21-409「最愛の傷」後半 28-854「君が見える場所から、ずっと」前半 28-854「君が見える場所から、ずっと」後半 君が見える...
  • 4-438「粉砕!玉砕!大喝采ー!」
    佐々木「僕のターン!修学旅行のキョンの写真を攻撃表示!」 ハルヒ「うぁ、なかなかいいの持ってるわね!あたしのターン! フェリーで居眠りするキョンの写真を攻撃表示よ!」 佐々木「こ、これは…やるね、涼宮さん」 キョン「ナニをやっとるんだ?あの二人は……」 古泉「どちらがあなたとの思い出が多いか勝負らしいですよ」 キョン「何でそんな……俺にたいする拷問にしか見えんのだが……」 佐々木「では僕はキョンが使っていた参考書をセット。 ここの線は図書館で二人で勉強した時にキョンが引いたんだよ。」 ハルヒ「図書館で二人!くっ…それは効いたわ… ならあたしは、SOS団機関誌をセット! キョンが書いた恋愛小説が載っているわ!」 佐々木「キョンの……恋愛小説だって……」 ……… …… … … キョン「古泉……首吊り用のロープ……」 古泉「気持ちはわかりますが……今は耐えて下さい」 終われ
  • Part3
    3-948「お友達(佐々木サイド)」 3-925「お友達」 3-852「佐々木キョン大いに酔っ払う」 3-850「やあ、キョン(´・ω・`)」 3-845「キョンと佐々木が小学生だったら」 3-844「中学生日記」 3-841「とりあえず着替えんかい」 3-826「喫茶店」 3-811「お風呂」 3-801「模擬試験」 3-766「世界まるみえ佐々木」 3-763「キョンの閃き」 3-754「佐々木様」 3-698「ちょっとしたじゃれあい」 3-678「雨宿り」 3-669「お化け屋敷にて」 3-638「佐々木の結婚観」 3-605「karma」 3-596「「僕」を使い始めた理由」 3-588「二人で本の買出し」 3-534「佐々木さんの悪夢」 3-530「耳かき」 3-521「公園」 3-496「勝負下着」 3-470「原動機付自転車」 3-459「修羅場」 3-396「自転車」 3-...
  • 23-410「古泉誘拐」
    橘「佐々木さん!SOS団に私達の存在をアピールします!」 佐々木「どうするつもり?」 橘「誘拐ですよ」 佐々木「いやいや犯罪だから」 橘「え~もう誘拐しちゃいました」 佐々木「なっ……!」 古泉「……」 橘「今頃SOS団は大慌てですよ」 佐々木「当たり前だよ」 古泉「……」 橘「さてSOS団の様子を隠しカメラで見てみましょう」 みくる「古泉君が誘拐されました」 長門「そう……」 キョン「なっ何ィッ!」 橘「慌ててる慌ててる」ニヒヒ 古泉「皆さん……」 キョン「とりあえず森さんに電話してみる」 みくる「はい」 長門「……」 キョン「はい……えっ?……はい…はい」 みくる「機関は何て言ってますか?」 キョン「それが……『死して屍拾う者無し』って……」 みくる「それって、まさか……...
  • 14-569「ある車内風景」
    『プアァァァァァン』 列車の前の方で警笛が聞こえる。次の瞬間に列車はトンネルから抜け出し、小さな川を鉄橋で渡る。 なぜ俺がこんなローカル線に乗っているのか、それは一ヶ月前に遡る。 昼休み、谷口達とメシを食いつつ前日の失敗をぼやいていた。毎年恒例の、妹を連れての祖父の家への 小旅行のための特急の指定席券の発売日、派手に寝坊した上に帰省シーズンとあってJRの駅に着いた 時には既にその方面への全列車が満席になっていた。俺一人なら自由席で数時間立ちんぼでもいいが、 妹がそれを我慢できそうにはないし、自由席の座席を確保するために蒸し暑いホームに延々並ぶ羽目に なりそうだ、と言ってたら隣のグループから声がかかった。 「なんだ、キョン。どっか行くのか?」 そう聞いてきたクラスメイトの顔を見て、ああ、コイツは旅行とか鉄道とか詳しかったなと思い事情を 話すと、机の脇の...
  • 15-895「モデル付き恋愛小説」
    『モデル付き恋愛小説』 「恋愛小説?」 「そう、恋愛小説」 受け持った連載を締め切りギリギリであげてなんとかひと段落着いたある日。 正直言って今日は休日のつもりでいたのだが俺の担当編集である佐々木から連絡があった。 なんでも打ち合わせをしたいから家にいてくれということらしい。 他の作家のことなんて良く知らないが俺と佐々木の打ち合わせ場所は大抵俺の家だ。 会社での仕事を片付けた佐々木は昼ごろ俺の家に来る。 打ち合わせは大抵佐々木の作った昼飯を食いながらだ。 今日も俺は佐々木の焼きそばを食べながら次の仕事について話していた。 そんな折飛びだしたのが冒頭の会話というわけだ。 「なんでまたそんなもんの依頼が俺に来るんだ?」 今まで恋愛小説を書いた経験なんぞ高校時代のアレのみだ。 今まで数種類は本を書いているが恋愛を主...
  • 44-235「―佐々木さんの消滅―ep.06 二人だけの記憶」
    ep.06 二人だけの記憶 (side sasaki) 『機関』の対応は素早かった。翌々日つまり木曜日に橘さんが外部協力者だと紹介した学生数人と一緒に来て、 私の私物と届いたロッカー箪笥を同じマンションの別室に運んでくれた。何でも『機関』が監視用に確保していた 部屋を引き払うのは位置や設備の関係で問題があったのだという。朝倉さんの部屋との相対位置や何の設備なのかは 知らない方が良さそうだ。 代わりに別の階の角部屋が『偶然いつでも入居できる状態で空いていた』ので、私達はその部屋に住むことになった。 「ここは予備の部屋です。これ以上は内緒ですよ」 橘さんはそう言って片目をつむる。なるほど、これ以上の事情も訊かない方が良いということか。 家具屋が寝具やら箪笥やらカーペットやらを、家電量販店の配達が家電製品一式を、さらに引越し業者がキョンの荷物を 持っ...
  • 5-897「親友」
    久しぶりにキョンに会って、こんなに心が揺れるなんて思ってなかった。 昔みたいに他愛のない話ができると思っていた。 こんな気持ちはもうとっくに過去になったと思っていた。 僕が自分の気持ちを抑えていられる間に……でないともうあの頃には 戻れないから…… 「キョン、急に呼び出して悪かったね。コーヒーでよかったかな?」 「あぁ、それよりも大事な話って?」 あぁ、キョン…そんなに急がないでくれないか。 僕にだって迷いが無い訳じゃないんだよ。 「キョン……キミはどうしてSOS団にいるんだい?」 「どうしても何も、ハルヒが無理矢理俺を巻き込んでだな…」 キョン、涼宮さんの話をする時はいつもそんな顔なのかい? ひょっとして気付いていないのかな?少し困ったような、でも目がキラキラしてるよ。 キミの表情を見るだけで、SOS団と涼宮ハルヒがキミにとって どれだけ重要で、大切かがわかるよ。 だから……こん...
  • 17-795「小旅行2+1「旅立ち」
    夏休みも後半に入り、残された日数と詰まれたままの宿題の量を比較検討する意欲すら無くなる8月中旬の早朝、 俺は着替えその他が入ったバッグを肩に掛けて家を出た。 幸いにもバッグの中身がいつの間にか妹に化けていることもなく、電車に乗り込んだ俺は何度も目を通した便箋を もう一度ポケットから取り出した。 旅支度と言えば長期休暇恒例のSOS団の合宿が定番となっているが、それならば『思い立ったが吉日』を座右の 銘とし、『急がば回れ』『急いてはことを仕損じる』などと言った思考を持たない我が団長様の号令の下、夏休み 初日スタートで盛大に開催されたところだ。 「さすがにミステリツアーもマンネリね。いいわ、今回はあたしがなにか考えるから。あ、冒険ツアーはどう?」 と言う一言で準備に頭を悩ませないで済むと喜んだ古泉も、これなら自分で準備した方がマシだったと言い出すほど すばらし...
  • 14-687「もしも」前半
     散った桜の花びらに染まった道を歩きながら、大きく背を伸ばして息をした。五月のゴールデンウィークも終わり、いよいよ本格的に新年度になった気配に包まれる。六月には何も休日がないというのが、何か国家的な秘密組織の嫌がらせに感じられるね。  今年は例年と比べて暖かいようで、まだ五月も始まったばかりだというのにもう半そでで歩きたいくらいの暑さだ。高く伸びた空に向かって、俺は大きく背伸びをしたまま手に持った鞄を背中にかけなおす。  この早朝強制ハイキングも一年経つともうずいぶん慣れたもんであり、これはもはやありきたりの日常の一ページと化している。そのハイキングコースをえっちらおっちら踏破して、校門をくぐって、下駄箱から上履きを出して、教室に入る。この一連の作業もまた俺にとってはありきたりの光景だ。  廊下の窓越しに陽気な太陽の光を浴びながら、教室のドアを開けるとまっすぐに目に入ってくるのが、教...
  • Part5
    5-944「佐々木の家」 5-938「お招きいただき」 5-897「親友」 5-876「3本のフラグ」 5-871「眠れぬ夜のササッキー」 5-868「もし佐々木がもっと変な女だったら」 5-835「将来設計」 5-788「佐々木の憂鬱」 5-737「3分キョン」 5-721「佐々木vsハルヒ」 5-687「キョンの告白」 5-686「つい女口調でした」] 5-653「フラグたちの憂鬱」 5-631「佐々木のメールアドレス」 5-630「眠れぬ夜」 5-608「佐々木vs長門」 5-607「橘の悪夢」 5-597「キョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョン」 5-584「佐々木vsハルヒ」 5-554「夢で会えたら」 5-552「ハルヒvs.佐々木」 5-543「ポニーテール」 5-536「縦読みメール」 5-515「続グッドメディスン」 5-491「佐々木かわいいよ佐々木」 5-4...
  • 35-687「Oh!My God!」
    佐々木「そういえばキョン、昨日「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」を見たよ。やはり文化祭レベルということで色々と粗さが見受けられるけど、それを踏まえても良い出来だったよ」 キョン「………」 俺は今日、例のごとくSOS団のパトロールにため息を吐きながら参加し、例のごとくくじを引き、 例のごとく2人ペアになり、春の日も穏やかな風のせせらぎに揺れる木の下を無表情で感情を感じさせないが、 ストレスを溜め過ぎると世界を作り変えてしまうという可愛らしい?一面を持つ 情報統合思念体が送り込んだヒューマノイドインターフェース長門有希と歩いていた。 すると幸か不幸か、可憐な美少女にして僕っ娘という、極一部の男性の極希少な好みを狙ったとしか思えない萌え要素を持ちながら 尚且つ一部の人々や宇宙人から神と崇められ、俺の親友を自称してはばからない佐々木と出逢ってしまった。 今日の佐々木は妙にテンションが高く...
  • 15-341「佐々木IN北高「転校生」-1
    人間の適応力と言うのはたいしたもので、この毎朝の強制ハイキングコース踏破も今ではさほど苦にならなくなっていた。まあ、 SOS団の活動やそれに付帯する事件の数々を経験してきた俺の適応力が強化されてるってのもあるんだけどな。 『もう一つのSOS団』騒動も片付き久々に穏やかな気持ちで俺は坂を上って行った。学校に着いて数分でその穏やかな気持ちが 打ち砕かれるとも知らずに。 教室に入ると、ハルヒの姿がなかった。カバンは机の横にかかってるから、またどこか校内を徘徊してるんだろうが朝っぱらから 余計な事件を見つけてきてくれないことを祈ろう。そう思いつつ席に着いた瞬間、教室の扉を荒々しく開いてハルヒが入ってきた。 その顔に浮かぶあの赤道直下の太陽のような笑みを見て、俺は自分の祈りが天に届かなかったことを確信していた。 「キョン!遅かったじゃい。大事件よ!」 はいはい、...
  • 25-619「佐々木と長門とバニー」
    習慣とは恐ろしいもので、終業のチャイムが鳴ると部室へと足が向いてしまうようになった。いや、これはもはや習性か? と、くだらないことを考えながら部室に行くと佐々木がいた。 「人間の場合、習性とは習慣によってつくられた性質や癖を指すものだよ、キョン。」 モノローグを勝手に読むな。つーか何故お前が部室にいて、おまけにバニーガールの格好をしている。 「涼宮さんに呼ばれたのだよ。何でも僕にSOS団の名を広める協力をさせる気らしい。 僕としてはこのような煽情的な格好は遠慮したかったのだがね。そういえば涼宮さんは一緒じゃないのかい?」 今部室には俺、佐々木、長門しかいない。直行した俺より先にいた長門は、一体いつからいるのだろうか。 「ハルヒは掃除当番だ。それにしても、あいつが来る前から着替えてるなんて、本当は乗り気なんじゃないか。」 「……!そ、それはだね、キョン。べ、別にややや、やる気にな...
  • Part17
    トップページ >SS > 短編 Part17 17-924「佐々木団ミーティング」 17-898「きょこたんを煙に巻く黒佐々木」 17-838「中学自体二人してフラグを折り合ってたら」 17-804「佐々木ア佐々木」 17-774「見えてる佐々木さん」 17-711「中三のころ、月曜日の朝のこと。」 17-669「結婚の名言」 17-655「佐々木さん、ブーケは誰の手に? の巻」 17-646「おなかにキュッ」 17-640「フラグを折るならまかせて」 17-601「佐々木さんの中学時代の苦労」 17-570「変化」 17-438「電車にて」 17-310「ポンジーなりきりセット」 17-301「素の佐々木で思いついたSS」 17-293「素の佐々木候補」 17-292「佐々木さん、ポンジーの秘密、或いはBTF1~3 の巻」 17-249「オウムは語る」 17-214「佐々木さん、夏...
  • 44-101「―佐々木さんの消滅―ep.01 消失」
    ep.01 消失 (side kyon) 閉鎖空間から戻って来た翌朝、重い体を引きずって登校した俺は、校門のところで待ち構えていた古泉に 『機関』を代表して世界の崩壊を防いだ礼を言われた。 どうやら閉鎖空間からハルヒと一緒に脱出し帰還したことになっている。佐々木の名前を出すと、古泉は訝しげに、 「はて、佐々木さんという方に心当たりはありませんが、あなたとどういうご関係ですか?」 と抜かしやがった。何度も何度も問い詰め、ようやく古泉がとぼけているのではなく、本当に佐々木のことを 知らないのだと理解した頃には、俺は最早怒る気力も湧かなくなっていた。 佐々木だけじゃない。古泉は佐々木にまつわる全ての存在を否定しやがった。橘京子達の『組織』は存在しない ことになっており、未来人藤原も、周防九曜とその親玉の天蓋領域の存在も消えていた。 「お疲れのとこ...
  • 70-186『HIDE & SEEK』1
    ハルヒは久々に学校を休んだ。 理由は至ってシンプル。腹を出したまま寝てしまい、見事にお腹を壊したからだ。 己の迂闊さに舌打ちしながら、母親作製のレモネードをちびちびと飲む。 失恋。 ほんの少し素直になれば……とも思うが、それ以上に思うのは、これまで自分と一緒にいてくれたキョンに対する感謝だ。 思いを噛み砕き、整理していく作業に終始するのに、この休みは良いのかも知れない。 それなら最初に言ってくれよ、という思いも否定はしない。 あんな冴えないのに、あんな綺麗な人が友人……いや、想いに気付かないだけの人がいるなんて思いもしなかったし、当然の如くフリーだと思っていたわけだ。 思い出を反芻する事により、出てくるのはやはり、自分のキョンへの好意。 「……やーっぱ、やめた。」 ハルヒは口唇を持ち上げる。 気持ちに嘘をついて全部無かった事になんて、やっぱり出来やしない。 ...
  • 14-107「ラブレター騒動」
    何が始まりかと言えば、それは昨日の回線上のやりとりなのだろう。  「くっくっくっ、なるほど。それでキミたちは文集を書くことになったというわけだ。  それにしても涼宮さんの行動力と牽引力は目を見張るものがあるね、これがカリスマと  いうものかな?」  「そんな大層なもんじゃねえよ。単に自己中でわがままで自分勝手なだけだ。引っ張りまわされるこっちの身にもなってみろってんだ」   時間は夜の1時ごろ、相手は中学時代からの友人佐々木だ。春先に会って以来、また 付き合いが始まって最近では夜な夜な取りとめもない話を電話でするようになった。   はじめは身の回りで起こったことなんかを話していたんだが、健全な高校生活を送っていてはそうそうネタになるようなこともなく、佐々木は早々にネタ切れ宣言をしてきた。  というわけでそういったネタには尽きることのない俺がハルヒ絡みの話を...
  • 24-694「キョンの奇妙な日常」
    「僕は考えるんだけど……はたして君はどの程度フラグを折る事が出来るのかと?  二本? 三本? ふふ……どうなんだい?」 (まずいぜ……もう少し練習すりゃあ俺だって可憐にやり過ごせそうだが……、  今は自分のフラグが立たないようその場をしのぐのがやっとだ……。  やりすごすしか出来ないってこいつにバレたら一巻の終わりってやつだ……。  やれやれ、なんとか時間を稼ぎたいぜ……) 「そこでキョン! キミが何本折ろうと関係のないやり方を思いついた……」 ずらっと佐々木に握られているのは無数のフラグだった。 二人だけで買い物に出かけるイベントがあった。 一緒に海水浴に出かけて彼女に見とれるイベントがあった。 雨の日に傘をささずに濡れている佐々木に偶然出会うイベントがあった。 ちょっとした事で彼女を守って怪我をしてしまうイベントがあった。 他の男と少しいい関係になった佐々木を...
  • 4-318「佐々木の告白」
    「佐々木の告白」 「は~~い、それじゃあ、ここに寝てくださいね」  彼女は普段とは明らかに違う、猫なで声でそういった。 「なによ、その口調。ちょっとキモいんだけど」  茶化しながらも、整えられたソファに横になる。  リラックスのために焚かれた香炉からはラベンダーの香り。 「時を越えるんなら、やっぱラベンダーでしょ」  彼女はそういって微笑んだ。ああ、キミは形から入るクチだったっけ。  あの映画の原田知世は可憐だったねぇ。 「そんな古い映画よく知ってるわね」  それが映画だと分かるキミもかなりの物だ。映画鑑賞は私の趣味のひとつだ。  まだ付き合って日の浅い彼女には伝えていなかったかもしれない。  胸一杯に、ラベンダーの香りを吸い込み、心を落ち着かせる。習い覚えた技術は使って みたくなるもの、心理療法を学んだ彼女は、その実践相手として私を選択したというわけだ。 ...
  • 70-273『女神の舞台』
    ※SOS団解散、佐々キョンだけど佐々木の見せ方(見ようによっては嫌な奴)に注意。実験SS。 全てが夢の中のように。あの頃はあっけなく過ぎていった。誰もいない文芸部室。そして何もない本棚。 「僕もそうなりますかね。」 ハルヒは力を無くし、キョンは佐々木と結ばれ、長門、朝比奈はそれぞれの場所に帰った。 「やれやれ。」 キョンとは今でも親しい友人であり、ハルヒもまたキョンとかつての佐々木とのような関係を築いていた。 「言っとくけど、隙あらば奪うわよ!」 そう佐々木に宣言したのは、らしいの一言だ。 「ふふ。こんなエンドロールは、想像もしていませんでしたが。」 機関も解散し、SOS団も解散。そして取り残されたのは自分。 状況が動くのを望んでいたくせに、実際にこうなってしまうと暇をもて余してしまう。自分は本当に仕事人間だったんだな、と考えた。 憧れた女神は、結局自分を...
  • 48-35「佐々木さんの、9月21日は「サンタクロースは……」の日」
     あれはシルバーウィークとやらいう連休のド真ん中のことだった。  大型連休に浮かれたハルヒの奴が連日SOS団の皆を連れまわし、 ヘトヘトになって帰宅する途中で久しぶりに佐々木と出会ったのだ。  帰り道を疲れた足取りでたどりながら、それぞれの近況や、SOS団の愚痴など、 他愛もない会話を俺は佐々木と交わしていた。 「黄金週間がゴールデンウィークなら、白銀週間はシルバリィウィークになるかと思うのだけれど、  シルバーウィークで本決まりのようだね。  日本人は形容詞と名詞の区別をあまりしないというのも、思えばおかしな話だね、キョン」  そう言ってくっくっと笑う佐々木に、ふと何の気なく、 「そういや今日って何の祝日だっけ?」とたずねてみた。  佐々木は俺の顔のあたりに目をやって、小首を傾げてみせる。  それが普通の人で言えば、「ん?」と相槌をうつようなしぐさだということ...
  • 9-205「パーティー前半」
    「今日はキミをパーティに誘おうと思っているのだ」  佐々木は電話口でそう言った。なぜだか、意地悪げに微笑む中学時代の佐々木を思い出した。  一体、どういう風の吹き回しだ。 「どういうとはどういう意味だい?」  中学時代のお前は、他の人間と連んで騒ぐということはあまり好んではいなかった。誘われて、お義理に参加することはあっても、自分で主催するようなタマじゃなかったはずだ。お前は理性的な人間だ。すべてが打算だとまではいわないが、何の理由もなしにそんなことをするとは思えない。何か、反論あるか? 「ないね、まったくない。もちろん、僕は理由があって僕には似合わない行為をしているのさ。キミの僕に関する見方はまったくもって正しい、中学時代より1年以上が経過して、親友に正確に僕が把握されているというこの事実を僕は喜んでいいのだろうか、それとも悲しむべきなのか、なんとも、名状し難い気分だね」  ...
  • 36-449「brilliant world」 ちょろっと修正版
     佐々木と春に再会したときから薄々感じていたが、長門があの出来損ないの日本人形みたいな宇宙人によって一時活動不能に陥ったあの日、 俺たちSOS団と佐々木団(命名俺)とのトンデモパワー、ひいては世界をかけた抗争が勃発しちまった。    長門、古泉、そんでもって一応朝比奈さんは自分の対抗勢力とはっきり渡り合えるぐらいの能力、人脈なんかをそれぞれ違った形ではあったが持っていた。 抗争の一番の原因であるハルヒは抗争をせいぜい意味不明の謎探しサークルの勢力争いぐらいにしか考えていなかったので、 なんの危機感も無くただ己のプライドの限りに色々と状況を引っ掻き回していった。裏で起こっている数々のSF的、サスペンス的な不思議現象を一切知らぬままな。 ただ、純然たる一高校生でしかない俺と佐々木はただ事の成り行きを傍から何も出来ず手を拱いてみているしかなかった。 ハルヒによって普通ならば青春を謳...
  • 21-253「かるた」
    北高校の不思議な噂カルタ。普通の北高生から見た微妙に間違った知識 あ:朝比奈みくるは、本当は中学生だ。 い:委員長朝倉は、カナダに行ったのでなく、魔物によって魔界に連行された。 う:ウサギのお姉さんとキョンキョンがデートしているのは、誰にも言わない方が良い。 え:映画「朝比奈みくるの冒険」には強力な洗脳プログラムが入っている。 お:岡部は宇宙人のスパイだ。 か:蟷螂の斧は魔法の儀式に使用される。 き:キョンがハルヒで夢精した夜は、ハルヒが同じ夢を見る。 く:九曜さんに頼むと、性転換できる。 け:月蝕の夜は屋上にUFOが舞い降りる。 こ:コンピ研会長は、神隠しにあったことがある。 さ:佐々木さんの噂をハルヒの側ですると、地震が起こる。 し:新月の夜、校庭に青い巨人が立っている。 す:涼宮ハルヒに悪質な嫌がらせをすると、1週間以内に怪我で入院する。 せ:生徒会書記と...
  • 27-74「佐々木さんの、お引越しの巻」
    「キョン、僕は引越しをするよ。こちらでは当面会えなくなる。いや、もう戻らないかもしれない」 ある日突然、平然とした顔で佐々木は爆弾発言をぶちかました。 ちょっと待て佐々木。引越しっていつ? 「もう準備が出来たようだから、今すぐにでも。こういうものはだらだらしても仕方ないからね」 いきなり引越しって、学校とかそのほか諸々どうするんだ。 「まあ、そのあたりは大丈夫だよ。何とかなるから。  ……ああすまない、ちょっと準備があるので」 そういい残すと佐々木はきびすを返し、振り返ることなく駆けていった。 ちょっと待て佐々木。新しい連絡先も聞いてないぞ。 待て、待ってくれ佐々木。 確かに中学卒業後、一年間連絡もとらなかった俺だ。 でも心のどこかで、いつでも佐々木には会える、そんな風に思ってもいたんだ。 それをこんな形で、突然サヨナラってのは。 ...
  • 15-477「キョンと佐々木の消失」-1
    ※はじめに 本SSの製作にあたり、part10スレに投下された『無題(1)』および『無題(2)』の設定を 一部拝借させていただきました。この場を借りて、お断り、並びに御礼申し上げます。 熱を出して倒れた長門のもとへ、俺は走っていた―――はずだった。 先頭を行くハルヒの背中が揺れている。続く古泉と朝比奈さんの背中も。 そして、最後尾を走る俺が視界のほんの端っこに小さな影を捉えた次の瞬間、 ものすごい勢いで急降下してきた一羽のカラスが、ハルヒの鼻っ面をかすめた。 とっさに身を引き、小さな悲鳴をあげるハルヒのスローモーションめいた映像。 それが、たぶん俺がこっちの世界で見た最後の光景だったのだろう。 この0コンマ何秒か先の未来に、世界は変わったのだ。あの奇妙に歪んだ世界に。 『キョンと佐々木の消失』 話は昨日の日曜日に遡る。あの忌々しい...
  • 22-723「アンダー・グラス・ラブソング」-7
    18「君が微笑めば、世界も君と微笑む」  あの日から数えて、これが何度目の日曜日だろうか。思い返せば、あの日からいろいろあった。本当にいろいろあった。俺たちは透明なガラスみたいに悪意なく、無邪気で、砕けてはそのカケラで傷つけあった。そして、ばらばらのカケラになって、泥まみれで地面に落ちて、それからほんの少しだけ大人になった。  夕暮れ。いつものあの駅。プラットホームにあの普通列車が入ってくる。俺の乗る場所は決まっている。そこであいつが待っていると言ったから。  ゆっくりと滑り込むように列車がホームに入ってくる。ドアを開いて、そこから人々を吐き出す。俺は、その吐き出される人の波が途切れるのを待ってから、ドアの前へと歩き始める。  車両の中に足を踏み入れる。そして、辺りを見回す。その車両の中、いつも同じ場所に座っている小さな背中を見つけた。 「よぉ。これから、お前のスケジュール帳に...
  • Part8
    8-764「脳内掲示板@佐々木」 8-659「僕もニックネームで呼んでくれ」 8-652「黒佐々木」 8-621「湯煙@佐々木(翌日)」 8-614「それは男の夢」 8-598「佐々木男ver」 8-574「古泉と佐々木」 8-544「年賀状」 8-474「旧約萌書比翼の章より」 8-443「佐々木かわいいよ佐々木」 8-416「それは男の夢」 8-413「聖なる侵入」 8-374「転入生」 8-334「諸君!私は佐々木が好きだ!」 8-324「キョンと佐々木」 8-313「国木田スマン。人数の都合だ。 」 8-307「ハルヒの正体」 8-245「夏の思い出」 8-240「ハッピー・ウェディング」 8-117「そのぬくもりに用がある」 8-101「First Good-Bye」 8-88「初恋」 8-34「Von der Jugend」
  • 4-332「涼宮ハルヒの告白」
    4-318「佐々木の告白」(http //www10.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/574.html)から ---- 「涼宮ハルヒの告白」  私は、目の前に寝ている女性、涼宮ハルヒに対して、大きな興味を持っている。  彼女は私がこれまで出会ったさまざまな人々(その中には自称宇宙人や自称超能力者、 自称未来人なんて変人たちもいたが)の中でも飛びっきりにユニークな存在だった。  彼女がもつ、傲岸不遜さ、尊大さ、そしてそれに見合った美しさと聡明さを併せ持つ超人。  涼宮ハルヒ。  何が彼女を形作ったのか、知りたくないといえば嘘になる。彼女の誘いに乗って恥ずかしい 過去話をしたのも、この瞬間のためなのだ。 「さて、ハルヒ、キミはどんな子だった?」  バカで頭でっかちなガキだったわ。今思い返しても、恥ずかしくて穴を掘りたくなるわね。  もし、タイムマシンがあって、過去...
  • 44-120「―佐々木さんの消滅―ep.02 訣別」
    ep.02 訣別 (side kyon) その晩は眠れなかった。体は寝返りを打つたびに悲鳴を上げるほどに疲れているのに、精神は一向に静まる 気配をみせず、俺はとりとめもなく佐々木のことばかり思い出していた。塾で初めて言葉を交わした日から、 昨日までの出来事を何回脳内で再生したか分からない。最後に腕の中にあった佐々木の感触が消えると、 思いはまた最初の日に戻る。 去年の終わらない夏休みを外から見ていたらこんな感じになるのだろうか。永久に終わらないループで あっても構わない。佐々木と一緒にいられるなら、もう永久に脱出できなくてもいい。 だが、そのループからはじき出されてしまっているのを認識するのは難しいことではなかった。 気がつくと窓のカーテンの隙間から日が差し込んでいて、朝になっていることが分かったからだ。 学校に行く気は全然なかったが、妹...
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