桐生戦兎

【名前】 桐生戦兎
【読み方】 きりゅうせんと
【俳優】 犬飼貴丈
【登場作品】 仮面ライダービルド
【初登場話】 第1話「ベストマッチな奴ら」
【分類】 人間、仮面ライダー

【詳細】

仮面ライダービルドに変身する青年。
26歳。

天才的な物理学者であり、
その聡明な頭脳を活かして作者が明言されていないビルドドライバーや、「パンドラパネル」を除くビルドの装備一式を作り上げる天才的な頭脳を持つ。

自分の名前や過去を含めたほとんどの記憶を失った記憶喪失者。優れた物理学者であることなどは覚えているものの過去の経歴は覚えていない。
雨に打たれているところをnascitaのマスター、「石動惣一」に発見され、彼に保護されている。

普段はnascitaの地下の秘密基地で過ごし、ビルドの装備や美空が浄化したフルボトルの能力に一喜一憂している。

職についていないことから家賃を払っていなかったが、惣一は匿っていた間の家賃もしっかり勘定しており、
彼のすすめにより東都先端物質学研究所に所属し、パンドラボックスの謎の解明という役目を得た。

テンションが上がると髪の毛の一部がアホ毛のごとく跳ねる癖があり、「最悪だ」と「最高だ」という口癖がある。
童顔だが意外と口が悪く、言葉の端々に英語が交じるなど言動が独特。
キレやすい龍我をその言動で度々激昂させている。

物語が始まる以前より仮面ライダービルドに変身してスマッシュと戦っていた、「最初から仮面ライダーだった主人公」の一人。
見返りを求めたら正義とはいえないという心情を持ち、仮面ライダーとして戦うのも人々を守るためである。

もちろん失った記憶を取り戻すこともあるのだが、それよりも人助けを優先順位の上に位置づけているのだが、
万丈龍我を助けたことからお尋ね者として仮面ライダービルドは東都に指名手配されてしまうことになった。

彼が唯一を覚えているのは、自分を実験台として使うガスマスクを付けた人間と、それを眺めるコウモリ男の姿。
コウモリ男は後にファウストに属するナイトローグと判明。
龍我を助けたのも、元は彼が脱獄した上にスマッシュの反応があることから記憶を取り戻す手がかりになると判断したためであり、
彼もまたファウストの被害者であり、彼の境遇が自分の持つ記憶と「ベストマッチ」したことから彼の無実を信じたため。

スマッシュにされたことで記憶を失った鍋島正弘の言葉から惣一や美空をファウストの関係者として問い詰めるも、
惣一はフルボトルの浄化機能に目をつけたファウストに娘をさらわれたことから取り返したついでにパンドラパネルを奪ったと説明。
一応、それを信じることとして、もとの関係に戻るものの、第5話にて滝川紗羽の調べてきた情報から、本名は「佐藤太郎」というバンドマンだったらしいとわかる。

しかしながら物理学者であったという記憶とは食い違いを見せるなど、彼自身の正体には謎が多い。
第6話にてスマッシュ化の実験で変身せず、スマッシュの成分の大元であるネビュラガスに適応した成功例らしく、ビルドに変身できるのはそのガスが影響しているとのこと。

第16話にて葛城巧こそが本当の正体と発覚、ファウストから抜けようとしていた葛城巧はブラッドスタークに察知され報復として襲われ、
更にブラッドスタークがバイトのビラで呼び出していた佐藤太郎に顔を変えられてしまい、実験で過去の記憶も奪われたのだった。

その後、実はブラッドスタークに憑依している異星人と対抗しようとして、その異星人に逆にやられたことで顔を変えられたという真実が判明する。

【余談】

現時点で彼の正体は謎が多いが、佐藤太郎としての戦兎を知る人物の様子は嘘をついているようには見えないため、
肉体そのものは佐藤太郎で間違いない…と思われる。

となるとその魂、精神が誰のものかということになるが、龍我が殺害容疑をかけられるきっかけになった人物として葛城巧という人物が、
既に死亡しているにも関わらずスチール写真付きで公式サイトのキャラクターの欄に追加されており、
中身が葛城なのでは?という疑惑が持ち上がっている。

だが、彼がビルドに変身したらしいという部分でなにかしら謎は残っているようにも思えるのだが・・・

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最終更新:2024年04月29日 11:32