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*「生きていきたいんです、人間として…」
|【名前】|クレインオルフェノク|
|【読み方】|くれいんおるふぇのく|
|【声/俳優】|加藤美佳(現:我謝レイラニ)|
|【スーツアクター】|永瀬尚希|
|【登場作品】|[[仮面ライダー555]]&br()劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト|
|【登場話】|第3話「王の眠り」~第44話「最後のメール」|
|【所属】|[[スマートブレイン]](一時期)|
|【分類】|[[オルフェノク]]/[[オリジナル]]|
|【特色/力】|オルフェノクエネルギーを放つ光の翼|
|【形態変化】|[[クレインオルフェノク激情態]]&br()[[クレインオルフェノク激情飛翔態]]|
|【生物モチーフ】|ツル|
|【名前の由来】|鶴(英:Crane)|
**【詳細】
ツルの特質を備えた[[オルフェノク]]。
時速480kmで空中を自在に飛行し、その素早い動きによる残像効果で相手を幻惑する。
更に戦闘力にも長け、口部からの超高周波で相手を焼殺する他、使徒再生の能力を有するオルフェノクエネルギーを放つ光の翼を腰部大腿部から広げ、周囲を薙ぎ払いつつ攻撃する。
この攻撃は非常に強力でオルフェノクすら吹き飛ばしてしまうなど、潜在的な能力は並のオルフェノクよりも高いが、結花の臆病な性格もあり、その能力をフルに発揮できていたとは言い難い。
陸橋の階段から転落して死亡した長田結花が覚醒した姿として登場。
人間の姿でも高感度の聴覚や高い跳躍力を有する。
実の家族を亡くし、長田家に養子として引き取られる。
「家では養父母と義妹の道子、高校では生徒達から陰湿な苛めと虐待を受ける」という不幸な生い立ちを送るが、他者を思いやる優しい性格の持ち主でもある。
その反面、''上述の生い立ち''を送っていた為に屈折した部分も持ち、[[木場勇治>ホースオルフェノク]]とは対照的に殺人を幾度となく行っている。
オルフェノクとして覚醒後、道子に濡れ衣を着せられた挙句に家を追い出されてしまう。
更に道子を含むバスケットボール部員に虐げられた為に怒りが頂点に達し、彼女達を抹殺した事で行き場を失い、勇治と出会ってからは行動を共にするようになる。
人間に潜在的憎悪や恐怖を抱き、「向こうから絡んだりする性質の悪い者達が相手」とはいえ、勇治達には知らせずに密かに殺戮を繰り返す。
その為に[[スマートブレイン]]側からは標的から外され、「[[ラッキークローバー]]の追加メンバー候補」とまで見られるが、菊池啓太郎や園田真理などとの出会いから心を和らげ、人間を愛せるように変わろうとする。
その甲斐があった為なのか、徐々に暗い性格から積極的で明るい性格に変わっていった。
自身に非がないにも関わらずに他人の顔色を窺い、相手の機嫌が少しでも悪化したりした際は条件反射のように謝ってしまう癖があり、その事を勇治に度々窘められる。
[[海堂直也>スネークオルフェノク]]に想いを寄せ、奇行の多い彼のフォローに回る事が多かったが、想いは通じなかった。
料理などもマニュアル通りにやらないとできず、「直也の想い人」とは知らずに自身とは正反対で大雑把な真理とは「友人」とも呼べる間柄になるが、中盤で直也の想い人が彼女だった事に気付き、嫉妬の念のようなものを抱くようになる。
その後、複雑な心情を持ちながらも自身の幸せよりも直也の意思を優先させ、勇治と共に「直也と交際して欲しい」と真理に願い出るが、当時はそれどころではなかった彼女に断られる。
更に(「言葉の綾」とはいえ、)直也を「バカ」呼ばわりした真理を怒りの目線で睨み付け、たじろがせる事もあった。
その後は単純でお人好しな承認欲の強い直也を持ち上げ、真理にプロポーズさせる事で失恋されるように仕向けた。
身持ちは結構固く、メル友の啓太郎を「クリーニング店『西洋洗濯舗 菊池』で働いている菊池と同一人物」とは知らず、自身から「手でも握ったらどうですか?」というメールを送る。
その通りに啓太郎に手を握られた途端に平手打ちを浴びせたり、恋愛や男女間のルールと順序を守らない人間にはかなりシビアな一面を見せる。
終盤でオルフェノク研究所に実験体として捕獲されてしまうが、同様に実験体にされていた[[クラブオルフェノク]]に救出される。
その後、真理達の計らいで「西洋洗濯舗 菊池」に住むようになり、その際に啓太郎に届けたメールを彼が読んだ事で「啓太郎がメル友」と知る。
更にオルフェノクとしての正体も知られた事で啓太郎を拒絶するが、それでも自身を受け入れてくれた彼とデートの約束を交わす。
その後、「もう1度信じて欲しい」という警察の伝言に乗り、[[乾巧>ウルフオルフェノク]]や勇治と共に赴くが、警察の襲撃を受けた挙句に重傷を負ってしまう。
その場から辛くも逃げ延びるが、''上述の実験''の後遺症でオルフェノクへの変化能力を失ってしまい、待ち構えていた[[ロブスターオルフェノク]]に致命傷を負わされ、最期は啓太郎に最後のメールを送って灰化した(その際に無数の羽根を撒き散らしている)。
彼女の死は巧と勇治だけが知るところとなり、ロブスターオルフェノクに殺害された真相は誰1人知る事もなく、勇治が人間を憎む切っ掛けとなった。
後日談となる『小説 仮面ライダーファイズ』で彼女の[[息子>勇介]]が登場する。
***【劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト】
本編と同様、人間態は長田結花。
[[激情態>クレインオルフェノク激情態]]へと覚醒し、その状態から[[飛翔態>クレインオルフェノク激情飛翔態]]への変化能力を有する。
**【余談】
放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1体として登場。
光の翼による攻撃を必殺技としているが、その威力は[[センチピードオルフェノク]]と並んで低い。
更に本編と同様に武器も持たない為、登場キャラクターの中でも性能は高くない。
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*「生きていきたいんです、人間として…」
|【名前】|クレインオルフェノク|
|【読み方】|くれいんおるふぇのく|
|【声/俳優】|加藤美佳(現:我謝レイラニ)|
|【スーツアクター】|永瀬尚希|
|【登場作品】|[[仮面ライダー555]]&br()劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト|
|【登場話】|第3話「王の眠り」~第44話「最後のメール」|
|【所属】|[[スマートブレイン]](一時期)|
|【分類】|[[オルフェノク]]/[[オリジナル]]|
|【特色/力】|オルフェノクエネルギーを放つ光の翼|
|【形態変化】|[[クレインオルフェノク激情態]]&br()[[クレインオルフェノク激情飛翔態]]|
|【生物モチーフ】|ツル|
|【その他モチーフ】|ギャグボール|
|【名前の由来】|鶴(英:Crane)|
**【詳細】
ツルの特質を備えた[[オルフェノク]]。
時速480kmで空中を自在に飛行し、その素早い動きによる残像効果で相手を幻惑する。
更に戦闘力にも長け、口部からの超高周波で相手を焼殺する他、使徒再生の能力を有するオルフェノクエネルギーを放つ光の翼を腰部大腿部から広げ、周囲を薙ぎ払いつつ攻撃する。
この攻撃は非常に強力でオルフェノクすら吹き飛ばしてしまうなど、潜在的な能力は並のオルフェノクよりも高いが、結花の臆病な性格もあり、その能力をフルに発揮できていたとは言い難い。
陸橋の階段から転落して死亡した長田結花が覚醒した姿として登場。
人間の姿でも高感度の聴覚や高い跳躍力を有する。
実の家族を亡くし、長田家に養子として引き取られる。
「家では養父母と義妹の道子、高校では生徒達から陰湿な苛めと虐待を受ける」という不幸な生い立ちを送るが、他者を思いやる優しい性格の持ち主でもある。
その反面、''上述の生い立ち''を送っていた為に屈折した部分も持ち、[[木場勇治>ホースオルフェノク]]とは対照的に殺人を幾度となく行っている。
オルフェノクとして覚醒後、道子に濡れ衣を着せられた挙句に家を追い出されてしまう。
更に道子を含むバスケットボール部員に虐げられた為に怒りが頂点に達し、彼女達を抹殺した事で行き場を失い、勇治と出会ってからは行動を共にするようになる。
人間に潜在的憎悪や恐怖を抱き、「向こうから絡んだりする性質の悪い者達が相手」とはいえ、勇治達には知らせずに密かに殺戮を繰り返す。
その為に[[スマートブレイン]]側からは標的から外され、「[[ラッキークローバー]]の追加メンバー候補」とまで見られるが、菊池啓太郎や園田真理などとの出会いから心を和らげ、人間を愛せるように変わろうとする。
その甲斐があった為なのか、徐々に暗い性格から積極的で明るい性格に変わっていった。
自身に非がないにも関わらずに他人の顔色を窺い、相手の機嫌が少しでも悪化したりした際は条件反射のように謝ってしまう癖があり、その事を勇治に度々窘められる。
[[海堂直也>スネークオルフェノク]]に想いを寄せ、奇行の多い彼のフォローに回る事が多かったが、想いは通じなかった。
料理などもマニュアル通りにやらないとできず、「直也の想い人」とは知らずに自身とは正反対で大雑把な真理とは「友人」とも呼べる間柄になるが、中盤で直也の想い人が彼女だった事に気付き、嫉妬の念のようなものを抱くようになる。
その後、複雑な心情を持ちながらも自身の幸せよりも直也の意思を優先させ、勇治と共に「直也と交際して欲しい」と真理に願い出るが、当時はそれどころではなかった彼女に断られる。
更に(「言葉の綾」とはいえ、)直也を「バカ」呼ばわりした真理を怒りの目線で睨み付け、たじろがせる事もあった。
その後は単純でお人好しな承認欲の強い直也を持ち上げ、真理にプロポーズさせる事で失恋されるように仕向けた。
身持ちは結構固く、メル友の啓太郎を「クリーニング店『西洋洗濯舗 菊池』で働いている菊池と同一人物」とは知らず、自身から「手でも握ったらどうですか?」というメールを送る。
その通りに啓太郎に手を握られた途端に平手打ちを浴びせたり、恋愛や男女間のルールと順序を守らない人間にはかなりシビアな一面を見せる。
終盤でオルフェノク研究所に実験体として捕獲されてしまうが、同様に実験体にされていた[[クラブオルフェノク]]に救出される。
その後、真理達の計らいで「西洋洗濯舗 菊池」に住むようになり、その際に啓太郎に届けたメールを彼が読んだ事で「啓太郎がメル友」と知る。
更にオルフェノクとしての正体も知られた事で啓太郎を拒絶するが、それでも自身を受け入れてくれた彼とデートの約束を交わす。
その後、「もう1度信じて欲しい」という警察の伝言に乗り、[[乾巧>ウルフオルフェノク]]や勇治と共に赴くが、警察の襲撃を受けた挙句に重傷を負ってしまう。
その場から辛くも逃げ延びるが、''上述の実験''の後遺症でオルフェノクへの変化能力を失ってしまい、待ち構えていた[[ロブスターオルフェノク]]に致命傷を負わされ、最期は啓太郎に最後のメールを送って灰化した(その際に無数の羽根を撒き散らしている)。
彼女の死は巧と勇治だけが知るところとなり、ロブスターオルフェノクに殺害された真相は誰1人知る事もなく、勇治が人間を憎む切っ掛けとなった。
後日談となる『小説 仮面ライダーファイズ』で彼女の[[息子>勇介]]が登場する。
***【劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト】
本編と同様、人間態は長田結花。
[[激情態>クレインオルフェノク激情態]]へと覚醒し、その状態から[[飛翔態>クレインオルフェノク激情飛翔態]]への変化能力を有する。
**【余談】
モチーフは鶴。
仮面ライダーシリーズでは初採用であり、戦隊シリーズでは[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]に登場した[[闇の刃ヤイバ]]のモチーフとして選ばれたのが初。
採用例で言えばスーパー戦隊シリーズのほうが多く、[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]では鶴を参考にした臨獣クレーン拳の使い手である[[獣人ルーツ]]、[[暴太郎戦隊ドンブラザーズ]]では[[鶴の獣人]]と幾つかいるものの、ライダーシリーズでは現時点でクレインオルフェノクの系列のみ。
またツル目の[[クイナオルフェノク]]がパラダイス・リゲインドに登場しているが、本編で退場した長田結花のオマージュではないかとも言われている。
放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1体として登場。
光の翼による攻撃を必殺技としているが、その威力は[[センチピードオルフェノク]]と並んで低い。
更に本編と同様に武器も持たない為、登場キャラクターの中でも性能は高くない。
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