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*「生き残るためなら私はプライドも何もかも捨てる!こんな星のことなど、どぉでもいいわぁ!」
|【名前】|クバル|
|【読み方】|くばる|
|【声】|岩田光央|
|【登場作品】|[[動物戦隊ジュウオウジャー]]|
|【初登場話】|第1話「どきどき動物ランド」|
|【所属】|[[デスガリアン]]|
|【分類】|幹部/チームリーダー|
|【対応機種】|フェイスティッカー、スイッチュウシャー、ボルテックナックル|
|【ジャンル】|人工鉱物|
|【器物モチーフ】|不明|
|【名前の由来】|配る?|
**【詳細】
[[チームクバル]]のチームリーダーを務めるデスガリアンの幹部の一人。
その機械的な姿はいかなる星の環境にも適応するハーフメカニカルボディであり、超ハンドガンと超電磁スティックに変形するフェイスティッカー、
[[アムメーバ]]を作り出したスイッチュウシャーなど、多彩な武器を持つ。
頭脳派の[[プレイヤー]]を束ね、知的なブラッドゲームを行い、その頭脳で生物を精神的に甚振る事を好む。
自身とは正反対に力押しを好む[[アザルド]]を内心で少々見下しているが、その実力に関しては認めている一面もある。
何度倒されても復活する再生能力を持つアザルドを「卑怯な存在」とも見做しているが、それを良いように思っているのか、第20話では彼を盾にする薄情さを見せている。
大抵のことは流す大雑把なアザルドもこの盾にされたことには腹を立てたらしく、珍しくクバルに怒りを見せていた。
その一方で自身の慎重さが原因で豪快なアザルドに対して遅れを取り、当初は互いが交互にプレイヤーをエントリーさせて競い合うつもりだったが、
自身のターン前に勝手に連続でプレイヤーを導入されていたことに対して憤慨した事もあった(その場は「回数はどうあれ、最終的にジニス様を満足させた方が勝利」と[[ナリア]]に宥められた事で少々納得したようだが、結果的に彼のチームの参戦頻度は少ない)。
現在こそチームリーダーとしてデスガリアンの中でもそれなりのポジションに居るクバルだが、周囲にバレるとまずい何か重大な秘密を抱えているらしく、[[バングレイ]]に自身の記憶を読み取られた事を知った際は動揺し、焦りを覚えていた。
バングレイによると「自身の星を何者かに滅ぼされた」らしく、
「あいつ」とバングレイが称する人物が何者かは不明であったが、第40話にてかつてジニスに自分の星を滅ぼされ、その復讐のためにあえてジニスの部下として埋伏していた事が判明。
「あいつ」とはジニスのことを示していた。
バングレイに記憶を読み取られてから目に見える程に挙動不審になったクバルを怪しんだ[[ナリア]]はジニスに報告するも、ジニスはあくまで「ゲームが面白ければそれでいい」というスタンスで放置していた。
だが、クバルが内心抱き続けてきた復讐心も何もかもジニスに見透かされており、彼にとってはクバルの復讐さえもただの「ゲーム」に過ぎなかった。
自分の目的を知るバングレイと一時的に手を組むも、目的は彼の右腕、それが持つ記憶を読み取りそれを実体化させる能力であり、彼がジュウオウジャーに追い詰められると裏切って右腕を切り落として撤退。
そしてバングレイの右腕の能力を幾度か試すと、[[ナリア]]を倒し、彼女の記憶からジニスの弱点を知り、ジュウオウジャーを巻き込んでジニスを倒す作戦を練り上げる。
それはジニスの巨体を支えるサジタリアークからジニスを引き剥がした上で、かつて倒された自分の部下達を再現し、
操をジニスの幻を使ってジュウオウジャーから隔離し、ジュウオウジャー達に偽物の操を助け出させ、自分はナリアがジュウオウジャーに捕まり、身柄の引き渡しを地球で行うと嘯くものだった。
まんまと引っかかったジニスを前に、アザルドまでもコピーしジュウオウジャー達を偽操を使って上手くコントロールしつつ、圧倒的多数による数の暴力で優位に立ったように見えたが、
ジニスはかつてナリアに採取させたキューブホエールのデータから地球のエネルギーを吸収し[[シン・ジニス]]へとパワーアップ。
ジュウオウジャーやコピーして用意した戦力をその圧倒的な力で蹂躙され、計画は瓦解してしまう。
用意周到に練り上げた計画をジニスの圧倒的な力で無にされてしまったクバルは、その恐怖からみっともなく逃走。
自分が主導権を持つはずのコピープレイヤーすらジニスに操られ、直接エネルギーを与えられ巨大化した上で自分を襲ってくる。
綿密に練り上げたはずの計画をジニスの力で真正面から破られた恐怖と、これまで自分がしてきたであろう、「甚振って弄んで殺される」ことに絶望し、
地球を一日で滅ぼすためのブラッドゲームに強制エントリーしてジニスに許しを請うという醜態を晒すことになる。
もはやクールで頭脳派であった面影はまったくなく、ジニスの恐怖に心底怯え、上述の通りなりふり構わずオーナーの許しを請いながらジュウオウジャーと戦うも、
ジニスに怯えるあまり精彩を欠く動きではジュウオウジャーに勝てるはずもなくジュウオウファイナルとフェイスティッカーの打ち合いに敗北。
意識を失うも、ジニスからのコンティニュー要請を受け[[ナリア]]がコインを連続で投入し、強化された状態で巨大化。
操が入院し戦線を離脱しているとはいえ3体の巨大ロボを相手に、背後に生み出した光の触手を自在に操って圧倒。
しかし仲間達が巨大化クバルと戦っている様子を病院から見た操は、ジニスへの恐怖を自力で払拭しジュウオウザワールドとなってトウサイジュウオーと共に加勢すると形勢逆転。
4大ロボの波状攻撃に加え全合体したワイルドトウサイドデカキングのジュウオウドデカダイナマイトストリームを受け、ジニスの名を叫びながら爆散した。
かつては自らの一族を滅ぼしたジニスに対する復讐心、仲間たちに対する確かな思いもあったであろう。
だが長い間ジニスの部下として過ごすうちに、ジニスの力に恐怖し、変わること無くそのまま敗れ去った姿は、操と対象的なものとなった。
**【余談】
声を担当した岩田光央氏は[[侍戦隊シンケンジャー]]の[[ソギザライ]]、[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]の[[行動隊長ビバブー]]、
前作である[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]の[[妖怪エンラエンラ]]と幾度かスーパー戦隊作品に関わってきたが、レギュラーキャラは初めて。
最新作『[[魔進戦隊キラメイジャー]]』では味方側戦力としてショベローの声を担当している。
鉱物モチーフの人工鉱物とは文字通り人工的に作り出した鉱物のこと。
彼がどのような種類の人工鉱物をモチーフとしているのかは不明だが、その中でビスマス結晶という脆く融点の低い鉱物を溶かし再結晶化を行ったものは虹色に輝き観賞用として用いられるような人工鉱物も存在する。
天然素材に手を加え、美しい外見を持つものに作り変える人工鉱物。
これをクバルに当てはめると、かつてはまともだったかもしれないが、ジニスという悪に故郷を滅ぼされ、いったん変わってしまった心は輝きを放つが、
二度と元の天然ものだった頃には戻れない。
彼の最期はそういったモチーフが暗喩していたものだったのかもしれない。
なおキラメイジャーで担当するのは長い時を経て自我を得た宝石、キラメイストーンの一つであるが、
あちらは人工鉱石ではなく、純粋な宝石であり、クバルのモチーフとの対比関係が感じられる。
スタッフが意図したものかは不明。
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*「生き残るためなら私はプライドも何もかも捨てる!こんな星のことなど!どぉーでもいいわぁー!」
|【名前】|クバル|
|【読み方】|くばる|
|【声】|岩田光央|
|【登場作品】|[[動物戦隊ジュウオウジャー]]|
|【初登場話】|第1話「どきどき動物ランド」|
|【所属】|[[デスガリアン]]|
|【分類】|幹部/チームリーダー|
|【対応機種】|フェイスティッカー、スイッチュウシャー、ボルテックナックル|
|【ジャンル】|人工鉱物|
|【器物モチーフ】|不明|
|【名前の由来】|配る?|
**【詳細】
[[チームクバル]]のチームリーダーを務めるデスガリアンの幹部の一人。
その機械的な姿はいかなる星の環境にも適応するハーフメカニカルボディであり、超ハンドガンと超電磁スティックに変形するフェイスティッカー、
[[アムメーバ]]を作り出したスイッチュウシャーなど、多彩な武器を持つ。
頭脳派の[[プレイヤー]]を束ね、知的なブラッドゲームを行い、その頭脳で生物を精神的に甚振る事を好む。
自身とは正反対に力押しを好む[[アザルド]]を内心で少々見下しているが、その実力に関しては認めている一面もある。
何度倒されても復活する再生能力を持つアザルドを「卑怯な存在」とも見做しているが、それを良いように思っているのか、第20話では彼を盾にする薄情さを見せている。
大抵のことは流す大雑把なアザルドもこの盾にされたことには腹を立てたらしく、珍しくクバルに怒りを見せていた。
その一方で自身の慎重さが原因で豪快なアザルドに対して遅れを取り、当初は互いが交互にプレイヤーをエントリーさせて競い合うつもりだったが、
自身のターン前に勝手に連続でプレイヤーを導入されていたことに対して憤慨した事もあった(その場は「回数はどうあれ、最終的にジニス様を満足させた方が勝利」と[[ナリア]]に宥められた事で少々納得したようだが、結果的に彼のチームの参戦頻度は少ない)。
現在こそチームリーダーとしてデスガリアンの中でもそれなりのポジションに居るクバルだが、周囲にバレるとまずい何か重大な秘密を抱えているらしく、[[バングレイ]]に自身の記憶を読み取られた事を知った際は動揺し、焦りを覚えていた。
バングレイによると「自身の星を何者かに滅ぼされた」らしく、「あいつ」とバングレイが称する人物が何者かは不明であったが、第40話にてかつてジニスに自分の星を滅ぼされ、その復讐のためにあえてジニスの部下として埋伏していた事が判明。
「あいつ」とはジニスのことを示していた。
バングレイに記憶を読み取られてから目に見える程に挙動不審になったクバルを怪しんだ[[ナリア]]はジニスに報告するも、ジニスはあくまで「ゲームが面白ければそれでいい」というスタンスで放置していた。
だが、クバルが内心抱き続けてきた復讐心も何もかもジニスに見透かされており、彼にとってはクバルの復讐さえもただの「ゲーム」の一つに過ぎなかった。
自分の目的を知るバングレイと一時的に手を組むも、クバルの真の目的は彼の右腕、それが持つ&bold(){他者記憶を読み取りそれを実体化させる能力}であり、彼がジュウオウジャーに追い詰められると裏切って右腕を切り落として撤退。
そしてバングレイの右腕の能力を幾度か試すと、[[ナリア]]を倒し、彼女の記憶からジニスの弱点を知り、ジュウオウジャーを巻き込んでジニスを倒す作戦を練り上げる。
それはジニスの巨体を支えるサジタリアークからジニスを引き剥がした上で、かつて倒された自分の部下達を再現し、
操をジニスの幻を使ってジュウオウジャーから隔離し、ジュウオウジャー達に偽物の操を助け出させ、自分はナリアがジュウオウジャーに捕まり、身柄の引き渡しを地球で行うと嘯くものだった。
まんまと引っかかったジニスを前に、アザルドまでもコピーしジュウオウジャー達を偽操を使って上手くコントロールしつつ、圧倒的多数による数の暴力で優位に立ったように見えたが、
ジニスはかつてナリアに採取させたキューブホエールのデータから地球のエネルギーを吸収し[[シン・ジニス]]へとパワーアップ。
ジュウオウジャーやコピーして用意した戦力をその圧倒的な力で蹂躙され、計画は瓦解してしまう。
用意周到に練り上げた計画をジニスの圧倒的な力で無にされてしまったクバルは、その恐怖からみっともなく逃走。
自分が主導権を持つはずのコピープレイヤーすらジニスに操られ、直接エネルギーを与えられ巨大化した上でこちらを襲ってくる。
綿密に練り上げたはずの計画を真正面から破られた恐怖と、これまでする立場だったにも関わらず「甚振って弄んで殺してきたターゲット」こそが今の自分自身の立場であることに絶望したクバルは下水道に逃げ込むも、結局はジニスから逃げ切れないと判断し、街中に姿を見せると破壊活動を開始する。
建物へ逃げ惑う人々へビームを発射して吹き飛ばしていく。
無差別攻撃の思惑は「地球の命を一日で全て滅ぼす」という新たな[[ブラッドゲーム]]を開催するという宣言。
そのゲームのプレイヤーはクバル自身であり、自分で言いだしたゲームでもなんでもないただの無差別な殺戮攻撃を実現することで、それをジニスが評価し助命が認められることへの一縷の望みに掛けた悪あがき以外の何物でもない醜態だった。
もはやクールで頭脳派であった面影はまったくなく、ジニスの恐怖に心底怯え、上述の通りなりふり構わずオーナーの許しを請いながらジュウオウジャーと戦うも、
ジニスに怯えるあまり精彩を欠く動きではジュウオウジャーに勝てるはずもなく、ジュウオウファイナルとフェイスティッカーの打ち合いに敗北。
意識を失うも、今の状況をそれなりに楽しんでいたジニスからのコンティニュー要請を受けた[[ナリア]]がコインを連続で投入し、強化された状態で巨大化。
操が入院し戦線を離脱しているとはいえジュウオウキング、ジュウオウワイルド、ドデカイオーの3体の巨大ロボを相手に、光の触手を自在に操って圧倒。
しかし仲間達が巨大化クバルと戦っている様子を病院から見た操は、ジニスへの恐怖を自力で払拭しジュウオウザワールドとなってトウサイジュウオーと共に加勢すると形勢逆転。
4大ロボの波状攻撃に加え全合体したワイルドトウサイドデカキングのジュウオウドデカダイナマイトストリームを受け、ジニスの名を叫びながら爆散した。
かつては自らの一族を滅ぼしたジニスに対する復讐心、仲間たちに対する確かな思いもあったであろう。
だが長い間ジニスの部下として過ごすうちに、ジニスの力に恐怖し、変わること無くそのまま敗れ去った姿は、操と対象的なものとなった。
**【余談】
声を担当した岩田光央氏は[[侍戦隊シンケンジャー]]の[[ソギザライ]]、[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]の[[行動隊長ビバブー]]、
前作である[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]の[[妖怪エンラエンラ]]と幾度かスーパー戦隊作品に関わってきたが、レギュラーキャラは初めて。
最新作『[[魔進戦隊キラメイジャー]]』では味方側戦力としてショベローの声を担当している。
鉱物モチーフの人工鉱物とは文字通り人工的に作り出した鉱物のこと。
彼がどのような種類の人工鉱物をモチーフとしているのかは不明だが、その中でビスマス結晶という脆く融点の低い鉱物を溶かし再結晶化を行ったものは虹色に輝き観賞用として用いられるような人工鉱物も存在する。
天然素材に手を加え、美しい外見を持つものに作り変える人工鉱物。
これをクバルに当てはめると、かつてはまともだったかもしれないが、ジニスという悪に故郷を滅ぼされ、いったん変わってしまった心は輝きを放つが、
二度と元の天然ものだった頃には戻れない。
彼の最期はそういったモチーフが暗喩していたものだったのかもしれない。
なおキラメイジャーで担当するのは長い時を経て自我を得た宝石、キラメイストーンの一つであるが、
あちらは人工鉱石ではなく、純粋な宝石であり、クバルのモチーフとの対比関係が感じられる。
スタッフが意図したものかは不明。
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