霧吐き忍者キリキリマイ師

「キリキリキリー、逃げられマイ！かわせマイ！」

【名前】	霧吐き忍者キリキリマイ師
【読み方】	きりはきにんじゃきりきりまいし
【声】	柴本浩行
【登場作品】	忍風戦隊ハリケンジャー
【登場話】	巻之十六「霧と予言装置」
【所属】	宇宙忍群ジャカンジャ/チュウズーボ軍団
【分類】	宇宙忍者
【出身星】	キリフキ星雲マイマイ星
【好物】	マイマイ星特産きりさめ酒
【生物モチーフ】	カタツムリ
【その他のモチーフ】	山伏、葉
【名前の由来】	きりきり舞い

【詳細】

二の槍　チュウズーボが呼び寄せた宇宙忍者。島忍者ギリギリガイ師の息子。

特殊なガスで人間を笑い苦しめる「宇宙忍法・笑いっ霧」、更に人間を泣き苦しめる「宇宙忍法・泣きっ霧」といった得意技を使う。
これらの技で人間を苦しめる際に放出されるマイナスエネルギーを吸収した後に背中の貝に溜め込み、他にも「ウンサンムショウ」で自身の身体を霧状にして姿を消し、錐状の鋭い武器を雨のように降らせて攻撃する「キリサメ」などの宇宙忍法を繰り出す。

上述の笑いっ霧で人々を笑い苦しめ、上述の泣きっ霧で泣き苦しめていき、マイナスエネルギーを背中の貝に集めていく。
駆け付けたハリケンジャーとの交戦で「宇宙忍法・霧隠れ」によって周囲を霧で覆い、自身の姿を見えなくする事で3人を一方的に攻撃するが、その最中に出現したゴウライジャーがハリケンジャーに勝負を挑み、「宇宙忍法・霧変化」によって霧となった状態で3人を何処までも追跡する。

その後、「何処までも追跡してくるという事は絶対に逃げられる心配がない」と言うハリケンジャーの挑発に乗る。
霧隠れを再び繰り出すが、「霧を晴らすには風」と三位一体トリプルハリケーンで霧を晴らされてしまい、3人のジャイロ手裏剣とレッドの疾風流剣技・疾風斬に怯み、「きりきり舞いにさせてやる」と放ったドライガジェットを受け倒される（それと同時に衰弱する人々も元に戻った）。

その直後、巻物によって再生巨大化する。
背中の貝に全身を引っ込めた後に高速回転しながら相手に体当たりする「宇宙忍法・回転斬り」で旋風神を攻撃するが、「回転には回転」と旋風神ハリアーのホイールクラッシュに打ち破られてしまい、最期は究極奥義・分身幻斬りを受け爆散した。

敗北後、旋風神と轟雷神が戦っている最中、チュウズーボによって出現した貝は大爆発を起こす。
貝の中のマイナスエネルギーがある種のビックバンを引き起こし、闇に閉ざされた地球は極寒地獄と化し、5人は「死闘の島」に連れて行かれてしまう。

【余談】

「～マイ」が口癖。「キーリキリキリ」と笑い、口癖を上記の台詞のように強調している（「きりきり舞い」から来ている）。

山伏のような格好をしている（太郎冠者で有名だが、山伏はカタツムリに似ている事からきた）。

デザイナー・さとうけいいち氏によれば、「当初はカタツムリだけをモチーフにするつもりだったが、それでは面白くない為、『カタツムリはアジサイの葉の上にいる』という事から鎧の胸当てに葉っぱを取り込んだ」らしい（『百化繚乱［下之巻］』より）。

声を演じる柴本氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となる。

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