モチベトリ

「ほんまにごっつ怒ったでぇ！」

【名前】	モチベトリ
【読み方】	もちべとり
【声】	りーち（清家利一）
【登場作品】	侍戦隊シンケンジャー
【登場話】	第三十七幕「接着大作戦（せっちゃくだいさくせん）」
【所属】	外道衆
【分類】	アヤカシ
【得意武具】	白埴鋤歯叉（しらはにすきばのまた）
【伝承のルーツ】	べとべとさん
【モチーフ】	餅、幼虫
【名前の由来】	餅ベットリ

【詳細】

餅のような、幼虫のような姿を持つアヤカシ。

とりもちのようにベトベトしている「もちつぶて」を左肩から撃ち出しながら暴れる。
人間や器物にくっ付く事で身動きを取れなくしてしまい、どんなに鋭い剣でも切る事はできず、引き剥がす方法は自身を倒す以外にない。

両目からの光弾で街の破壊活動を行い、そこへゴールド以外のシンケンジャーが駆け付ける。
巨大なフォーク型の武器「白埴鋤歯叉」でブルーやグリーンに応戦し、2人が手を取った瞬間を見て、もちつぶての接着に成功するが、駆け付けたゴールドの攻撃に怯むと撤退する。

その後、骨のシタリの提案により街をもちつぶてで混乱に陥れ、ブルーとグリーン以外のシンケンジャーの動きを封じる。
しかし、息を合わせたブルーとグリーンのコンビネーションに圧倒され、ウッドスピアで腹部を貫かれた挙句に放り投げられて、明鏡止水を受け倒される（それと同時にもちつぶても消え去った）。

その直後、二の目となる（上記の台詞はその際のもの）。
もちつぶてで応戦するが、モウギュウダイオーの猛牛砲で全て撃ち落とされ、イカダイカイオーの槍烏賊突貫とダイゴヨウのダイゴヨウ大回転に怯み、最期は猛牛大回転砲を受け爆散した（その際に「最悪～！」と叫んでいる）。

現代の伝承で『べとべとさん』という妖怪がいるとされている。
『べとべとさん』はベトベトと湿ったような足音の化け物らしく、ベトベトとしたモチベトリの迫る足音が『べとべとさん』伝承のルーツになったと思われる。

【余談】

他のアヤカシと異なり、関西弁を喋る。

声を演じるりーち（清家）氏は声優としての出演は今作が初となり、腑破十臓や筋殻アクマロのスーツアクターも演じている。

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