地球(ほし)を護るは天使の使命!
【あらすじ】
護星天使、それは太古の昔から人知れず悪の手から地球を護り続けている存在である。
数々の惑星を滅ぼしてきた
宇宙虐滅軍団ウォースターは地球を次の標的に選んだ。
彼らは地球侵略に護星天使の存在が邪魔だと判断し、護星界と地上とを繋ぐ「天の塔」を破壊する。
地球は最大の危機に陥ったと思われたが、地上には5人の見習い護星天使がいた。
彼らは「天装戦隊ゴセイジャー」として地球を守る為にウォースターに立ち向かう。
スーパー戦隊シリーズ第34作目。
シリーズ初のヒーロー全員が人間ではないという異色の戦隊となった(追加戦士のゴセイナイトも人間ではなく、人間態そのものが存在しない)。
本編では直接言及されなかったが、東映公式の設定上では「護星天使」は古代に人間の一部が特殊能力を持った突然変異種とされ、地球人類の亜種と言える存在である模様(『
魔法戦隊マジレンジャー』の
天空聖者も大昔の人類の突然変異種という設定だが、主人公は天空聖者とのハーフである)。
後に『
騎士竜戦隊リュウソウジャー』では
リュウソウ族という生まれからして地球人類とは別種の者達がヒーローとなっている。
『
仮面ライダーディケイド』のようにカードを使って変身する初めての戦隊となり、ダイスオーとの連動が玩具デザインなどで図られている。
スーパー戦隊シリーズで初めて「敵組織の入れ替わり」を採用(『仮面ライダー』などの特撮ヒーロー作品には古くから存在する手法の1つ)し、短期間で組織が次々と入れ替わるのが特徴だが、似た手法は『
轟轟戦隊ボウケンジャー』で採用している(こちらは同時に複数の組織が存在している)。
それぞれの組織には全く関連性がないが、
幹部の1人がすべての組織を渡り歩き、作品の中で一貫した"謎"を持っている。
本作は『
獣拳戦隊ゲキレンジャー』に続いて横手美智子氏が2度目のメインライターを務めた作品だが、その為なのか『ゲキレンジャー』同様に賛否両論の激しい作品となった。
最終更新:2020年04月13日 01:32