ショッカーグリード

「バカめ、どんな悪でも勝てば正義だ。オーズと電王を処刑し、ショッカーが正義となるのだ!」

【名前】 ショッカーグリード
【読み方】 しょっかーぐりーど
【声】 石川英郎(レッツゴー仮面ライダー)
【登場作品】 オーズ電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
仮面戦隊ゴライダー
【分類】 人造グリード
【コアメダル】 ショッカーメダル
【創成者】 ショッカー首領
【欲望の種類】 傲慢(仮面ライダーを倒したいという欲望)
【特色/力】 爪を利用した刺突攻撃、指先からの爆発弾の連射、低空飛行突撃、破壊光線
【モチーフ】 ワシ、ヘビ

【自身のコアメダルの枚数と形態の変化】

ショッカーメダルが1枚のみ。

【詳細】

「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」に登場する究極のショッカー怪人。

ショッカーが独自に手に入れたコアメダルを改造した「ショッカーメダル」にアンクが落としたセルメダルが吸収され誕生した人造グリード。

実際の歴史でもショッカーはコアメダルの研究を行っていたが実体を持つには不安定なおぼろげな存在であり、本来は完成しなかった。
しかしアンクが落としたセルメダルを回収しついにショッカーメダルは完成。
これによってショッカーの名を持つグリードが誕生することとなった。

ショッカーの理想を至上とする高い知能を有し、その戦闘力は凄まじく、メダル状のエネルギー弾を発射し、格闘でもダブルライダーを瞬く間に倒す程の驚異的なパワーを発揮する。

外観はショッカーの象徴のワシに似た姿だが、右目と肩部からヘビが突き出る特異な形状をしている(ワシとヘビはショッカーの後継組織「ゲルショッカー」のエンブレムにもなっている)。
特徴としては合成系ヤミーの要素を持つ外見だが、外皮は軍服のようにも見え、ガスマスクを装着した軍人が鷲と蛇を模した外套を羽織ったようにも見える。

本来の歴史ではショッカーはグリードの肉体となるセルメダルを作り出せず、この怪人も誕生する事はなかった。
過去に飛んだモールイマジンを追い掛けようとデンライナーで1971年11月11日に移動した映司とアンクがふとした事からタカのセルメダルをその時代に残してしまい、それを拾ったショッカー骨戦闘員ブラック将軍に献上する。

ブラック将軍がショッカー首領に渡したセルメダルを吸収して生まれたショッカーメダルはついに完成を迎え、それを媒介にショッカーグリードは誕生した。
その圧倒的なまでの力で本来の歴史ではショッカーを一度は壊滅させた二人の仮面ライダーを倒してしまい、洗脳を施すことでダブルライダーはショッカー怪人として生まれ変わることとなり、世界を支配したショッカーの立場は盤石なものとなった。
幸太郎達は本来の歴史に戻すべく歴史の修正を試みるが、その力は圧倒的であり、むしろ前の時よりも状況が悪化してしまうこととなって失敗。

現代に戻っての最終決戦でも圧倒したオーズに「強過ぎる」と言わしめるが、ダブルライダーの洗脳が解かれたことで再び激突。
雪辱戦を挑んだ仮面ライダー1号と2号のライダーダブルキックを受け爆散した。

敗北後、遺されたショッカーメダルはアンクに回収され、タマシーコンボの変身に使用されるが、岩石大首領の敗北後にイマジンメダルと共に砂と化して消えた。
恐らく本来の歴史では完成すること無く消えていった存在のため、現在に存在することはないという修正力が働いたものと思われる。

【HERO SAGA『KAMEN RIDER OOO -OOZ-』】

ホビージャパンに連載されていた小説に登場。
上記の個体が復活したもので同一存在。

アメリカを旅していた映司の前に現れ、ゲルショッカーグリードデストロングリードと共に彼を拉致する。
その目的はオーズのシステムを利用してショッカー首領を復活させることだった。


【平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊】

バダンの怪人として登場。

【仮面戦隊ゴライダー】

トーテマが実体化させた怪人の1体として登場。

【余談】

上記の台詞に洗脳が解かれたダブルライダーから嘲笑われ、1号に「ショッカーに正義などあるものか!」と言われる。

後日談を描いたHERO SAGA『KAMEN RIDER OOO -OOZ-』にも登場しているが、他の敵組織の名を冠したが登場する。

『レッツゴー仮面ライダー』で声を演じる石川氏は十面鬼ユム・キミルイナズマンの声も演じている。

最終更新:2022年07月01日 02:19