ガジャ「このガジャ様が誕生させたのだ。ゴードムエンジンを加えてな!」
【詳細】
レムリア文明の戦闘生物兵器である
幻獣をベースに
大神官ガジャが下僕として改造した怪物。
幻獣を無尽蔵に生み出す危険なプレシャス「
レムリアの卵」に
ゴードムエンジンを強引に埋め込んだ上、誕生した幻獣の意思を呪術により消去する事でガジャの意のままに操れるようにした。
幻獣の強靱な身体能力と凶暴性はそのままに、体躯の成長だけが2m程度のままで抑制され、口から幻獣の超炭化能力を更に強化させた黒炎を吐く。
ゴードムエンジンまで埋め込まれているためその戦闘力は凄まじく、幻獣を上回る力を得ている。
ガジャに作られると彼の意思に操られるままに暴れだし、1度はボウケンジャーを圧倒する。
再戦時も劣らぬパワーでボウケンジャーを苦戦させるが、
ズバーンの攻撃に翻弄され、体内に埋め込まれたゴードムエンジンを連続蹴りで大破され敗北。
その直後、ゴードムエンジンの呪縛から逃れると同時に本来の巨大な姿を取り戻す。
サイレンビルダーのトリプルリキッドボンバーとスーパーダイボウケンのダブルアームクラッシュを無効化し、アルティメットダイボウケンを空中戦で苦戦させるが、巨大化したズバーンの攻撃に翻弄され、最期は聖剣モードに変形したズバーンを用いて繰り出すアルティメットダイボウケンの大聖剣斬りを受け爆散した。
【余談】
デザインモチーフは『
魔法戦隊マジレンジャー』に登場する「マジキング」。
頭部の形状が魔法使いの三角巾状の帽子となっており、背中には翼が生えているところからそれが読み取れる。
「本来は巨大サイズだが等身大に縮小している」という設定は同作品の
冥府神のオマージュと思われる。
マジキングをモチーフにした怪人は『マジレンジャー』にも
登場している。
デザインを担当した篠原保氏は「マジキングは幻獣との親和性から選ばれ、同様にゴードムエンジンを埋め込まれた
クエスターのように六角形があしらわれ、それが結果としてあからさまになった」と語っている。
最終更新:2022年06月24日 13:21