カラテロイド

「ワチャーー!そんな、バカな~!」

【名前】 カラテロイド
【読み方】 からてろいど
【声】 村岡弘之(ゴーバスターズ)
【登場作品】 特命戦隊ゴーバスターズ
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
【登場話(ゴーバスターズ)】 Mission39「必殺!メサイアの拳」
【所属】 ヴァグラス
【分類】 メタロイド/メサイアロイド
【製造モチーフ】 拳サポーター
【その他のモチーフ】 空手家、道着、ヘッドギア
【推奨動作環境】 空手道場(門下生20名以上)
メサイアカード 「03」
メサイアの力を宿す部位】 左脚
【オーダー】 メサイアの完全復活に向け、人間の闘争本能のデータを集める

【詳細】

「強くなりたい」と願う少年、沢井ケンタの両手に巻かれていた拳サポーターにメサイアカード「03」が融合した事で製造されたメサイアロイド。

メサイアカードと融合した影響なのか拳サポーターの状態であってもある程度の活動が可能であり、元々の持ち主であるケンタの肉体を操って通行人に襲いかかり、「人間の闘争本能」のデータの収集を目的とする。

メサイアロイドとして完全に成長するとヘッドギアと空手の道着を着込んだ格闘家を思わせる姿となり、並外れた格闘能力を持ちカラテを中心とした様々な武術をマスターし
メタロイドとして完璧に成長していない赤色の拳サポーターの状態でも活動が可能となり、成長後は並外れた格闘能力で空手を中心とした様々な武術を駆使して戦闘を行う。
特にメサイアの力を宿した赤い左脚による蹴り技は強力で、「ワチャー!」という奇声と共に凄まじい足技を繰り出す事ができる。

サポーターに融合した状態でケンタの肉体を乗っ取ると無数のケーブルを伸ばして人々を操り、人間同士で戦う事で闘争本能のデータを集めていき、それを止めようとするリュウジを圧倒し彼の身体を熱暴走する寸前にまで追い込む。
しかし、リュウジの説得によってケンタが動きを止めた為、近くにあったトラックの燃料タンクから微量のエネトロンを吸収し、メタロイドとして製造された。

ケンタの肉体が解放されたことでリュウジもブルーバスターパワードカスタムへとチェンジ。
身軽な動きによる格闘術で追い詰め、ブルーバスターをついに熱暴走させ、彼が投げつけた巨大な岩を粉砕するもダメージを受ける。
そこへイエローバスターパワードカスタムも駆け付け、最期は彼女がエネトロンをチャージして放ったライオブラスターの射撃を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

メサイアカード「03」も同個体の爆散と同時に砕け散ったが、カードの集めていた「人間の闘争本能のデータ」は13番目のカードに転送されていた。

同個体のデータをパワー戦闘に特化したタイプβにダウンロードされたメガゾードも出現する。

【仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z】

宇宙犯罪組織マドーの怪人として登場。

【余談】

『ゴーバスターズ』本編において抽象モチーフの名を持つ唯一のメタロイドとなる。

空手道場の門下生や街のエキストラの中にはゴーバスターズやメガゾードのスーツアクターも混じっている。

『ゴーバスターズ』の同Missionでゲスト出演する沢井ケンタ役の橋本仰未氏は「極真空手青少年大会で世界3連覇」という経歴を持つ天才空手家でもある。
今回のエピソードも元は彼の存在がスタッフの目に留まり、「是非、彼を使いたい」という要望から作られたシナリオとなっている。

最終更新:2022年08月22日 00:35