バクダンシャドー

「トッキュウジャー……ネロ男爵のご命令だ。嫌でも『ゲーム』に参加してもらうぜ」

【名前】 バクダンシャドー
【読み方】 ばくだんしゃどー
【声】 伊丸岡篤
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】 第8駅「レインボーライン大爆破」
【所属】 シャドーライン
【分類】 シャドー怪人
【闇形式】 ネハ898-8
【闇装備】 分裂系ミニ爆弾
【闇駅名】 なし
【心の闇】 なし(トッキュウジャーの直接抹殺)
【シャドー怪人薀蓄】 唯一爆弾を解除する方法は、スイッチを切ること
【モチーフ】 爆弾
【闇形式の由来】 爆破?

【詳細】

いよいよトッキュウジャーの存在を目障りに感じ始めたネロ男爵が、抹殺用の刺客として送り込んだ爆弾系シャドー怪人。

トッキュウジャーたちが、最古のトッキュウレッシャー「ディーゼル」の情報を街の子どもたち(おそらくイマジネーションを持たない大人では手がかりを得られる可能性が皆無なため)に聞き込みをしている最中に出現。

強引に自分と戦えと宣戦布告するが、遅れて飛び入り参加した1号の奇襲で吹き飛ばされてあえなく空中で爆散した。

だが、巨大化戦に備えてトッキュウレッシャーが発進するも、何故か黒い霧になって飛散する。
実はこの怪人の能力は自分のボディを自在に分裂、または黒煙化させ、それぞれが爆発する能力を有すること。

「ディーゼル」探索でライトが留守だった間、黒煙化してまんまとトッキュウレッシャー内に侵入し、レッドレッシャーの制御室を初めとする複数の箇所を爆破。ブレーキ機能が破損したトッキュウレッシャーを暴走させてしまう。
さらにトカッチの体に爆弾を貼りつけて本体のミニ爆弾態が姿を現し、「(トカッチが転倒するなどして)衝撃を加える、もしくは本体の自分が攻撃されると爆破するトカッチの爆弾を、自分の身体にあるスイッチを押して解除させる」という鬼ごっこのような『ゲーム』を強要した。

小さい身体で車内を動き回って追跡する3号、4号、5号を翻弄するが、爆弾のせいで動けないはずのトカッチが変身したと思しきブルー(実は4号が変身した4号ブルー)が立ち塞がったことに動転し、その隙に5号たちに捕まって解除スイッチを押されてしまう。
『ゲーム』には敗北したが、制御速度を越えたトッキュウレッシャーの暴走はもはや止められないと嘲笑い、3号に窓の外に放り投げられて自爆する。

しかし、遂に「ディーゼル」を発見して復活させた1号が駆け付けると、その馬力で間一髪ガスタンクに衝突しかけていたトッキュウレッシャーが寸前のところで停止し、作戦が未遂に終わる。

逆上して今度こそ闇暴走で巨大化して襲いかかるが、『ゲーム』に付き合わされて堪忍袋の緒が切れたトッキュウジャーたちが搭乗するトッキュウレッシャーに取り囲まれ、彼らがトッキュウオーに合体することもなく、四方八方からのトッキュウレッシャーの集中放火を浴びて爆散した。

しかしネロ男爵によると、実はこの抹殺作戦も単なる陽動で、その間に別の「闇駅」を確保したらしい。

【余談】

初の「トッキュウジャーの抹殺」を目的としたシャドー怪人(そのため「闇駅」の建設やそれに伴う「心の闇」の収集を目的としない)。

ちなみに、「ミニ爆弾態」は雑誌では「ミニバクダンシャドー」とも呼ばれている。

最終更新:2014年04月15日 21:59