ランプシャドー

「ク……。私は笑えません!お前たち、消えてもらいます!」

【名前】 ランプシャドー
【読み方】 らんぷしゃどー
【声】 諏訪部順一
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】 第11駅「闇の皇帝」
第12駅「虹の定期券」
【所属】 シャドーライン
【分類】 シャドー怪人
【闇形式】 ゼロ109-11
【闇装備】 アームランプ系サイズ
【闇駅名】 闇の影駅
【心の闇】 不明(ライトに対する『実験』)
【シャドー怪人薀蓄】 手に持つ大鎌は、相手の命の「灯び」を刈り取る「死神の鎌」のよう
【モチーフ】 ランタン、死神?、猛禽類?
【闇形式の由来】 電球?

【詳細】

闇の皇帝 ゼットの直属の部下で、彼の護衛役を自称する照明系シャドー怪人。

両肩や手に持つ「アームランプ系サイズ」から怪しげな光源を発し、人間を催眠状態にすることができる。
サイズは光源を調節する機能の他に、見た目通り鎌として使ったり、光エネルギーを攻撃力に変換した超光熱ビームを照射することもできる。

第11駅で、キャッスルターミナルで皇帝の凱旋を待ち構えていたシャドー一同の前に皇帝本人の代わりに姿を現し、彼が娯楽として人間界で暇を興じていることを伝えて混乱させる。

その後、トッキュウジャーと皇帝の行方を追ってきたシャドー幹部の大乱戦の最中、皇帝が立ちくらみを起こすと他の幹部を押しのけて現れ、彼を保護してクライナーまで撤退。
目を覚ました皇帝の命令で、彼らを追跡しようとして足止めのクライナーロボと戦っているトッキュウジャーの映像を見せると、その姿に彼らの『キラキラ』に関心が深まった皇帝の命令で出撃する。

クライナーロボに撒かれて皇帝たちを見失ったトッキュウジャーを含め、街全体にランプによる催眠術を施して闇駅「闇の影駅」を生成。ライト以外の4人、そして街の子どもたちから強制的に「イマジネーション」を消してしまう。

翌話の第12駅では「イマジネーション」とともにトッキュウジャーとしての「記憶」を失った4人の記憶を改竄し、トカッチはサラリーマン、ミオは婦警、ヒカリは大学研究生、カグラはモデルという偽りの職業を与えてトッキュウジャーを解散させてしまう。

孤立してしまったライトの前に姿を現すと彼を道の階段に座らせ、今回の全貌が「孤独になったライトの『キラキラ』がどこまで保つのか」という皇帝の「実験」であることを丁寧に説明し、一度姿を消す。

その後、どこかの丘で皇帝とともに1号と対峙し、単身で挑む彼を圧倒して変身解除に追い込む。
しかし、「トッキュウジャーの記憶」は失っても、「幼い頃の約束」を皆が覚えているはずと悟ったライトが仲間の絆を強く念じたことで「どんな時でもみんなが互いに助け合う」という「秘密基地のルール」を思い出した4人が駆け付け催眠術が解除。

突拍子もない方法で打開したことに腹をかかえて笑うゼットの傍らで、自分の術が破られた屈辱から上記の苦言を発しながら5人揃ったトッキュウジャーと交戦する。

しかし、いきなり「乗り換え変身」した1号イエロー、2号グリーン、3号レッド、4号ピンク、5号ブルーの攻撃に翻弄されて手も足も出ず、トドメに「レンケツバズーカ」の「レインボーラッシュ」が1号のイマジネーションで「火の用心」に変化し、上空から降り注ぐ「火の用心バケツ」の雨に「何で火の用心!?」と困惑しながら爆散した。

直後、闇暴走で巨大化。
出撃した8両のトッキュウレッシャーを迎え撃つが、前後から突撃するトッキュウレッシャーを「挟み撃ち」だと誤認して回避するものの、1号の機転でそのまま烈車が交差して「超トッキュウオー」に合体。

巨大な合体ロボに攻撃が一切通じず、最期は「超トッキュウオーフルバーストフィニッシュ」に「なんか、凄い」と怯えながら撃ち抜かれて倒された。

【余談】

闇の住人であるシャドー怪人でありながら、「光を発する能力を持つ」という特異な性質を持った怪人。
これは「光を渇望する」というゼットの趣向の表れでもあり、自身でも自負しているその由縁から護衛役として選抜されている。

しかし護衛と自称しているものの、皇帝が単独で徘徊するのを了承したり、命令に対して忠実に従ったりと、その振る舞いはどちらかと言えば「給仕」に近い。

最終更新:2014年05月11日 22:41