ゾルーク東条 > 仮面ライダールパン

「この勝負に悔いなし!泊進ノ介、君にお返ししよう。仮面ライダーの名を…」

【名前】 ゾルーク東条/仮面ライダールパン
【読み方】 ぞるーくとうじょう/かめんらいだーるぱん
【声】 綾部祐二
【登場作品】 仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
【分類】 怪盗/強化型ロイミュード/仮面ライダー
【変身アイテム】 ルパンガンナー
ルパンブレードバイラルコア
【特色/力】 重加速
【モチーフ】 怪盗ルパン?

【詳細】

「アルティメットルパン」を自称する伝説の怪盗。
白いシルクハットにスーツ、そして黒いマントを羽織ったマジシャンを思わせる姿が特徴。
ゾルーク東条という名前が本名か偽名かは不明。

久留間市に出没する怪盗であり、劇場版では若い男性の姿をしているが実際はかなりの老齢である。
その正体はかつてベルトさんが開発したとある存在が関与していた。

老齢故に既に泥棒稼業からは引退していたが、ロイミュードに対抗する「仮面ライダードライブ」の噂を聞きつけ彼に嫉妬を覚える。
そして独自にドライブとロイミュードに関して調べ上げ、そのルーツを探る際にとある古城に封印されていたサイバロイドZZZのボディを発見。
老いてなお漲るその精神エネルギーによりZZZの機動に成功し、自身の魂をインストールすることで新たな肉体を得た。

前述の若い姿は彼の青年時代の容姿をロイミュードの擬態能力で再現したものであり、ロイミュードとして重加速を引き起こす能力を持つ。
またロイミュードに関するデータを集める際に、魔進チェイサーの持つブレイクガンナーとバイラルコアのデータを盗用し、ルパンガンナールパンブレードバイラルコアを作成。
それらを用いて「仮面ライダールパン」を名乗り活動を再開する。

ロイミュードのボディを手に入れたことで不老不死の肉体を獲得し、続いて「名誉」を得るためドライブの持つ仮面ライダーの称号を奪おうとする。
ルパンとしての戦闘力は凄まじく、初戦ではドライブを完敗させドライブドライバーに攻撃を加え大きなダメージを与え起動不能にしてしまった。

そして入手した仮面ライダーの称号を使い怪盗を再開。
もともと彼は名前の由来となったある怪盗と同じく変装術に優れ、仕事の前には予告状を送りつけるなど茶目っ気のある怪盗として有名だった。
また 『悪人からしか盗まない』『殺人は決してしない』という義賊として名を馳せた紳士的な人物だったのだが、ZZZのボディを得た影響で本人に自覚のないまま精神が暴走し、目的には手段を選ばぬ非道な正確に成り下がってしまっていた。
前述のドライブドライバーの破壊に関しても元々は進ノ介を殺害しようとしたのをベルトさんが庇ったためであり、2度めの対決ではスベリオリタワーに集まっている一般人の命と別の所に捕えてある詩島霧子の命を天秤に掛けさせる等本来の人格からはかけ離れた卑劣な行動を見せていた。

実は物語開始直後から霧子の姿に変装し特状課に潜入しており、重加速に対抗する装備のことを知って真っ先に無力化するなど水面下で自分に有利な状況を作り上げていた。
だが霧子が「笑う」という行為を進ノ介の前で行ったことで違和感を覚えられその正体を暴かれてしまう。

そして復活したベルトさんと進ノ介が「仮面ライダードライブ」に変身すると決戦を挑み、コピーしたバイラルコアからコアのないロイミュードのコピー体を創りだすも、
突如割り込んできたチェイサーがコピーロイミュード達を撃破し、自身もドライブの猛攻に押されマックスフレアタイヤを装備したドライブのスピードロップにより敗北。
潔く負けを認め、仮面ライダーの称号を返上した後コアのみ、つまり精神体のみで逃走した。

そしてどこからか見つけていたバットバイラルコアの中に入り込んで存命しており、地球を襲った驚異を退けた後ドライブピットに集まっていた進ノ介らの前に現れ、再度彼らに挑むことを予告し去っていった。






その後も進ノ介に挑戦を続けており、ミニカーを盗んだり霧子からもらったひとやすミルクを盗んだりと小さな窃盗を重ねており、
そのことを聞いた剛達からも呆れられていた。

暫くの間挑戦は途絶えていたが、進ノ介は久々に来た挑戦状に従い向かった美術館で破壊活動を行い、刀を盗むルパンを目撃。
しかしそのルパンが「仮面ライダー」と名乗ったことで偽物であると見抜き正体を暴かれる。
実は東条はロイミュード100に敗れルパンガンナーを奪われており、100はそれを使ってルパンになりすましていた。
ドライブの攻撃でルパンガンナーを取り返し、ドライブとの連携で100を撃破。だがすべてが終わった時、ルパンガンナーだけが残り、東条の姿はどこにもなかった。

100に敗れた時、実はコアに致命傷を受けており、先が長くないと悟った彼は挑戦状を進ノ介に送ることで自分の汚名消そうとし、事の真実と挑戦を受けてくれた進ノ介への礼を紙に書き残し、
人知れず真夜中のビルの屋上でコアごと消滅していった。

【余談】

怪盗としての知名度はそれなりにあったようで、追田現八郎もその名前等は知っていたほど。
ゾルーク東条という名前が偽名か本名かは不明。「アルティメットルパン」を名乗って活動していたようなので、本名だったりするのだろうか。

最終更新:2023年09月22日 23:11